黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)

著者 :
制作 : 山田 章博 
  • 新潮社
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本棚登録 : 2167
レビュー : 171
  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240619

感想・レビュー・書評

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  • この版では初めて読み返し。
    そんなまさか、18年振りなんて嘘だろ、と思ってたら、ほんとに18年経ってた、怖あっ。
    読み返すと、結構泰王胡散臭いとこあるよね…とどうも今一つ好きになれません。新刊どうなってるのか!

  • むちゃくちゃ面白かった!
    先に魔性の子を読んでいたので、色々繋がって面白い!!
    さらにこの物語の続編がもうすぐ出るので、さらに楽しみ!

  • 大きな物語としてはここが最新地点。
    二人が騎獣で飛び立ったところから、来月に出る最新巻は始まるのだろうか。文庫書き下ろしで2000年発行。

  • その後上手くいっただろうか?泰麒に幸せな日々が来たらいいな。

  • この秋に最新刊が出版される、ということで、ようやく積読していたものを読みました。大好きなシリーズ作品なので、時間をとれるときにじっくり向かい合いたいと思っていたらこんな時期に…。なんとか最新刊の発売前に読むことができてよかったです。

    『魔性の子』や『風の海 迷宮の岸』の主人公でもある高村/戴麒が、ふたたび「蓬莱(=いわゆる”現実”の日本)」に流れてから、十二国の世界に戻るまでの話で、『魔性の子』の物語を十二国の側から見たストーリーといえるでしょうか。
    「天綱」とよばれる定めや、「天帝」と呼ばれる「神」がいるとされる十二国において、胎果でもあった慶王 陽子がその「システム」への疑義を抱きつつもそれらを包含しながら王としての務めを果たそうとするようになっている姿をみると、その成長を強く感じます。
    また、戴の救援を慶に求めた将軍 李斎にむけた陽子のセリフが非常に印象的でした。
    「もしも天があるなら、それは無謬ではない。実在しない天は過ちを犯さないが、もしも実在するなら、必ず過ちを犯すだろう。だが、天が実在しないなら、天が人を救うことなどあるはずがない。天に人を救うことができるのであれば、必ず過ちを犯す。……人は自らを救うしかない、ということなんだ――」

    十二国にはない、隣国に積極的に関与して救済しあう体制をとろう、という陽子の考えはまだ周囲には受け入れられず、また自国内でも「自国の再建がさきだろう」と不満が漏れ出てくれる中で、これからの慶がどのようになっていくのか、期待が高まります。
    また、戴の行く末も非常に気になるところで、次作で進展がみられることを楽しみにしたいと思います。

    …というか、次作の出る10月までに、もういちどシリーズを読み直したくなりました。

  • ずっと好きな十二国記。
    物語のメインは戴。
    戴麒と驍宗。
    いろんな麒麟と王の関係性があって。
    国の情勢もそれぞれ違って。

    小さくて幼い戴麒。
    国の政治や混乱に巻き込まれて。
    早く続きが読みたいです。

    陽子も、どんどん格好よくなっていってるけど
    王に考えることや感じることが増えていって葛藤が見えます。

    李斎が玉葉に訴えるところは、涙涙でした。
    尚隆は相変わらずかっこ良いです。

    謎は増えるし、どの国にも困難はあるし、
    だけどみんなが幸福になってほしいという気持ちでいっぱいです。

    取り急ぎ、魔性の子を読みます。

  • 十二国記シリーズの既刊すべてをついに読み終えてしまった… 最後の一冊は久々に読んだけど、この世界には本当に引き込まれる。普通に考えたらありえないし突拍子も無く、今回は特に久々に読んだためもう忘れかけてた世界なのに、自然に読み進めてしまった。そう、それは氾麟を見た泰麒が自然と記憶を取り戻したように…(そんな大層なものじゃねーだろ)

    これまでのシリーズの登場人物がかなり勢揃いする上、国が連携して他国の問題に取り組む様や、決まりきった「天」という仕組みに対して直接異を唱える場面など、このシリーズの集大成という感じがした。先へ先へどんどん読み進めてしまった。ものすごく引き込まれただけに、やはりこのあとのストーリーが気になりすぎて消化不良感がある…

    10月に出るという新刊に期待が高まりすぎてしまった… 魔性の本やでほんま…

  • 今回は一気に読み進んだ!というより、考え考え読んで、なかなか進まなかった。
    そして毎度のことながら世界観に圧倒される!「魔性の子」の裏でこんなことが起こっていたのか…と。あちらの世界で時が進むということはこちらでも進んでいることですもんね。

    天とは何か?存在するのか?罰があるなら救いもあるのでは?世の中には考えもせず受け入れているものが沢山あるのかもしれない。

  • 再読。景王はいい奴だよなぁ…つくづく。泰麒は不憫だ。がんばれ泰麒。己の足で起つべしと誰もが問われ応える物語

  • 天とは。
    天が存在するなら、天も過ちを犯すと。

    泰麒の
    そもそも自らの手で支えることのできるものを我と呼ぶ。
    という言葉にハッとした。

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著者プロフィール

小野 不由美(おの ふゆみ)
1960年生まれ、大分県中津市出身の小説家。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に所属。夫は推理作家の綾辻行人。
1988年、『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。2013年5月、『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。代表作にテレビアニメ化された『悪霊シリーズ』、『十二国記シリーズ』、『屍鬼』など。

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