やわらかな心をもつ ぼくたちふたりの運・鈍・根 (新潮文庫 お-14-4)
- 新潮社 (1984年1月1日発売)
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感想 : 24件
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Amazon.co.jp ・本 (350ページ) / ISBN・EAN: 9784101228044
みんなの感想まとめ
異業種の音楽家と数学者による対談集は、意外性を持ちながらも、心温まる会話が繰り広げられています。二人は以前からの知り合いであり、リラックスした雰囲気の中でお互いの専門分野について語り合う様子が印象的で...
感想・レビュー・書評
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音楽家と数学者という異業種の対談集。
異色の組み合わせなのだが、お二人は以前からのお知り合いで、随分砕けたタイトル通りのやわらかい心でやわらかいお話が展開する。
物事に取り組む姿勢の話があり、それぞれの分野の第一人者であるお二人の言葉には説得力がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホホホ座で出会って旅行中に一気読みした。小澤さんと広中さん、どちらも天才であることに間違いはないけれど、でも確かに人間なのだということがよくわかった。彼らにも苦手なことはあるし、一つ一つ考えて選択しながら人生を歩んでこられたのだし、そして何より努力をされてきた。目先の利や快楽についついとらわれがちな自分の人生、お二人が言うように、もっと集中力を持って生きていきたいと強く思った。
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2019/04/29 読み終わった。
音楽を生業にしている小澤征爾と、数学を生業にしている広中平祐の対談。2人とも、楽しそうに話す。道は違っても、プロフェッショナルとして生きるものどうし。 -
クラシックとは完全に疎遠な関係ながら、家にあるクラシック関連の本を時間のある時に最近読んどりますが、この本が一番凡庸かも。
全くよく分からない世界の話が展開するでもなく、目から鱗の話が多々ある訳でもなく、ある意味ありきたりの話が延々と展開する。これは結局コーディネーターの問題ではないかなぁ。何かやりようが他にあったんでは?
ちょっと厳しい★付けかもしれませんけれども致し方なしとご容赦をば。 -
偉大な指揮者と数学者の対談。
それぞれの世界で名をあげられていらっしゃる方は、自分自身の空間を持たれていて、とても素敵だなあと感じた。意識には無いものだろうと思うが、他者との関係においても、その間のとり方、持ち方が最高で、それ故にお互い引き合うものがあるのかもしれないと感じた。
読んでいてとても楽しい気分になり、思わずニマニマしてしまう本だった。 -
(1992.05.16読了)(1984.11.13購入)
ぼくたちふたりの運・鈍・根
内容紹介 amazon
我々に最も必要なのはナイーブな精神とオリジナリティ、即ち〈やわらかな心〉だ。芸術・学問から教育問題まで率直自由に語り合う。
☆関連図書(既読)
「音楽」小澤征爾・武満徹著、新潮文庫、1984.05.25
「やわらかな兄 征爾」小澤幹雄著、芸術現代社、1985.12.20 -
天才二人の対談。
言ってることがわりと保守的だったりするのが意外。もっと若いときに読んでいたら良かったかも。 -
展示期間終了後の配架場所は、1階 学士力支援図書コーナー 請求記号:914.6//O97
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クラシック界の巨匠・小澤征爾氏と、フィールズ賞を受賞した広中平祐氏による対談が収められている。両者は、お互いに大成するずっと前からの友人だったとのこと。本書のコーディネーターである萩元晴彦氏による対談状況の説明が、両者の対談を上手く盛り上げている。個人的には、広中氏の師匠であるザリスキー氏についてのエピソードが一番面白かった。『Is your resolution still a theorem?』とは、なかなか深くてウィットに富んだ発言である。
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20年ぶり以上に再読。
世間話をしているようで、話が深まっていかないのがもどかしい。もう少し数学の話も聞きたかったが、良い聞き手が不在。 -
クラシックファンなわけでも、数学に明るいわけでも何でもなくて、単純に天才と言われる両名がどんな会話を話していたのか興味があり、手に取った。
二人とも、各分野で世界的に成功を収めながら、とても謙虚に「自らの仕事」を全うしたいと願いっているのが好ましく、楽しく読み進めることができた。
「専門職能」の中での自分のスキルが、どうして世界に認められることになったか、その小沢氏の軽やかな口調の中に、自分の中での厳しい規範をもうけていることが知れるにつけ、ゆえに天才と言われるのだろうなあ、と感心していた。
「ジェラシーを殺す」「頭へ充電」なんて、誰でもできることだけど、なかなか成功しないことだしね。
広中氏の方は、とても親近感がわくスタイル。「TVを観ながらぼーっと公式を考えている...」なんて、「大根を切り刻みながらぼーっとアイデアを練っている」とそのまま置換できるじゃないか。
そんな自分を努力型だと称していたけれど、その悶々とした思考の後に、カタストロフィーから生まれる新しいかんがえ、があることを信じる姿勢は素晴らしい。
よいエピソード発見。
アインシュタインが、老年になっても数学の研究を続けたのは有名な話。最後の最後まで、後進の物理学者に論争をもちかけ、完敗するまでなかなか譲らなかった。しかしながら、その論争に触発されて、新しい理論を生んだという事例もあるらしい。
よい勉強になりました。 -
自然体で二人が語る内容が、なかなか含蓄あり。特に、教育というより学ぶ姿勢に感銘した。
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100422(c 100524)
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古本屋でずいぶん前に買って
最近やっと読みました。対談形式が読みやすくもあり
会話がループしてるところもあり。
お二人の若い頃がうらやましく思える一冊でした。 -
世界で活躍する指揮者・小沢征爾と、親友で数学者の広中平祐が語る、海外生活、ドラマ、師匠、音楽と数学。
問。でおくれたとき、くるしむときに生まれた嫉妬心はどうするか。
ころすしかない。
問。天才と勉強家のちがいとは。
やるだけやったら、あっさり手放す。
問。先入観がもたらす人間の考え方とはなにか。
別の方法がみえなくなる。
問。その瞬間に正確に出さなきゃいけない、なすべきことをなす技術とものごととは。
それはどんな職種でも人でもパッとつかまなきゃいけない。
音や数字や人との付き合いから、家族と国とそれぞれにちがっているもののおもしろさを残す対談集。
ふたりのインタビューをしっかりささえ、ときにうまく回すプロデューサー氏の手腕がすごい。
このころの日本は70年代。学校で教えている詰め込み方式、大学に合格するまでがすべての競争方法に警鐘が鳴らされている。
中高一貫とかいっている場合じゃない。 -
対話形式。読んでみると意外におもしろいことが書いてあって読みやすかった。ただ、対話形式のため、大事なところが散りばめられていてわかりにくいのが難点でした。
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いい時代に生まれたんだなと、少しうらやましくなる本。
小澤征爾さんと広中さんの対談ですが、耳朶以外まであればなかなか実現しそうにない内容になっています。
それだけ空気が悪くなったのでしょうか? -
凄い2人の意外な話。読みやすいけど、深くて良い内容。
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数学者と音楽家の組み合わせ、しかも分野は違えど世界トップレベルのふたりによる対談集に興味を惹かれて読みました。こういう本は好きです。背中をちょっと押されるような、やる気が喚起されます。
この本が好きな人におすすめの本
小澤征爾の作品
