図書室の海 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 738
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234168

感想・レビュー・書評

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  • 『六番目の小夜子』の番外編『図書室の海』


    『夜のピクニック』の前夜のこと『ピクニックの準備』


    『麦の海に沈む果実』の主人公理瀬の幼少時代を描いた『睡蓮』。
    これは、理瀬やその周辺の謎がまた解けて読み応えがあった。


    など、全10話の短編集。。。
    恩田ワールドを存分に楽しめます。

  • 「六番目の小夜子」「夜のピクニック」の番外編が収録されているとのことで購入。
    今まで学園系しか読んでなかったので違った雰囲気の話が読めて新鮮でした。
    番外編よりそちらの方が楽しめました。

  • 恩田陸の作品をある程度読み終えてからじゃないと楽しめない短編集。
    あくまでも予告編や続編を集めた本、と割り切った方がいいのでしょうね。

    『麦の海に沈む果実』の続編、『睡蓮』が目当てだったけど、それよりも個人的にイマイチだった『六番目の小夜子』の関連作品の表題作が、思いがけず良かった。

    『イサオ・サリヴァンをさがして』は予告編としてこの先を期待させられるし、『オデュッセイア』はココロコが魅力的。

    おおきくなったらココロコに住みたいなぁ。

  • シリーズ番外編以外では「イサオ・オサリヴァンを捜して」と「オデュッセイア」が好き。
    この本を読んで久々に六番目の小夜子と夜のピクニックを読みたくなった。

  • やっぱり合わないのかなぁ、と思った。私の好きなタイプではあるのに、このあいまいな雰囲気にどうにも入れない。分からないから、印象が薄くなる。それぞれについて、筆者が一筆書いてて、ファンはうれしいだろうな。

  • 再読。覚えてなかったけど、恩田さんは硬質で上手い作家さんだということを再認識した。「図書室の海」「ノスタルジア」が好き。

  • 物語の予告編のような短編集。

    春よ、こい


    茶色の小壜


    イサオ・オサリヴァンを捜して


    睡蓮


    ある映画の記憶


    ピクニックの準備


    国境の南


    オデュッセイア


    図書室の海


    ノスタルジア

  • 再読
    最初の短編集だけあって、いい意味で型にはまりつつも恩田陸ワールド全開
    それもまだ開いたばかりの恩田陸の世界線、である。

    • f0314087さん
      『睡蓮』で既読でしたが、またどっぷりと浸かれそうな。。
      他作品の短編も気になってきて、長く付き合っていきたい一冊です。

      『図書館の海...
      『睡蓮』で既読でしたが、またどっぷりと浸かれそうな。。
      他作品の短編も気になってきて、長く付き合っていきたい一冊です。

      『図書館の海』読みました。
      春、夏、秋て。。なんて安易な。。
      でもイメージが彼等の性格にハマってますね。不思議。

      春さんが見事小夜子成し遂げ、
      志田先輩が渡して、夏さんも渡して
      4番目の小夜子は女の子だったので
      克哉君でな無い。
      だが光ちゃん、押し付けられて、とか感じるだろうか、
      となると夏さんは第三者に鍵を渡したのかな、
      とか色々考えてしまいます。。

      黒川先生が3兄弟皆性格、行動、好奇心やることなすことそっくり と言っていたので
      ひょっとして夏さんも終わらせる方向で働きかけようとしてそういった女の子を選んだんだろうか。。

      明らかにならないのが良い とは思うのですが、またもや悶々想像しまくりです。(笑)

      『象~』のあとがきにありましたが
      3兄弟の話、兄妹で解決した若干後味の悪かった事件の話、
      またまた恩田先生の読みたい作品が増えてしまいました。
      先生!!続き!!! 書いてください!!という感じです!
      2016/06/07
    • f0314087さん
      お返事有難うございます!!
      読むタイミング、ペースが本当に不規則で、
      solala06さん振り回してしまってスミマセン!!
      画面の前で...
      お返事有難うございます!!
      読むタイミング、ペースが本当に不規則で、
      solala06さん振り回してしまってスミマセン!!
      画面の前で「ふ~ん。。ほ~う。。」と頷いてもらうだけで構いませんので!!(笑)
      と言いつつ、コメント嬉しくてたまりません。。

      そうなんですよね!!
      若い時発散した故なのか。。若い時こらえた故なのか。。多佳雄さんの仕事場の写真の推理ありましたけど、この3兄弟の生活空間も必然さと、でも矛盾が混在してそうで気になります(笑)

      今作読んで
      どちらに渡したのだろう。。
      “沈黙の小夜子”って事は克哉君では無さそうだ、光ちゃんが重圧に負けたか、逆に先輩にアドバイスされたか。。とか色々妄想していたら
      夏さんと春さんの年齢差が2歳で、
      あれ?!!もう一つ前の小夜子??!となりました。

      そんなブチ壊しの女生徒を選ぶなんて、と
      秋君は人選の理由をお姉さんに何故聞かぬ??!と、夏さんの思いも秋君の行動も
      私も自分のIQでは分かりません。。

      そういった明らかにされていない箇所が、読む度に違う仮説が浮かんだりして、だから恩田先生の作品は読み返したくなるのかな、とも思ったり。。

      ホントですか!!!?嬉しいです!!
      絶対読みます!!
      (外伝とか、アンソロジーとか、好きな登場人物の続編読むの凄い好きなので嬉しいです!!)

      2016/06/13
  • SF、ホラー系不思議話の短編集。各編は有名な絵画・楽曲・小説・映画の名作をモチーフとしている。一人称の描写で、デジャヴとか、「誰だろう」という問いかけとか、なんか似たような展開が目立っておなかいっぱいになる。
    傑作『夜のピクニック』の前日譚が収録されているので手に取ったみたのだが、残念。

  • うまいが、物足りなさが残った。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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