血の味 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235141

感想・レビュー・書評

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  • 文学

  • どこかで読んだようなシーンが・・・・何かのパクリか?などと思いながら読んでいたら、何のことは無い、再読でした。もちろんダブル購入。

    読んだのは3年前。それを忘れてたのですから、まあ内容(結構きつい)の割りに記憶に残らない作品なのでしょうね。確かに下に書いたように”しっかりした小説”なのですが。。。

    テーマの扱い方など、重松さんに近いものがあります。でも何となくもう一つ抜けきれて無いようです。

    ==============

    03-017〜2003/03/27〜☆☆☆

    沢木耕太郎の「小説」です。

    ボクサーのシーンなど、ノンフィクション作家らしいと言うか、どこかで読んだような逸話も出てきます。でもしっかりした小説です。少年の苛立ちが上手く描かれています。大きな謎を残したままで終わったところも良かったように思えます。

    私にはこの人の作品には何かひきつけられるものがあります。文体が私に合うのでしょうか、読み始めると没頭してしまいます。

  • ナイフのひやりとした重みをポケットに忍ばせておきたい気持ちが分かってしまうから、なんとも危ない小説だった。きっとあらゆる物事には、なにか決定的な原因があるわけではなくてそこにはただ日々降り積もっていく感情があるだけなのだろう。

  • 2016.7.15
    気持ち悪いじいさん。無関心はあく。

  • 著者の沢木耕太郎さんは、自身の旅を綴った「深夜特急」シリーズを書いた人。
    その沢木さんが初めて書き下ろした長編小説ということで読んでみました。
    ちゃんとした小説でした。
    最後までどうなるのかわからない、そして結局不思議な要素を残したまま終わりました。
    もう一冊、新田次郎賞をとっている作品もあるので、読んでみようと思います。

  • 彼が見る夢は僕の夢にも大方通ずるものがあると感じた。人を殺してしまって、しかしバレないだろうと感じつつも不安になり、電車に飛び込む夢。
    そして静かな父、人間味のある母。
    父を亡くした6年前。病気だったが、どこかで自分が殺したのではと考えている。流れる血は親父と同じ血ではない。
    ノンフィクション作家として一番と言っていいほど尊敬している沢木耕太郎さん。そしてこの小説には、自分と通底するものがあると感じる。この不思議な感覚はなんなのだろう。

  • なかなか迫力があった

  • 少年が父を殺すに至る心の変遷が描かれていて
    一概に言葉で言えない少年の複雑な感情がよく描かれていた
    何か行動をするときの感情って、いくつも折り重なっていて
    単純なものではない
    それが少年であればあるほどそうだと思う
    むしろ、大人になってもそうなのかもしれない

  • スラスラっと読めたがやっぱり沢木さんにはノンフィクションを書いてもらいたいなあ。

  • 思春期のモヤモヤや葛藤を題材にする小説は好きだけど、その中でもこれは異彩を放っている。

    何故?

    と、わからないのが、思春期そのもの。

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著者プロフィール

沢木 耕太郎(さわき こうたろう)
1947年東京生まれのノンフィクション作家、小説家。横浜国立大学経済学部卒業。大学卒業後、ルポライターとして活動、注目を集める。
浅沼稲次郎暗殺事件で刺殺された浅沼と、その犯人である少年を描いた『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。以後、バックパッカーのバイブル『深夜特急』をはじめ、スポーツや旅などを題材にした多数のノンフィクション作品、小説などを発表。2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し話題となる。
2003年これまでの作家活動で第51回菊池寛賞、2006年 『凍』で第28回講談社ノンフィクション賞、2013年 『キャパの十字架』で第17回司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。

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