- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101225371
作品紹介・あらすじ
人間はどこから来て、どこへ行くのか――。誰もが知りたい究極の問いへの答えを探すため、たけしが最先端の科学者たちと語り合った。ヒトはいかにしてサルから進化した? 人工知能やアンドロイドに乗っ取られる未来はやってくる? 脳の複雑すぎるシステム、言葉と人との深い関係……。すべての謎は、ニンゲンから生まれていた! 自分がもっと見えてくる刺激的サイエンストーク、人間編。
感想・レビュー・書評
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自分のことは自分では分からない、とはよく言われることですが、研究がこれだけ進んでも、まだ分からないと分かっていることがこんなにあるのですね。「人間とは何か?」人類の起源から未来、宇宙との繋がり、この果てしない課題に取り組み続ける科学者の皆さまに感謝と敬意を捧げます。研究予算が増えますように!
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いろんな研究があるんだなぁ。
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各界の第一人者との対談集。人間についての研究で、初めて知る話も多くおもしろかった。このような人たちに共通するのは、子どもの頃の興味をずっと持ち続けていることだった。2017.7.21
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AIや脳、睡眠などを研究している11人の研究者とビートたけしの対談。
AIで人間が普通にやっていることをできるようにすることは難しいということが、目から鱗だった。
人間は場の雰囲気やぶんか、慣習から予測することでやってはいけないことを把握するが、機械で再現するとなると、条件設定が馬鹿にならないという。
AIは今回で何度目かの流行という。前回は30年前。
「知の逆転」でも同じことを言っていた。30年前から何も進歩していないと。本と本がつながった気がする。
AIも、人類の進化も言葉の成り立ちも、突き詰めれば「人間」とは何なのか?に行きつくのだと感じた。 -
最後は人という生き物について多角的に掘り下げる.先端研究が(そしてそれを語る一級の研究者たちが)一堂に提示されることの貴重さに震える.
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脳の話(池谷裕二)も睡眠(三島和夫)のことも、アンドロイド(石黒浩)だって、ことばの起こり(岡ノ谷一夫)にしたって、皮膚(傳田光洋)の話も、体内時計(上田泰己)もみんなみんな面白かった。けれど、最後の西江雅之さんの登場ですべてふっとんだ。名前は知っていたけれど、本を読んだこともなく、どういう人物か分からなかった。いやあ、ぶったまげた。こんな人がいたとは。子どものころから虫や小動物を捕まえては食べていたというのだから、こういう人がいるのですね。そりゃ、アフリカ行くにしても、南米に行くにしても、荷物もほとんどなしで、着替えなんてなしで、平気なんだ。風呂なんて入らなくったって、死にゃしない。ちょっと見習いたいけど無理だなあ。あいさつで息子の息子を握るとか、まあ、面白話題が満載です。
著者プロフィール
ビートたけしの作品





