月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)

著者 :
制作 : 山田 章博 
  • 新潮社
4.32
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本棚登録 : 4747
レビュー : 410
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240527

感想・レビュー・書評

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  • 上巻はきっつい。
    いきなりわけもわからず放り込まれて、裏切られて裏切られて。
    ストーリーはわかっててもそれでも、読むのがつらくなる。
    でも、これがあるから下巻が生きる。
    これから出逢う人たちが、とてもとても素敵な人?たちで、かっこいい展開になる。つらかったからこそなおのこと。
    それを知ってるから、陽子ちゃんがんばれーと思いながら読む。

    で、知らずに自分も浄化されてるのだ。
    私ももっと信じてみよう、裏切りをおそれないでそれを受け入れる強さを持とう、
    できなくても、できるかもしれないかも、と力わいてくる。

  • 講談社文庫版ですべて持ってるけど・・・
    これはきっと買ってしまうだろうなぁ。
    新作書下ろし長編が楽しみすぎる。
    今月号のダ・ヴィンチのインタビューによると、舞台は戴になりそうなので、期待大!!

  • 否応なく巻き込まれた状況そのものも辛いが、ひたすら人や自身の弱さと向き合い続ける内省がしんどく、かつ迫る…

  • 11巻セットで買ったものを読んだ。やっぱ十二国記はおもしろいなあ。あとは2013年に出たひしょの鳥を読んで、秋の新刊発売に備える。

  • シリーズ新刊に備えて再読。だいたいのストーリーは覚えていたけれど、やっぱりわくわくしちゃうなあ。
    異世界ファンタジーというジャンルだけれど。ここまで過酷な設定の異世界ファンタジーはなかなかないでしょうね。どん底ともいえる極限状況に数重なる裏切り、もうつらくてつらくて。うわー、自分だったら確実に心折れるわ、と読むたびに思います。陽子の痛々しさがもう耐えられないほどで、読んでいて楽しいだなんてとても思えないのですが。それでもなぜか読む手は止まらないんだよなあ。

  • 生きづらいと感じてる人に、力強く響く力を持った作品。
    上巻はきついが、下巻で救いが見えてくるので、そこまで読んでほしい!

  • なぜ今まで素通りしてきたのかと自分を問い詰めたいほどおもしろい。

  • <内容紹介より>
    「お捜し申し上げました」――
    女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を
    潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会う者に裏切られ、異形の獣には襲われる。なぜ異邦へ来たのか、戦わなければならないのか。怒涛の如く押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。

    「十二国記」とは
    ≪十二国≫は、地図上には存在しない異界。我々が住む世界とは虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっている。≪十二国≫では、神獣である麒麟が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。選ばれし王、それを補佐する麒麟、そして官吏や民たちが、過酷な運命に対峙する姿を描く物語である。

    ――――
    現実世界では教室でおこるいじめに、消極的ではあるものの加担していた陽子。
    教師の望む用のふるまい、「良い子」であろうとする陽子。
    両親の期待を裏切らないよう、気を遣いながら過ごす陽子。

    ある日、突然に「ケイキ」と名乗る男に連れられ、異界へたどり着き舞ます。
    右も左もわからない異界で、助けてくれると思った人に裏切られ、次第に他人を頼ることができなくなり、自分の力だけで迫りくる妖魔や飢えと戦うことになります。
    ケイキから渡された宝剣が夜ごとに見せる幻では、現実世界で自分がしてきたこと(他人に合わせること)が結果として何も生んでこなかったことを突き付けられ、絶望しつつも、生きることに執着する陽子の厳しい戦いが続きます。

  • 正直はじめは我慢の必要な本でした。世界観がつかみにくく、陽子が何をしなければいけないのか、なんのために異世界に送り込まれたのか・・・。
    世界観に入り込めてからはとにかく面白くてしょうがないシリーズです。

  • ファンタジーは全く苦手だったのだが、この作品は一気読みした。

    同じ会社の方に貸して頂いた一冊。

    主人公が日本出身。日本の名前。
    これが受け入れ易い。

    物語は次第に現実から遠ざかる。
    正しくファンタジーの世界へ加速してく。

    が、しっかりついていくことができる。
    次々に起こるアクシデント。

    全く飽きさせず、同じ速度のまま下巻へ・・・

    こんなにファンタジーに没頭したのは初めての経験だ。。。

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著者プロフィール

小野 不由美(おの ふゆみ)
1960年生まれ、大分県中津市出身の小説家。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に所属。夫は推理作家の綾辻行人。
1988年、『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。2013年5月、『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。代表作にテレビアニメ化された『悪霊シリーズ』、『十二国記シリーズ』、『屍鬼』など。

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