噂 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5434
レビュー : 905
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101230320

作品紹介・あらすじ

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すために口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだったが…。

    「衝撃のラスト1行…」、帯の言葉にすぐのせられちゃう私は毎日ドキドキ読書をしていた。そして今日ついに最後の1行に…。
    『十角館の殺人』の1行が絶叫の「ええええええぇ」ならば、『噂』の1行は絶句の「えぇっ…」。この1行がある事で考えさせられる作品になった。

    古き良き刑事さん、都市伝説(噂)を模倣した足首のない少女連続殺人事件、狂った犯人と動機、ラスト1行がなくてもこの作品は読み応えがあったと思う。
    名島が作った噂伝播地図がとても興味深かった。
    殺人も怖いが人の心を動かす噂もとても怖いと思った作品。

    • けいたんさん
      うさちゃん♪

      こんばんは(^-^)/
      コメントありがとう。調子はどうですか?

      そして、うさちゃんこの本読んでいるんだね!
      ...
      うさちゃん♪

      こんばんは(^-^)/
      コメントありがとう。調子はどうですか?

      そして、うさちゃんこの本読んでいるんだね!
      感想書いてるのかな。
      あとでお邪魔してこよう。

      そうそう、「゛」をつけたくなる!
      うまいね〜(*≧艸≦)
      うさちゃんは単行本だったんだ。
      文庫本で少し書き換えられたと、あとがきに書いていたよ。
      どのように変わったのか気になるなぁ。

      「十角館の殺人」ね、うさちゃんも気に入ってくれるといいな。
      2016/10/08
    • 杜のうさこさん
      けいちゃん、こんばんは~♪

      いつも気にかけてくれてありがとう~。
      あいかわらず優しいね。うれしいです!
      季節の変わり目は、みんな大...
      けいちゃん、こんばんは~♪

      いつも気にかけてくれてありがとう~。
      あいかわらず優しいね。うれしいです!
      季節の変わり目は、みんな大変だものね。
      お互い大事にしないとね。

      この本、感想無かったでしょう?。
      B・B(ブクログ以前)なの。
      うふふ、角田光代さんのまねっこです。

      文庫化で少し書き換え?私も気になるわ。
      あの一行であわてて読み直したから、もっとわかりやすくなってるのかな?
      でも、私の場合、作者さんの罠にひっかかるのが信条だから同じかな?(笑)

      『十角館の殺人』楽しみに待ってて!
      見事に引っかかって見せるから!(笑)
      2016/10/09
    • けいたんさん
      うさちゃんへ♪

      季節の変わり目って本当に大変だよね。
      歳をとるごとに大変になるわ。
      私もちょっと前に久しぶりに熱なんか出したりして...
      うさちゃんへ♪

      季節の変わり目って本当に大変だよね。
      歳をとるごとに大変になるわ。
      私もちょっと前に久しぶりに熱なんか出したりしてビックリしたよ。
      お互い気をつけようね(^o^)v

      うん、感想なかった〜(*≧艸≦) 残念なり。

      単行本では少しわかりづらい人もいたらしいよ。
      それで少し書き換えたって。
      何のことやらよくわからないし、何がネタバレになるかわからないからあまり書けないけどね。気になります。

      うん、作者さんに思いっきり騙されたいよね(笑)

      十角館の殺人も見事に引っかかってほしいなぁ。
      気持ちよく「ええええ」っと。
      2016/10/10
  • 登場人物が少ないから犯人は早々に予想できたけど、最後の1行でびっくりしすぎて時間が止まった。思わずちょっと戻って読み返してしまったほど。事件が解決して良いコンビがのほほんとしてただけに衝撃で怖くなった。
    衝撃の1行で有名らしいけど、『イニシエーションラブ』なんかと一緒にしないで欲しい。『十角館の殺人』くらいの衝撃があったぞ。

  • クチコミを利用した戦略で売り出した商品。
    そのネガティブなクチコミが本当になるという話。

    クチコミが商品の売上や企業の存続を左右する時代だからこそ、おもしろい。
    そして、普通のミステリーなら犯人がわかって終わるところ、最後の1行で「え!?」と思わせるこのお話。
    最後の1行を読んで、え、これって・・・って思い返すのが怖いし思ってもみなかった結末でおもしろかった。

    • 円軌道の外さん

      コレは自分も読んだけど、
      最後の最後の一行で
      震えるほどの衝撃を受けたのを覚えてます(汗)(≧∇≦)


      口コミで噂が広がる...

      コレは自分も読んだけど、
      最後の最後の一行で
      震えるほどの衝撃を受けたのを覚えてます(汗)(≧∇≦)


      口コミで噂が広がる仕組みも勉強になったし、
      それを販売戦略として
      実際に生かしている会社って
      ホンマにあるんやろうなぁ〜って
      少しコワくもありました(^_^;)
      (知らず知らずに利用されてるのかなって)

      2012/05/08
  • レインマンの動機がいまいち納得できなかったし、
    たまたま先の犯行と作られた噂が合致するのは
    そんなんある?って思ったけど、最後の展開でゆるす。

    • やめぴさん
      突然すみません……
      噂を作った人が犯行に及んだのでは無かったでしたっけ?
      違ったらすみませんペコリ(.. )♡
      最後の展開私も大好きです...
      突然すみません……
      噂を作った人が犯行に及んだのでは無かったでしたっけ?
      違ったらすみませんペコリ(.. )♡
      最後の展開私も大好きです(୨୧ᵕ̤ᴗᵕ̤)
      2019/10/19
  • 昔買ったまま積読だったので、帯はなかったのですが、
    本当にラスト1行は…

    その1行で星増えました。
    読み直したら23cmだし…

    でも、杖村の額にRはあったのかなぁ?

  • 物語的に犯人はアイツだろうなぁ〜
    いやいや、まさかアイツか!っていう展開だろうから多分アイツだな…
    んー、その裏を読んでのアイツなのか?
    あー!やっぱりアイツだったじゃん!
    最後の一行 ええ…???

  • 序盤は少し退屈な感じでしたが、中盤以降はスピード感もありサクサクと読めました。

    個人的には終盤の犯人がわかってから追い詰めていく部分はあまり楽しくなかったですが、終わり方の描写は好きでした。

    小暮と名島のコンビも良かったです。が、最後の付き合ってる?みたいな描写はなくてもよかったかも…?


    でもどうせなら最後の「きもさぶ」に含みを持たせて全て菜摘たちの犯行であって欲しかったかも

  • 途中中だるみしたけど、最後の一行は確かに背筋がゾクっとする感じ。
    人の口コミほど怖いものはないなぁと思った。
    実際に当たり前のように信じてる口コミや都市伝説も操作されているものだとしたら恐ろしい。
    普段疑うことのない日常に焦点を当てた面白い内容でした。

    今まで避けてたのもったいなかったかも。

    • e5532さん
      rvmlyさん。
      明けましておめでとうございます。
      今年も読書の良き道しるべをお願いします。

      読んだことの無い作品でしたが、グッとくる感想...
      rvmlyさん。
      明けましておめでとうございます。
      今年も読書の良き道しるべをお願いします。

      読んだことの無い作品でしたが、グッとくる感想だったのでコメントさせてくださいー。

      ついつい昔から解決されない問題や、過去のあやまちなどに焦点を当ててしまいがちですが、今を知るって事も大事なのかなぁ?
      なんて思わせて頂きました!

      今年も素敵な本にたくさん出会いましょう!
      2019/01/05
  • まさに「噂」になっていたので(ネットで)読んでみることにした。

    古い作品なので、少し時代を感じるところはありましたが、「噂」のあるある感が出ていて、面白かったです。


    「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すための販売戦略だったのだが・・・。

    犯人も、「ラスト一行の衝撃・・・」も、なんとなく想像できてしまったので、それほどの衝撃はなかったのですが、あ、でも衝撃の一行のあとは、再読したくなるよね。「ん?」「んん!?」って感じで(・_・;)

    私的には、犯人のフェチ加減が気持ち悪くて、現実世界でも犯罪や殺人がどうしてなかなか解明できないのかという理由が見えるというか、そういうところに恐怖を感じました。
    だって犯人の気持ちがちっともわからない((;'∀')

    刑事のコンビがとてもよかったので、シリーズ化してほしいなって思ったんだけどなぁ。。。

    やっぱり「噂」って怖いですよね・・・。

  • 数時間集中して1冊ミステリー読みたいって人におすすめだと思います!

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著者プロフィール

1956年埼玉県生まれ。広告制作会社勤務を経て、コピーライターとして独立。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞、16年『海の見える理髪店』で直木賞を受賞。『砂の王国』『花のさくら通り』『ストロベリーライフ』『海馬の尻尾』『極小農園日記』など著作多数。

「2018年 『それでも空は青い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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