波の音が消えるまで 第2部 雷鳴編 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2017年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784101235240

作品紹介・あらすじ

取り憑かれたようにバカラに打ち込む伊津航平。中国人を装ってマカオに長く暮らす劉。心に深い傷を負いながら航平と惹かれ合う娼婦の李蘭。それぞれに背負う闇の淵を互いに覗き合う三人。そして物も言わずその中心に鎮座するバカラとその謎。もっとも純粋な生き方を求めた先に待つのは、破滅だけなのか……。雷のように交錯し、薔薇の花弁のように砕け散る三人の運命は何処へ向かうのか。

みんなの感想まとめ

ギャンブルと人生の深い関わりを描いた物語は、マカオを舞台に、伊津航平、劉、李蘭の三人が織り成す運命の交錯を描いています。バカラにのめり込む航平や、過去に傷を持つ娼婦・李蘭の心の葛藤が、ギャンブルの真髄...

感想・レビュー・書評

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  • まさにバカラ滞在記
    バカラに必勝法はあるのか?

    ギャンブルって溺れずに真剣に向き合えば、実に濃い人生を歩めるものなのではないかと感じた。

    これを読んでいると実際にマカオにいってやってみたくなる。

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 沢木耕太郎『波の音が消えるまで 第2部 雷鳴編』新潮文庫。

    マカオを舞台に伊津航平、劉、李蘭の3人を巡る物語は続く。バカラにはまり、バカラの必勝法を追い求める航平と謎の男・劉、背中に傷痕のある娼婦・李蘭の過去と現在が交錯する。

    面白い。読み進めば、読み進むほどに面白くなる。

    波に乗るのも、波に翻弄されるのも人生だが、なかなか波に身を委ねることは難しい…なすがままに…

    やはり、ギャンブル小説でもあり、サーフィン小説でもあるようだ。表向きにはギャンブルを描いているが、その裏ではサーフィンの真髄を描いているように思う。流れに身を委ねる…なかなか出来ないことだが、サーフィンの真髄、人生を楽しむための真髄でもある。

    サーフィンを描いた小説では、ケム・ナンの『源にふれろ』、デニス・アーバーグ&ジョン・ミリアスの『ビッグ・ウェンズデー』が群を抜いているが、本作もサーファーの本質に触れている点では間違いなく5本の指に入る。

  • 村田明美はいい女

  • 良くなってきた

  • 冒険研究所書店の選書で購入。

    丁半博打と同じ、白か黒かだけの勝負で果たしで必勝法はあるのか?

    単なる陳腐なストーリーにさせないのが、沢木耕太郎。

  • 最低

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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