- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101233413
作品紹介・あらすじ
「四国を入れ換える」とは、いったいどういうことなのか??Let's錯覚!とは?田中一郎って??-意表を衝く発想を独特のタッチで長閑に描く、マンガの枠に載せた新しい笑いの実験本。「ミニ象」や「忍者ちび丸」でほのぼのさせたかと思いきや、錯視図形・電気回路で急転ハッとさせる、破天荒かつインタレストな、油断のならないショート・コミック集。
感想・レビュー・書評
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一つ一つ、着眼点が面白すぎる。
階段のデンキの秘密とか。三角形の内角の和が180度とか。空飛ぶじゅうたんとか。ミニ象は鉄板。
忘れた頃にまた読んで面白がりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな考え、尺度、人それぞれだけど、
どうせだったらおもしろくってオリジナリティのある尺度を持ちたい。
佐藤さんのやわらかい感性に脱帽です。 -
佐藤さん2冊目。
「なんてお堅いタイトルなのかしら!」と思わせ、その実マンガ。佐藤さん独特のゆるっとした絵とお話。
だからといって、ただのゆる~いマンガなのか、というとそういうわけでもなく。
ほっこり和みつつ考えつつ、就寝前にちょうどいい一冊だと思います。 -
全編マンガーだったのですね。
知らなんだ。
なんか馴染みのある絵だと思ったら、これ某教育テレビで良く見るヤツだ。
良いじゃないかー。
ミニぞうがヒット。 -
こどもたちも喜んで読んでいた。10歳の娘はミニ象がお気に入り。
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くすっと笑えるゆるゆる漫画集。
佐藤さんらしい、美学を感じる。
ミニ象が好きです。
(2012.08.15読了)-
「美学を感じる。」
NHKで放映されているユーフラテスの仕事「ピタゴラスイッチ」や「0655/2355」に、緩いけどハっとさせられる。これも...「美学を感じる。」
NHKで放映されているユーフラテスの仕事「ピタゴラスイッチ」や「0655/2355」に、緩いけどハっとさせられる。これも美学なんだろうなぁ、、、2013/01/24
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ほぼ日刊イトイ新聞の書評でプッシュされてたのと、題名に興味を惹かれたというのもあって図書館で借りて試しに読んでみました。
活字ものかと思いきやページを開いてみると何やらほのぼとした漫画の連続。
ほのぼのしてるし読んでて疲れないし気が付いたらどんどんページが進む進む!
でもこれがただのほのぼのした可愛い漫画ではなく発想の出発点や着地点が普通とは違う感じでほのぼのしつつも妙に「う~む!」と感心させられている自分に気が付きました。
ひとことで言うと、可愛いフリして実は凄い!
良い意味で期待を裏切られた感はあります。
この佐藤雅彦って人はいったい何者なんだ?と思ったらNHKの「ピタゴラスイッチ」やプレイステーション用ソフト「IQ」を手がけた自分らしい。
な、なるほど!
簡単に読めて満足感ありました。 -
この絵、なんか古の記憶が疼くぞ…と思ったら、だんご三兄弟だ~~~~!!!!!
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佐藤雅彦さんの可愛い漫画がぎっしりの楽しい本です。が、ほっこりするものばかりではありません。脱力したり、ブラックだったり、哲学的に考え込んでしまったり。文庫化の際にタイトルを変更されたそうですが、この本の只者でない感が出たいいタイトルだと私は思います。
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通信サービス事業者のコンテンツ「ねっとのおやつ」において2001年に配信されたアニメをもとに書籍化されたもので、約200ページにわたる、10コマ前後のマンガ作品群。
ゆるキャラやシュールという形容詞とはひと味違うハチャメチャのオンパレードで、擬人化された物品(一日ずつ賞味期限がずれている冷蔵庫のヨーグルトたちや納豆たちのおしゃべり、電池をケチケチする懐中電灯、テレビとリモコンの対決、ストップウォッチと砂時計の口論 等)などに、ハッと気付かされることマチガイナシ。
そして、ところどころに、本書の題名(詳細な地図あり)や錯視図形、強引な三角形の証明問題、意味不明な野球のスコアなどのネタの数々に苦笑・・・。
ココロやカラダが疲れてきたときに、お茶漬けのようにサラサラと食せば、ワサビのような風味を味わえること請け合いです。