明治・大正・昭和華族事件録 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101246413

感想・レビュー・書評

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  • 華族ファミリーのさまざまなスキャンダルについての本。

    明治の元勲、大名家、公家、軍功労者などで構成された名家の一門につらなる人々の、相続、姻戚、その他事件醜聞の数々。

    ワイドショー的に面白い!
    女中や運転手と身分違いの恋とか、家督のプレッシャーとか、共産主義に染まって反逆罪とか、成金との政略結婚、などなど、社会的身分やタブーの存在でドラマがさらに面白くなっている気がする。

    特権階級でありながら金策に苦労したり、一族に問題を起こす者がいると爵位取り消しとか、苦労の絶えない皆様である。

    松方家、岩倉家、滋野家、相馬家、土方家などは小説かドラマにすぐにでもできそうである。

  • 挫折

  • 落ちぶれた貴族が名誉も無くして落ちていく話。
    読み進める事なく手放す。

  • 内容は、面白かったのですが。ひとつ気になるてんが
    ありました。

    私には、理解出来ない事をした白蓮の自分の倫理観を
    棚に上げて、散々贅沢な事をさせてきた、白蓮の再婚
    相手への暴言の数々を、自分勝手な言い分を良しとす
    る作者の事です。
    この方の思考も、私には理解不能です。

  • 唐突な名前の羅列があったりして、時々誰が誰やら分からなくなってまう。
    でも華族のタネ本に最適だと思う。

  • 野次馬感覚で読み始めましたが、華族としてのプレッシャーからどれだけ多くの人たちが零落の道を歩み、不幸な人生を辿ったのか。そのあまりの多さに沢山の不幸な人たちを思い、暗くなってしまいます。例えば、上山藩主の家である子爵・松平信安の3人の令嬢たちが芸者置場に売り飛ばされ、悲惨な最期を迎えるまで。その他、貧困に喘ぐ公家たち。お抱え運転手との道ならぬ恋と駆け落ち、また心中。よくもこれだけ不祥事が続いたものだと呆れますが、やはり当時から華族の腐敗が問題になっていたということで納得です。良い意味で救いだったのは九条武子。名門中の名門・九条道孝の五男道致に西本願寺法主家から嫁ぎ、貞明皇后の義妹にあたるが、道致が不渡りを出すなど、経済的に失敗していく中で、女流歌人として名声を勝ち得ていく。今との違いとしてマスコミがプライバシーに関係なく書きたてること、左翼思想が醜聞だったこと、そして本妻・妾が当たり前の世界で、子供が多いこと。華族といいながら、公爵を除けば経済的な保証がなかったため、貧困な人たちが多かったというのは意外でした。

  • 公家・武家、そして勲功のあった名家である華族も同じ人間。
    色々な事件を起こしてますが
    華族という特権階級とのこともあって
    新聞で騒がれたり苦労も絶えなかったようで。
    有名な相馬事件はもとより
    金銭トラブルや恋愛事件まで
    色々な事件が網羅されており
    著者の情報収集には頭が下がります。
    ワイドショー的な観点からも面白いのでは?
    華族といえども結局は同じ人間なんですね..

  • 「華族」という特権階級の中で起こり、当時の新聞を騒がせた事件、殺人・詐欺・放蕩・お家騒動の数々。

  • これは「華族」を勉強する第二弾ですね。こちらも去年読んだ本です。華族の様々な種類のスキャンダルを通して、華族の人達の置かれた状況、生活、一般的な考え方、色々なしがらみと権益を色々な事件を通して観ることが出来ます。割と面白かったです。

  • 資料系

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著者プロフィール

1942年奈良県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士課程修了。追手門学院大学文学部助教授、奈良女子
大学文学部教授を経て、1995年4月、国際日本文化研究センター教授(2008年定年
退任)。現在、国際日本文化研究センター名誉教授・奈良県立図書情報館館長。
博士(文学・京都大学)。
受賞=濱田青陵賞、日本地理学会優秀賞、奈良新聞文化賞、古事記出版大賞。
著書=『地名の巨人 吉田東伍―大日本地名辞書の誕生―』(角川書店)、『古代
の風景へ』『古事記の奈良大和路』『古代天皇誌』(東方出版)、『平城京遷都』
『古事記の宇宙(コスモス)』『古代飛鳥を歩く』(中央公論新社)、『古代日本の
王権空間』『聖徳太子と斑鳩三寺』(吉川弘文館)、『こまやかな文明・日本』(N
TT出版)、『京都まちかど遺産めぐり』(ナカニシヤ出版)、『まほろばの国か
らⅠ』(豊住書店)、近著に『飛鳥の覇者』(文英堂)、など。

「2017年 『奈良・大和を愛したあなたへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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