波の音が消えるまで 第3部: 銀河編 (新潮文庫)

著者 : 沢木耕太郎
  • 新潮社 (2017年7月28日発売)
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  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235257

作品紹介

劉が遺したノートにたった一言書かれた謎の言葉。あの人はついにバカラの必勝法を見出したのか? 偶然のなかに完全な必然はあったのか? その指先でバカラの深奥に触れた航平は退路を断ち、最後の賭けに打って出る─。もう後戻りなどしない。勝つためではなく、生を濃く生きるために。世界を み、神になるために。幾多の河を渡り、最後の岸辺に着いた青年は何を見たのか。激動の完結編。

波の音が消えるまで 第3部: 銀河編 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 沢木耕太郎『波の音が消えるまで 第3部 銀河編』新潮文庫。

    あっという間に最終巻を迎えた。非常に面白いのだ。劉が亡くなり、李蘭も去り、独りマカオに残り、バカラの必勝法を追い求める航平の辿り着く場所は…

    航平は、かつてノースショアで敗れた大波に乗れるのか…いや、結末は既に見えている。一度、大波に敗れた人間に、流れに身を委ねることなど出来ないのだ。

    束の間の儚い夢と新たな希望。ギャンブルとサーフィンを対比しながら、描かれる人生。そして、見事な結末。久し振りに良い物語を読んだ。

  • 日本に一時帰国し、束の間の平和な日々を送っていた主人公が心が通じ合いつつあった村田明美の制止を振り払い再びマカオに行く姿が渋くてカッコよかった。
    そう思うのは男だけだろうけど…

    死んでしまった劉さんの残した言葉
    「波の音が消えるまで」の意味を求めてバカラにのめり込んでいく。

    全てを失い後戻りするチャンスを捨ててバカラをする主人公。なぜそこまでやれるのか?
    客観的には没落しているが、果ての果てまで追求する姿に羨望の念を抱いてしまった。

    最後の50ドルだけで勝負していくところは緊張感があって引き込まれた。全てがあのシーンのためのフリだったように感じる。

  • マカオでのギャンブルの話。ギャンブルが嫌い、苦手な人こそ面白いと思う。バカラなんか絶対したくないけど、必勝法はあるかもな。いや、しないぞ。

  • 先週、鹿児島から入り、一週間かけて各県を周る九州出張に持って行きた。その時に持って行き、電車の中で、ホテル寝る前に読んでいた本。
    最初のページをめくると、「深夜特急」を思い出した。元サーフィン好き、カメラマンの主人公がバカラ賭博にハマってしまい、必勝法「波の音が消えるまで」を探し求める話。

    私は賭博はやらないが、マーチンゲールや賭博のやり方、考え方には感化され、やってみたくはなってしまう。
    ラストは少しずるいかなと感じる。

  • 沢木さんとして残念な内容と構成
    どっても つまらなかった

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