- Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101246413
感想・レビュー・書評
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華族ファミリーのさまざまなスキャンダルについての本。
明治の元勲、大名家、公家、軍功労者などで構成された名家の一門につらなる人々の、相続、姻戚、その他事件醜聞の数々。
ワイドショー的に面白い!
女中や運転手と身分違いの恋とか、家督のプレッシャーとか、共産主義に染まって反逆罪とか、成金との政略結婚、などなど、社会的身分やタブーの存在でドラマがさらに面白くなっている気がする。
特権階級でありながら金策に苦労したり、一族に問題を起こす者がいると爵位取り消しとか、苦労の絶えない皆様である。
松方家、岩倉家、滋野家、相馬家、土方家などは小説かドラマにすぐにでもできそうである。 -
挫折
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落ちぶれた貴族が名誉も無くして落ちていく話。
読み進める事なく手放す。 -
内容は、面白かったのですが。ひとつ気になるてんが
ありました。
私には、理解出来ない事をした白蓮の自分の倫理観を
棚に上げて、散々贅沢な事をさせてきた、白蓮の再婚
相手への暴言の数々を、自分勝手な言い分を良しとす
る作者の事です。
この方の思考も、私には理解不能です。 -
唐突な名前の羅列があったりして、時々誰が誰やら分からなくなってまう。
でも華族のタネ本に最適だと思う。 -
公家・武家、そして勲功のあった名家である華族も同じ人間。
色々な事件を起こしてますが
華族という特権階級とのこともあって
新聞で騒がれたり苦労も絶えなかったようで。
有名な相馬事件はもとより
金銭トラブルや恋愛事件まで
色々な事件が網羅されており
著者の情報収集には頭が下がります。
ワイドショー的な観点からも面白いのでは?
華族といえども結局は同じ人間なんですね.. -
これは「華族」を勉強する第二弾ですね。こちらも去年読んだ本です。華族の様々な種類のスキャンダルを通して、華族の人達の置かれた状況、生活、一般的な考え方、色々なしがらみと権益を色々な事件を通して観ることが出来ます。割と面白かったです。
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資料系