屍鬼(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.88
  • (461)
  • (446)
  • (543)
  • (43)
  • (5)
本棚登録 : 4010
感想 : 215
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (574ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240268

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 静信のまだるっこさにイライラっとしながらも、ついつい読んでしまう。でも、けれども、が多すぎるのが気になる。

  • いよいよクライマックス!
    誰が正しくて、誰がちがうのか?
    屍鬼対人間。
    死と生。

  • もうなす術はないのかもしれない。

  • 前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とし た病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広 げられていた。暗紅色の液体が入った試験管 の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録す る青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭…。は びこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見 え出した。しかし、その時、村人の絆が崩れ 始める。生き残った者たちが選んだ策は―。思 わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。

    -----------------
    やっと四巻まできた…
    とうとう出てきましたね黒幕(?)が

    はやく結末がしりたい!!!
    尾崎先生がんばて…!!
    尾崎先生がいちばんすきや

  • 何でやらなきゃいけないことをやってないくせに本読んでんねん、と思われるでしょうが、本は布団の中で寝っころがって読めるけど、それ以外の「やらなきゃいけないこと」は寝っころがってやれないので、勘弁。
    というわけで、すごい勢いで4巻目読みました。
    いやもう、一応、数年前とはいえアニメでストーリーは知ってるのに、どきどきしながらページを繰りましたよ。
    夏野死んじゃうしー!
    夏野主人公ちゃうんかー!!
    ……まあ、オスカルもベルばらの8巻で死ぬしな。
    というわけで、「敵」の姿ががっつり描かれます。
    今回は主人公、というか人間側は、結局は、敏夫だの静信だの(特に静信)が、人間側につく決意の巻、かな。敏夫は空回りしてるし。
    アニメではめっちゃ怖かった恭子さんの人体実験(?)が、小説では、案外さらっと流されてて、あれって感じ。
    ともあれあと1巻。読むぞー。

  • 「ですが、明日にも死ぬかもしれないと知ることと、
     いつ死んでもいいと心を決めることは別物なんです。
     明日にも死ぬかもしれないと知ることは、命の脆さを悟ってそれを引き受けること。
     いつ死んでもいいと心を決めることは、
     命の脆さに絶望してあらかじめ投げ出すことです。」

  • 本当におもしろいです。読むのがもったいないけれど、続きが気になって読まずにはいられない。 沙子の言うことにはいつもはっとさせられる。

  • 露骨に村を襲いはじめた屍鬼。村の中枢にまでその手は伸びる。もはや村に聖域はなくなってしまった。

  • しんどかったです。精神的にくるものがある。でも面白い、悔しい。
    自分は人間寄りで読んでしまうので、尾崎先生の周囲に受け入れられない頑張りが見ていて辛い。そしてどうしても静信にもやもやせずにいられない。誰かの死、葬式、おかしいと思いながらも目を逸らす村人、この活路なしループ。ため息つきまくりながら読みました。
    屍鬼にやられっぱなしの四巻だが、そもそも今までずっとそうだったわけで、ラストも今のところ絶望しか見えない!もうちょっと立ち向かおうよ、そこまで人間も弱くないでしょ..と願ってみる。

  • この巻で今まで見えなかったことがたくさん見えてくる。今までは真っ直ぐ進んできたが、ここで少しスロウダウン。一気に膨れたものが最後の5巻で弾けるのを期待。

全215件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野不由美の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×