魚の棲む城 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (622ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101241166

感想・レビュー・書評

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  • 本の説明に、読み終わって爽やかな気持ちになると書いてあったのですが・・うーん、私は正直、そのような気持ちにはなれませんでした。

    だいたい、お北と意次は不倫でしょ?と言えば身も蓋もありませんが・・オマケに今で言うダブル不倫。確かにお北の夫はろくでもないヤツだったけど、自分の女房が不義をして、挙げ句に不義の子を産んだとあってはね〜。

    この物語の登場人物で一番好感がもてたのは龍介。それに不義の子として生まれた小太郎。それにしても歴史は奥が深いですねぇ。

著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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