六番目の小夜子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 12709
レビュー : 1488
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234137

感想・レビュー・書評

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  • 流石の世界観!どんどん入れ替わる学生だけでなく、ずっとそこにある学校に視点を置く感じが独特だなぁって、、
    空気感も素敵な作品!!

  • おもしろかった!!!
    学園祭で行われた1296名による「呼びかけ」スタイルの劇の下りはもうゾワゾワするくらいの臨場感。
    いやぁ、よかった。もう一度読もう。

  • 麦の海に沈む果実と同じくらいすき。小夜子みたいな人になりたかった。憧れ。

  • 久々の再読。「六番目の小夜子」といえばやっぱりNHKでドラマ化したのを思い出す。
    リアルタイムで見ていたのだけど、とっくに記憶があいまいでホラーな終わり方をしたことしか覚えていない。
    小学生だった当時、そして原作を初めて読んだ学生の時分と比べて、学校という特殊な空間へのいとおしさを感じるようになってしまったのは歳のせいだろうか。
    この作品をホラーととらえるのもおもしろいけれど、やはり「六番目の小夜子」は青春小説なのだと、改めて認識した。

  • 綾辻行人「Another」読了後、どうしても読みたくなり積んでいる本の山から探し出してきた。

    恩田作品はこれ以前に2、3冊読みかけては挫折していたので「小夜子」も長年積みっぱなしにしていた。
    「小夜子」も読めるか心配しつつ読み始めたら・・・すぐに夢中になっていた。

    印象に残るのはやはり劇の上演場面。
    異様な空気感にゾクゾクする。

    読み終わってしまえば確かに、伏線の回収ができていないところや文体のアラなどが気にならないといえば嘘になるけれど、それが勢いにもなっている気がする。
    きっとデビュー作というのはそういう勢いがあるものなのだなぁ。

    その勢いの良さと、初めて読みきれた恩田作品という個人的オマケ点をプラスして☆5つ。

  • 最初から最後まで緊張感のある内容で、どこまで読んでも先が気になってしまって一気読み。特に入りがよかった。とある高校の七不思議を1つのトランプゲームに例えたことで、一気に引き込まれた。
    津村沙代子の存在感の奇妙さや数々の謎めいた発言、謎解きを進める中で起こる心霊的な現象を考えると、最後のオチには少しモヤモヤ感が残ってしまうが、高校生の視点で考えると合点のいく内容かもしれない。
    高校生の心理を捉えるのが凄く上手で、高校生活のキラキラがすごく伝わってきた。ミステリーの中に青春を感じることもできて、最後まで楽しめた。

  • 中高生の頃、ドキドキしながら読んだ。六番目の小夜子という伝統が、謎めいていて、あこがれた。大好きな一冊。

  • 2018/2/13

  • 恩田陸さんデビュー作「六番目の小夜子」読了。高校に代々受け継がれる奇妙なゲーム。三年に一度「サヨコ」と呼ばれる生徒が選ばれるという。今年は「六番目のサヨコ」が誕生する年。そこに美しく謎めいた転校生がやってきた。友情と恋愛。限られた期間の学園生活で行われるゲームとは?そして「六番目のサヨコ」とは。。昔から好きな作品で再読しました。懐かしく、ちょっぴり怖い学園物のストーリーで面白かったです。「こんなゲームを御存知であろうか」と冒頭から引き込まれます。まだ、未読の方、学園小説が好きな人にオススメです。

  • ホラーとは少し違うようなよく分からない暗さとキラキラした青春時代が混ざり合った作品。この不思議な雰囲気が好きです。

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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