ライオンハート (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6195
レビュー : 773
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234151

感想・レビュー・書評

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  • 一途で盲目な恋模様という世界観は受け入れられたが、ちょっとシリアスすぎて感情移入ができなかった。 主人公のエドワードの人物像もよく言えばミステリアス、悪く言えばぼやけている。例えるなら神話時代の恋沙汰を描いた物語という印象。

  • 恩田陸さんの作品は「夜のピクニック」と「ネバーランド」の2作品を読んだきりだったが、恩田さんの直木賞受賞を機に、以前から気になっていた本作を読んでみました。
    過去に読んだ作品は青春小説だったけれど、本作品は時空を超えて魂が呼び合う恋愛小説。恩田さんの作品の幅広さに称賛です。
    また、それぞれの小編は絵画がモチーフになっていて、絵画好きの読者には楽しく読めると思います。(扉にその絵画がカラーで掲載されているのも嬉しい。)

    全体として面白かったけど、エリザベスとエドワードの原点と思われる(←間違ってるかな?)「天球のハーモニー」が、ちょっと難しくって混乱気味。

    登場年代、2人の関係性などをメモに取らないと正確に理解できないかも?とも思っています。もう一度、じっくり読んでみたいです。

    色々な時代に2人が登場しますが、「春」のエドワードとエリザベスが一番好きです。

    2人の間を行き交うハンカチに刺繍された”From E. to E. with love”が素敵。エリザベスもエドワードも共にイニシャルが”E”だから、どちらから会いに行っても良い仕組みがいいですね。

    余談ですが、…
    エリザベス女王に関する知識が全くないことに気づきました。本作品を理解する上でも、彼女についてちょっと勉強してみたいと思います。

    <補足>
    2017年開催の「ミュシャ展」に「イヴァンチッツェの思い出」の原画をもとにチェコで印刷されたポストカードが2点展示されていました。

  • 不思議な構成の恋愛物語。
    こんな構成を思い付くのはすごいと思ったし、題材はなかなかいいと思ったけれど、私には複雑で、途中わからなくなってしまった。
    作者の知識についていけず、追いてけぼりくったまま終わってしまった感じ。
    悪くはないんだけどね。

  • 再読。好きな本だった印象だったが、今回はなかなか読み進めることができなかった。ようやく読了。う~ん。
    カバーが素敵。
    追記)国立新美術館で開催されたミュシャ展に、本にでてくる「イヴァンチツェの思い出」が展示されていた。
    小さなカードサイズながら、とても愛らしく繊細でやわらかな印象。イヴァンチツェはミュシャの生まれ故郷で、左下のロゴはイヴァンチツェの紋章てのこと。

  • 輪廻転生しても、共鳴しあう二つの魂の邂逅の物語。わたしはミレーの「春」の話が好き。

  • 壮大過ぎて上手く消化できなかった印象。
    解説とあとがきを読むと幾つかの音楽、絵画、小説からインスピレーションを受けて書かれた作品のようですが、残念ながら知識の範囲外でした…

  • 2016.05.25

  • from E to E.
    混ざり合う時間と空間。時を経て、場所が変わっても続く思い。名画になぞらえた章立ても秀逸。

  • 157

    2016年では34冊

  • これはラストがすっごくよい!

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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