石に泳ぐ魚 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 184
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101229300

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり柳美里は苦手だぁ、
    また最後まで読めませんでした…

  • 2005年。作品は私小説が多く、無頼派の系譜を継ぐ作家とも評される。実在の私人をモデルにすることも多いため、作品はプライバシーにふれるとしてしばしば問題になる。デビュー小説『石に泳ぐ魚』は、実在の韓国人女性をモデルにしたことにより、訴訟問題に発展し、最高裁で出版差し止め判決がでた。一部の図書館ではこの判決を受けて、同書及び同じ文章を掲載した文芸誌『新潮』の該当部分を閲覧禁止にしている。

  • 非常に好みが分かれそう。私には主題が読み取れなかったし,肌に合わなかった本でした。

  • 再読。この本は戦後初出版差し止めになった大変意味ある作品です。是非、裁判記録を読んでから読んでみることをおすすめする。原告者の悲しみがよくわかる。原書のすさまじいほどの迫力はいかなるものであったか、裁判記録で予想できる。書き直したのはそれはそれで残念。いずれにしてもすごい才能の人。

  • 「改訂版」。もちろん描写が削られているからだけど、顔云々より、「在日」の重さがある。先に読んだ『少年倶楽部』しかり、その世界が、というかそんな遠い言葉じゃなく、「世間」が、すぐそこにあることに気づかず暮らしてきたものだから…。
    高校の同級生に、韓国から帰化した子がいた。だいたいが無知で恐縮ですが、なんで「帰」化なの? とにかく、そのことは自己紹介の「出身は北海道です」くらいなものと扱っていたけど、どうなのよ、わざわざ大きく扱うのも変なのでしょう?

  • 日本で初の出版前に出版禁止処分になった小説。
    『石に泳ぐ魚』
    この本は改訂版だが図書館で見つけたときは驚いた。

    在日韓国人である主人公が韓国の地を訪れ里花と出会う。彼女は顔に障害をかかえていた。

    話自体は里花の話がメインではなく家族や恋 友情に及び全体として不条理な世の中を生き抜く姿を描いた作品である。
    話も難しいが裁判も難しい
    柳美里に悪意がないことは読めば明らかなわけで小説家が実体験からかくのも当然なのだから。

    何よりこれがデビュー作という柳美里の才能に驚いた

    歴史的裁判の作品
    一度は読んでみることをお勧めします

  •  1994年に発表されたが作中人物モデルから訴えられ、裁判は8年に及び最高裁判決で出版差止めを受けた。2002年、改訂版は法的に争いはなく新潮社より出版された。戦後日本で文芸作品としてはじめて出版の事前差止めが認められた本である。そういう意味ではとても有名な本なのではないだろうか、差止められた本は読むことは出来ないのが改訂版でも何かしら陰鬱な感じは伝わる。悪意はないにしても作中モデルの個人を特定できてしまうところが問題なのだろう。

  • 1994年に雑誌「新潮」に発表された作者の初の小説。モデルとなった女性から訴えを受けて裁判となり、オリジナル版は出版差し止めとなった(その後出版されたのは改訂版)。文庫の腰巻には“言葉は葬られた。しかし、精神はここに生き続ける。”と記されていて、とても印象的だ。
    “困難に満ちた生をいかに生き抜くか”を、劇作家梁秀香を主人公として描く。大筋にしろ細部にしろ、すべてが作者のその後の作品に通じているという点で、押えておくべき一冊かな、と思うが、何しろ困難に満ち溢れすぎていて読むのがつらかった。

  • 文章がカチカチしてて意味がぜんぜんわからない。
    再読必須!と思った。

  • 柳美里さんの作品は初めて。私の恋愛遍歴もまだまだだなと。作品自体はプライバシー権やら何やらで有名だったのに中身は知らず、読んであまりにもぶっとんでいて驚いた(悪い意味でなく)。ひとつの世界でみんなが生きているもの。いろいろあるのは当たり前だ。なんか、いろんなエッセンスがやりっぱなされている感が否めないのは私だけ?放置プレイが狙いなのかしら。人は、意図しない方向に流れていく訳ですね〜。

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