エルメス伯爵夫人の恋 (新潮文庫 ふ 20-11)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101236216

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  • エルメス伯爵夫人のプリュメルは若い恋人を作った夫を恨んだが
    家の財政を取り仕切ることなどでなんとか自分を保っていた。
    ある日街で出会った若者に一目ぼれをしてひとり楽しんでいたが
    なんとそれは軍学校から戻ってきた義理の息子エザンスだった。
    プリュメルは自分の不貞を諦めようと思い、
    次にエザンスとの出会いを美しい思い出に昇華しようとしたが
    結局は彼に想いをぶつけることに踏み切った。
    装丁:カウベルデザイン 写真:Tomonori Nishigori/amana images

    ベタベタでドロドロです。
    義理の息子に恋しちゃうとか昔好きだった女を死刑にするとか
    フランス革命という設定があるからこそできる話。
    派手すぎて食傷気味ですが解説にあるみたいに
    舞台でやれば映えるんじゃないかなぁ。
    小説でないと織り込めないような複雑さはないとも言える。

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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