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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784101234168
感想・レビュー・書評
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読んだものや、これから読もうと思っていたもの、知らなかったもの、沢山のお話があり楽しい時間でした。
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『夜のピクニック』の、のほほんとした青春ストーリーにハマり、その前段『ピクニックの準備』も含んだ短編集なので買ったら、めちゃ裏切られた〜!
他の短編が凄すぎてピクニック霞む笑
どれも書き手が違うのか?くらい振り切れているし、後味が、、ね、、(その後を謎に包んで終わるスタイル) -
短編集。
私はやっぱり長編の小説が好きなんだと再確認した。
独特の恩田ワールドにせっかくだから長い間浸りたい。 -
初、恩田陸。
短編集を読む時、満足を得られるかどうかの方針は、収録されている短編の半数以上に満足すれば満足、という場合もあるし、ほとんどがお眼鏡にかなわなくともある突出した一編があることで満足、終わりよければ全て満足、勿論、どれをとっても満足、ということもあるだろう。
今回でいうと、収録された作品のほとんどが複雑怪奇で説明不足の感を否めない。なんじゃこりゃって感じだったのが正直なところ。しかしながら、あとがきまで読むとそれが覆される。各作品、書き下ろしのものは別としてそれぞれに原案や原作、恩田作品の前日譚、といった役割があった。つまり、この短編集のほとんどが導入であり下地なのだということ。
そして、解説にて「初めて恩田陸を読んだ読者に向けて」の解説があったが、そこで更に合点がいった。つまり「これは始まりに過ぎない」のであって、ここで判断するのは時期尚早ということみたいだ。
と、いった前提を踏まえた上でこの一冊に関して感じることとすれば、それでもよくわからぬ、難しいということだ。それぞれの原点にあたればよりよく理解できるのだろう。恩田作品初の自分にとって考えついたのは掴みどころがないなという所感。どの作品も登場人物も世界観も時代も場所も違うので、一体何を読んでいるのかわからぬといったところ。
とりあえず短編集もう一冊買ってあるので、時期を隔てて取り組むこととする。 -
『夜のピクニック』の前日譚『ピクニックの準備』をはじめ 全10話からなる物語は、本編からスピンオフしたもの、唐突に始まる語り口から前段の物語が存在し、さらに続編が予想されるものなど、ホラ-、ミステリ-、SFの世界に読者のイマジネーションを奮い起こさせる<恩田陸ワ-ルド>の短編集。 お気に入りは『茶色の小壜』『ある映画の記憶』『国境の南』『ノスタルジア』など、続編へのイメ-ジが膨らむ作品。
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睡蓮とピクニックの準備はどちらも先に読んでいたのでまた図書室の海で出会えて良かったです。
オデュッセイアは読み始めてすぐにこれってハウルの動く城みたい?って思いました。恩田さんは多種多様な引き出しを持っていて毎回ドキドキしたりゾワッとしたり楽しませてくれますね。
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短編が10篇。どれもページ数が短くサクサク読める。
小夜子の番外編が目当てだったけれど、他の作品も楽しめた。
恩田作品はわたしには合う合わないの差がすごくあって、学園モノ以外はあまり合わない方だけど、この本の10篇はどれも面白い。
年代記を凝縮したという「オデュッセイア」。
SFというよりファンタジー風味で好きです。
ヴィジュアル的にはどうしても某動く城を思い浮かべてしまうけれど(苦笑)
あとは、「夜のピクニック」の前日譚。うまく本編へ煽ってくれた感じ。
もちろん、このあと「夜のピクニック」を読む予定。 -
本の名前に引っ張られてか、学生の時の図書室で本をつまみ読みしてる気分になった。物によっては映画の予告のような気分になるものもあった。
短編の中でここまで、物語をイメージし読み手の中で想像を膨らませていくことができるのは面白いなと感じた。
個人的な感想だが、恩田陸の自分の中で想像を膨らませていく感覚を短編でも味わえたことが嬉しかった。 -
「夜のピクニック」の予告編「ピクニックの準備」、
「六番目の小夜子」の番外編「図書室の海」ほか、代表的な恩田作品の別編がまとめられた短編集。
ホラーな雰囲気満載の一冊。
けれど基本はミステリーだから、私でも読めるくらいのホラー度合い。知っている登場人物たちに会えて、なんだか懐かしかった。「夜のピクニック」、買いたくなってしまった。 -
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なんとなく もわっとして…確かに恩田ワールドな短編でした。六番目の小夜子や夜のピクニックとリンクしてる所もなんか?良かった。
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私が初めて読んだ恩田作品。短編集で他の作品の番外編みたいな話も入っているので、本編を読んでから改めて再読したい。
…と思いつつも、多くの恩田作品を読んだ今になってもまだ再読できていなかったりする。 -
『ノスタルジア』では、しっかり涙が溢れました。
僕にとって“懐かしさ”とは。読み終えた今日は10月19日で、僕の中で10月といえば、かつてはハゼ釣りの時期だった。以前は…震災の前は、毎年この季節になると、お気に入りだった漁港で釣り糸を垂れたものです。秋雨前線が解消して、いわゆる秋晴れの、端切れのような雲が並んだ空を見上げては、当時の空気感が、まさしく昨日のことのように思い出されるものの、お気に入りだった漁港の岸壁が、震災以降は釣り禁止になってしまったことが惜しくて惜しくてたまらない。当時とは何もかも変わってしまったけれど“懐かしい”と思うことができる何事かが、今でも僕の中に残っている、確かに、あのとき体験した空気感が実際に存在していたという事実が。僕自身が、自ら体験したことは、時の作用で“懐かしさ”に変化した。体験しなければ、その事実が存在していなかったら“懐かしさ”は生まれない。その事実の存在が、すでに消えてしまっていても、むしろ消えてしまっているからこその“懐かしさ”とは、つまりそういうことなのだなあ、と思い至ることができた。
恩田陸さんの物語としては、硬質な印象の一冊だった。すべての短編に読者としての手ごたえを感じた。 -
再読。『ピクニックの準備』を読み直したくて、改めて図書館で借りてきた。結局、全作読んだ。『夜のピクニック』や『蜜蜂と遠雷』を読んだ後で忘れていたけど、恩田陸さんの作品は不思議な世界観があることを思い出したよ。ホラー系は得意じゃないから敬遠していた作品も挑戦してみようかな?あとがき読んで、恩田陸さんが不動産屋に勤めていたことを知った。最初から小説家!という人は少ないんだろうね!
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あとがきを先に読むと、他の作品のルールを知ることができるので、ファンは楽しめるのでは。
未完成的なところが、他の作品で楽しめる気がします。 -
ゾクッとするの、あまり得意ではない。カラダとココロが縮こまるから。得体が知れないものとか、あとは読み手が勝手に想像して!みたいのは怖い余韻が残っちゃうんだよな。そのなかで「オデュッセイア」は安心して読めた。「ハウルの動く城」のもっともっと大きな規模だけど。あとは、「図書館の海」だ。サヨコの話が出てきたときはドキドキしたけど、そっちに展開していかなかったからよかった。
恩田陸を知ったのは、「夜のピクニック」だ。青春ものだとばかり思って読んだら結構、重かった。ちょっと闇のある物語が得意なのかな。オイラはちょっと苦手だけど。 -
どれも続きが読みたくなるような短編集。
実際に長編になっており「イサオ・オサリヴァンを捜して」の本編?「夜の底は柔らかな幻」と「ピクニックの準備」の本編の「夜のピクニック」は読んでみたいものだ -
2014年、読みおさめの一冊(笑)
有名なタイトルなので、手に取らなくてはと思いながらも先延ばしにしてしまった。
『夜のピクニック』•『六番目の小夜子』(こちらはまだ未読、いつになるやら)を読んだ人はきっと嬉しい短編集。
個人的には「睡蓮」が好き。
桜の木の下には死体が埋まっているといったのは梶井基次郎だったか。睡蓮もそうだという。
女の子の美に対する嗅覚の鋭さにはドキっとするときがある。劣等感と、嫉妬心。
そういうものの描き方が上手いな、と感じた。
いろんなテイストの話が織り混ざっていて、楽しく(時にはぞくっと)読み終えられた。 -
語りすぎない恩田陸さんの作品。
私には短編集がちょうど良かったです。
他作品の続編?的な感じで
他作品から読んでいて良かったと感じました。
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感想 :

この本も恩田ワールドですよね!
この本も恩田ワールドですよね!
何時もコメントありがとうございます。
恩田陸さんの理瀬シリーズをはじめ
大好きな物語が沢山あります。
言葉の色が凄く優しくてい...
何時もコメントありがとうございます。
恩田陸さんの理瀬シリーズをはじめ
大好きな物語が沢山あります。
言葉の色が凄く優しくていいですよね!
恩田さんの作品は私的にも読みやすいです。
きっと恩田さん自身...
恩田さんの作品は私的にも読みやすいです。
きっと恩田さん自身の読書量から、
このような文章が書けるのでしょうね。