小さな悪魔の背中の窪み: 血液型・病気・恋愛の真実 (新潮文庫 た 49-3)
- 新潮社 (1999年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101238135
感想・レビュー・書評
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読んでおいて損はない
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性格・病気・容姿など、血液型との関連性の真偽を豊富なデータに基づいて説いた、恐らく分類的にはエッセイ。
著者らしく、例によってトンデモ理論が展開されている。過去総理大臣となった面々の血液型比率は興味深かった。なるほど、そんな考えもあるのかという自論の数々。 -
なぜ男性は腰のくびれた女性を好むのか、永田町の怪人たちの歴代の血液型とか。非常に面白かった。
もう10年以上も前に読んだ本ですが、とても興味深いです。 -
(2002.12.11読了)(1999.02.10購入)
血液型・病気・恋愛の真実
(「BOOK」データベースより)amazon
A型は病気に弱いってホント?O型は社交好きと言うけど、どうして?色白で腰のくびれた女性と、長身で足の長い男ばかりがもてるのはなぜ?答えは全部この本の中にあります。血液型に隠されたヒトと病原体の涙ぐましい攻防を、豊富なデータと最新の科学情報をもとに明快に解き明かす面白エッセイ。竹内流思考を駆使して展開される、見事なリロンの数々を心ゆくまでお楽しみ下さい。 -
進化論、比較行動学、遺伝行動学を背景に、血液型とパーソナリティの相関性、ヒトの外見的魅力とその感性、病気へのかかりやすさなどについて、論じられている。
突飛な発想といも言えるが、それにしても、発想力、想像力がたくましい。眉に唾をつけて読む方がいいだろうが、そういうものだと割り切って読むならば楽しんで読めるかと。 -
カッコウは他の鳥の巣に卵を生み子育てをその親鳥に任せる「托卵」。しかも生まれたカッコウの雛は他の卵を巣から落とす。その生態をミクロに展開し血液型と免疫系の関係で、独特な?種の生存の仮説を展開する。
血液型の違いは、糖鎖の末端の違いのみ。病原菌はそれぞれA型、O型等物質を表面に付けているが、免疫系は違う血液型の物質を攻撃するため、同血液型物質を付けた菌の侵入は比較的楽にできる。
地域ごとに血液型が大きく異なるのは、病原菌等によるこの淘汰が大きく関係するという。統計的にもO型はコレラ菌に極めて弱い。梅毒はO型以外抵抗力が極めて弱い。天然痘はA型、AB型が弱く、ペストはA型が強い
。
とんでも理論的なこともあり、どこまで本当なのかよく分からないが、結構面白い。 -
血液型による性格判断を科学の側から説明を試みたもの。
病気との関係、生き抜くための知恵など…。
古めの刊行なので例えの政治家などがちょいと古いですが、イケメン信仰など話としては面白い。 -
竹内ワールド炸裂!