図書室の海 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 7556
レビュー : 738
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234168

感想・レビュー・書評

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  • 春よ、こい
    デジャビュってもしかしたら、こういうことなのかもしれない、と思わせられた。記憶からは消されているけれど、上手いこといくように過去のパラレルワールドの自分が頑張ってくれているのだろうか。ちょっと時かけみたいな。

    ある映画の記憶
    オチに鳥肌。

    国境の南
    これは、初めて読んだ時からずっと心に残ってる。静かに怖い。東野圭吾の聖女の救済を想起する。

  • 【春よ、こい】、【ある映画の記憶】、【ノスタルジア】のみ再読。
    いつか見た映画、これから歩く坂道、どこかで聞いた音楽、だれかが読んだ物語。それらをいま自分が見た・歩いた・聞いた・読んだように感じる。時間のコラージュ。
    『ぐるりと回ったり、逆行したり、あちこちで切れたり重なったりしてると思う』
    その中では過去も現在も未来も、自分と他人もごたまぜになっている。だから、今日見た夢は他人の記憶かもしれない。ぶつりと時間が切れた音で目が覚める。そうして置き去りにされた時間の断片は誰かの海馬に忍び込んでいくのだと思う。
    《2014.03.15》

  • 2007.3読了。
    手放し本。

  • ちょっと不思議な雰囲気の短編集

    長編の外伝的な話もあり2度美味しい

  • 恩田陸の短編集。気持ちよくはないのだけれど、あるていどの重さがあって良かった。もう少し、別の本も読んでみようかな。

  • イサオの話で読むのやめた。
    どれもこれも名前がわざとらしく感じてしまって読めなかった。ちょっと私の求めてる本ではないかなと。

  • 作者がアンソロジーや文芸誌で発表した短編を中心に集めた作品集です。

    学園ものからホラー、SF、ミステリと作者が守備範囲とする様々なジャンルが網羅されています。

    長編の外伝や前日譚もいくつか収録されており、作者のファンには堪らない一冊となっています。

    特に気に入ったのは冒頭の作品で、ジャンルも設定も軽々と飛び越えてしまう内容に小説の面白さを再認識させてもらいました。

    作り込まれた長編もいいですが、作者の発想が直接反映されるのが、短編の面白いところだと思います。

    長編や連作だけでなく、作者の想像力が遺憾なく発揮される短編についても、もっともっと読ませて欲しいと思わせる作品集でした。

  • やっぱ私は短編集は
    あんまり好きじゃないなと
    感じた気がする

  • ファンタジーというかマジックリアリズムというか、純文学っぽくもあるのに不思議な読後感に覆われる短編集。パーツを繋げ直して想像を膨らませれば面白いんだろうなぁ。ワシは結構物語の結末がはっきりしている方が好みなので、その点で少し好みに外れている感。

  • ミステリーと言うよりは、ファンタジーなお話が多いナリ。チョットホラーテイストな話もありますが、怖さよりも不思議が強めなので、それ系が苦手な人も問題無いナリ。
    恩田陸初心者の人は、コレでこの方の書く作品の雰囲気がわかると思うナリ。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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