- 新潮社 (2022年1月28日発売)
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感想 : 87件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784101234243
作品紹介・あらすじ
それは他愛のない噂だった。その日、その時間にその場所に行けば、かつて大事にしていた記憶に出会えると――。郷愁と不思議に彩られた表題作。学園のおぞましい秘密「球根」。偶然出会った光景が物語を生成する「皇居前広場の回転」。ある青年の死をめぐる驚愕の真実が明かされる「降っても晴れても」。憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚……あらゆる感情が押し寄せる小説の奇跡、全18話。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
多彩なジャンルが楽しめる短編集で、特にホラー要素が印象的です。恩田陸の美しい文章に引き込まれ、様々な感情が交錯する全18話が展開されます。物語には、懐かしさや恐怖、ユーモアが巧みに織り交ぜられ、読み終...
感想・レビュー・書評
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様々なジャンルの作品が詰まっている短編集で、
特にホラージャンルが多かった印象があります。
久しぶりに読む恩田陸作品で、「蜜蜂と遠雷」
以来で、今回の作品もそうですが、恩田さんの
描く文章はとても美しくて、とても引き込まれて
いきます。 -
「線路脇の家」「あまりりす」「風鈴」が面白かった。とくに「風鈴」が気に入った。
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色んなパターンの展開が読めるし短編集は隙間時間に最高です!
と、言っている私は実は一冊でどっぷり世界に浸れる長編派でした。
好きな作者ができて、その方の短編集から入ったからすんなりハマれたのかな。
悪い春 麦の海に浮かぶ檻
が個人的に良かったです。
もやもやして、もう1ターン読んで、またもやもや。 -
※
線路脇の家
球根
逍遥
あまりりす
コボレヒ
悪い春
皇居前広場の回転
麦の海に浮かぶ檻
風鈴
トワイライト
惻隠
楽譜を売る男
柊と太陽
はつゆめ
降っても晴れても
ありふれた事件
春の祭典
歩道橋シネマ
全18
ソフトめ、ややホラー寄り多彩な短編
キリリと捻りが利いている話。
ゾワっとさせられる話。
勘違いに苦笑いしたくなる話。
疑問符が湧く話。
懐かしみを思い出す話。
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表題作の『歩道橋シネマ』を含めた18編の短編集。1番好きなのは『麦の海に浮かぶ檻』です。以前読んだ『麦の海に沈む果実』のスピンオフだったのであの学園、あの世界観を一瞬にして思い出しました。
他に印象に残ったのは『線路脇の家』と『球根』『あまりりす』『楽譜を売る男』『ありふれた事件』です。『ありふれた事件』は最後意表を突く怖さでした。
恩田陸さんは個人的に短編集より長編の方が好みかな。 -
色んな恐怖に触れられて、面白くてすぐ読み終えました!球根やありふれた事件などは、人間の狂気が描かれているのでゾワゾワしましたが、そういう作品こそ気になってどんどん読みたくなるんですよね。あまりりすも怖かった〜。若いカップル、ボイスレコーダー捨てて帰ってくれて安心。
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初恩田陸先生。いろいろな風味の作品が詰まった短編集でした。読みやすかった。
他作品のスピンオフ、とあとがきに書かれている作品もあって、読んでみたいなと思いました! -
恩田陸の歩道橋シネマを読みました。
恩田陸版世にも奇妙な物語短編集でした。
「降っても晴れても」は工事現場の事故に巻き込まれた男性の物語でした。
彼はなぜその時間にその場所を歩いていたのか、短編ながら面白く読みました。 -
本の帯にもある通り、まさに万華鏡のような全18編。一話平均20ページ程で、隙間時間にサクッと読めるのがいい。ジャンルは幅広いが、ホラー・ファンタジー系が多く「ありふれた事件」はツボにハマった。筆者あとがきによるとスピンオフや予告編のようなものもあり、未読の過去作品や現在連載中という新作も気になった。
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理瀬シリーズのスピンオフ目当てで読んでみた。
短編はちょっと苦手なんだけど、読みやすいのでさくっと読めたかな。 -
怪談、ホラー系多め。
「麦の海に浮かぶ檻」まだ理瀬シリーズ読めてない
「トワイライト」あまりにも有名な伝説。こういう描き方もあるのか
「楽譜を売る男」勝手に想像して実は…というオチ。思わず笑っちゃいました
「柊と太陽」これもある意味勘違いの話 -
幻想、夢想、恍惚、恐怖、戦慄、ミステリ・・・既定のジャンルを跳躍し、想像力掻き立てる〝恩田陸ワ-ルド〟の短編小説全18話。 お気に入りは、エドワ-ト・ホッパ-の絵をテ-マに不可思議な家の住人たちを描いた『線路脇の家』、風が吹かずに鳴る『風鈴』、音楽会の会場ロビ-で『楽譜を売る男』の素性、『降っても晴れても』傘をさして歩く外国人男性の謎、 銀行立てこもり事件の背景にある想像を絶する『ありふれた事件』など、意外性のあるスト-リ-が好みであり、惹きつけられる面白さがある。
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決まったテーマはなくその時々のオファーに従って書かれた18の話からなる短編集。
得体の知れない不穏な空気、次々湧き出る記憶、連想の連なりなど、確かにこの作者らしさを感じる。
理瀬シリーズは最近読んだので「麦の上に浮かぶ檻」には興を惹かれたが、全般的には、いつ面白くなるかと思いながら読み進み、最後まで取り立てて面白くならなかったという感じ。
あとがきは結構興味深く、「はつゆめ」や「春の祭典」から続く長編は読んでみたいと思った。 -
さまざまな短編があり少しずつ読み進め楽しんだ。
線路脇の家はエドワードホッパーの絵がテーマ
エドワードホッパーの絵が見たくなった。 -
さすが恩田陸さん。
ミステリーやSF、ホラーなど様々な
ジャンルの短編集です。
「球根」、「降っても晴れても」、
「ありふれた事件」、「春の祭典」が
特にお気に入りです。 -
ハードカバーの方を持っていますが、この本に載ってる「球根」の為に文庫本を買いました。恩田陸先生の学園物語はなんでこんなにも心にブッ刺さるのでしょう…。出来れば「球根」の世界を長編で書いてほしいくらい好きです。
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星新一のショート小説みたいだった。不思議な余韻がある
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恩田陸作品は、不穏な空気を纏っている。それが妙に心地よい。この短編集はホラー、幻想、SFなど多岐にわたり、どれも流石の面白さ。今連載している小説の前哨戦ともいえる作品もあるとのこと。
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恩田陸は、オチ(結末)がない方が面白い(^^ゞ
著者プロフィール
恩田陸の作品
