深夜特急2-半島・シンガポール- (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 425
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235066

感想・レビュー・書評

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  • 旅がしたい。

  • 2巻はタイ・マレーシア・シンガポールの旅。
    著者の気持ちがそのまま文章に現れています。1巻目の熱気が嘘のように、淡々と書かれています。
    1巻を読んで、こういう旅に出るのはどういう人なのだろうと疑問を持ちましたが、この巻で少し疑問が解けました。雨が降ったからサラリーマンになるのを辞めたという話には驚かされました。その決断力と自由さが羨ましいです。

  • 第2巻では、タイ、マレーシア、シンガポールでの体験がつづられます。

    香港とマカオの熱気を体験した著者が次に向かったのは東南アジア。しかし著者は、そこに中国のような熱狂を見ようと空しい努力をつづけます。やがて、東南アジアの中に「中国」を求めようとすることの誤りに気づいた著者は、中国とはまた別の、強烈な熱気を帯びたインドへ向かうことを決意します。

    巻末には、俳優の高倉健との対談が収められています。

  • マレーシアに居た時にプレゼントされた本。なんとも粋なプレゼントだった。旅行記的な本は主観が多くて嫌悪感を抱く事が多いけど、そんな事はなかった。

  • * この作品はそのほとんどを本人の体験談をベースにしてるんだろうけど。それにしてもマカオが忘れられないんだなw と思った巻だった。やっぱ最初が強烈すぎるとそこを基準に色々と引っ張られちゃうんのかな。
    * 物語そのものもそうだけど、作品の熱量というかスピード感も1巻にくらべるとゆっくりとダレた印象だった。とはいえ読みやすいから止まらないんだけど。そして3巻も読んじゃうんだろうけど。

  • 9年ぶりに201607再読。評価変更☆4→☆3

    若いころの初読時は心躍りながら読めたのだと思うが、海外旅行に1人でそれなりに行ってしまった30代半ばで読み返すと、やはり2巻目は一枚も二枚も落ちる印象。

    比較するのはかわいそうだとは思うけれども香港・マカオ編の臨場感がすごいので。

  • 2巻は香港から名残惜しみながらも進んだマレー半島(タイ、マレーシア、シンガポール)。この巻は連続で他国を旅する時に誰もが感じてしまうのではないかという感情が色濃くでている。

    ただ、全体を通してそのような内容となっているため、すごい面白い!というわけではない。

    いろいろな人と出逢い、いろいろ考えていた主人公はいいなと思った。

  • 深夜特急マレー半島・シンガポール編。旅に慣れてきた主人公の心理的な描写が1よりも見ものになっていたような気がする。一人旅ならではの自分との対話という部分が様々なエピソードとともに描かれており、自分を投影することで今の自分自身を見つめ直そうという感情にもなった。

  • 対談がタカクラケンや…
    そうだ、あそこへ行こう、と思いついて、実際行く。自由だな。
    自分だったら自由すぎてぎくしゃくしてしまいそう。すごい行動力。

  • 1巻目の興奮の渦から、
    2巻目は慣性と飽和。
    なんだって、生きているって、そういうことですね。

    ただ、その余りある時間と余裕をもって
    自分と向き合うことができるか、できないか、
    他人の言葉に耳を傾けられるか、られないか、
    なんだって、それが命運の分れ道なんですね。

    当時27そこらだった、沢木さんの心の中の声は、
    わたしの心の中にも思い当たるところがないわけでもなくて、
    とてもずん、としました。

著者プロフィール

沢木 耕太郎(さわき こうたろう)
1947年東京生まれのノンフィクション作家、小説家。横浜国立大学経済学部卒業。大学卒業後、ルポライターとして活動、注目を集める。
浅沼稲次郎暗殺事件で刺殺された浅沼と、その犯人である少年を描いた『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。以後、バックパッカーのバイブル『深夜特急』をはじめ、スポーツや旅などを題材にした多数のノンフィクション作品、小説などを発表。2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し話題となる。
2003年これまでの作家活動で第51回菊池寛賞、2006年 『凍』で第28回講談社ノンフィクション賞、2013年 『キャパの十字架』で第17回司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。

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