深夜特急2-半島・シンガポール- (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5963
レビュー : 425
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235066

感想・レビュー・書評

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  • 時間に束縛されない放浪旅をしてみたくなる一遍。お金をかけずに長い時間現地に滞在する事はより現地の生活を体験することになり親しい人も出来そうでより活きた旅行が出来ると思えます。けど、実行するならば安全な国限定ですけどね。
    1984年当時の状況も味わえて楽しく読めます。

  • GoogleMapを見ながら、この街は今はこんな感じなんだなぁーとか考えながら読んでみた。
    深夜特急1の香港、マカオのエキサイティングな感じはないけど、無性に旅に行きたくなる。

  • 読みたかったシンガポール編。相変わらずの波乱万丈さで、読みながらハラハラさせられる場面も多い。でも今回訪れた国々は、あまり作者の琴線に触れなかったらしく、ネガティブな印象が目立った。シンガポールも多分に漏れず、いまひとつお気に召さなかったよう。扱われる頁数も少なく、自分の旅行気分を盛り上げるためには全く役に立たなかった。確かに、ガイド本とか見てると作られた国家感が強いから、流しの旅にはあまり合わないのかも。

  • 【最終レビュー】

    深夜特急シリーズ・第2弾:図書館貸出。

    このカテゴリの二冊目・以下の詳細対談内容で紹介

    〈FILT・ビブリア古書堂の事件手帖W主演対談〉

    https://filt.jp/lite/issue95/f01.html

    香港からの続きで、今作への旅路の続き…

    [目次]

    *第四章:メナムから

    *第五章:娼婦たちと野郎ども

    *第六章:海の向こうに・シンガポール

    *対談

    今作は、日本との密接な繋がりが浮き彫りになっていく光景

    地域毎のエピソードを通して伝わってくる印象が第一に感じられた。

    その雰囲気を感じ取りながらも

    〈あやふやさ、曖昧さ、微妙な感情のズレ…といった『とりとめのない心境』も〉

    丁寧に掘り下げながら綴られていた点でも

    前作の香港編との世界観との『違い』が明確であったこと。

    そのあたりが、ポイントとなってるなと、私的な視点において、そう感じ取っていました。

    現地でのライフスタイル、独特の文化に触れながら

    ひとつひとつ、何かしらを感じていく光景が、自然とイメージとして沸き立たせてるかのようであった。

    ある著者の詩集の著者との繋がり

    『白居易』

    →映画:空海(チェン・カイコー監督)との時代背景との関係性も綴られていたりと

    何かと、不思議と映画との繋がりを、香港編同様、自然と感じてしまうのである。

    [分からないから、出て行く]

    このメッセージが、一番印象に残っています。

    〈ラスト対談:故・高倉健さんと沢木さんの対談〉

    →二人の接点、高倉さんの俳優論、高倉さんの好きな洋画作品…

    →沢木さんが考える『物と人』とは…

    何より興味を注がれた内容であったことを…

  • 惹きこまれて、ぐんぐん読めてしまう。 旅をしたくなった。
    筆者が香港の面影を東南アジアの国々に求めたり、タイとなんとなく相性が悪いと感じたり。その人と国の相性ってあるんだろうな。
    マレーシアの娼館に泊まった話が好き。

  • ただ面白い。3も読もうと思う。

  • 2018/10/30 34冊目

  • 105
    [more]
    第4章 メナムから―マレー半島1
    第5章 娼婦たちと野郎ども―マレー半島2
    第6章 海の向こうに―シンガポール
    対談 死に場所を見つける(高倉健・沢木耕太郎)

  • 2巻目は香港での熱狂を求めて東南アジアを巡る旅。
    行き当たりばったりで、夜どこに泊まるんだろう?とか思いつつもいい人に出会ってなんとかなるのは、この人の人柄によるものなんだろうなぁ。
    私も海外旅行はよくするけど、最後に出てきたニュージーランド人みたいな感じで見たことないものには手を出してないのでハッとした。自分の旅の楽しみ方にも影響を与えてくれるないようでした。

  • フリーのライターの仕事が立て込んできてしまい、「ライターとしてのプロの道を選ぶことも、まったく異なる道を見つけることもせず、宙ぶらりんのままにしておきたかった」著者は海外逃亡するようにして「酔狂な」旅に出たという。

    本巻は、マレー半島(タイ、マレーシア)とシンガポールの旅。

    地図を持たず、予備知識ゼロで町に乗り込んで行き当たりばったりに散策を繰り返す手法も板についてきた感じがする。

著者プロフィール

沢木 耕太郎(さわき こうたろう)
1947年東京生まれのノンフィクション作家、小説家。横浜国立大学経済学部卒業。大学卒業後、ルポライターとして活動、注目を集める。
浅沼稲次郎暗殺事件で刺殺された浅沼と、その犯人である少年を描いた『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。以後、バックパッカーのバイブル『深夜特急』をはじめ、スポーツや旅などを題材にした多数のノンフィクション作品、小説などを発表。2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し話題となる。
2003年これまでの作家活動で第51回菊池寛賞、2006年 『凍』で第28回講談社ノンフィクション賞、2013年 『キャパの十字架』で第17回司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。

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