父の威厳 数学者の意地 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.56
  • (13)
  • (25)
  • (45)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 219
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101248059

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 冷厳なはずの数学者が、涙もろくて自他ともに認める猪突猛進?!妻、育ち盛りの息子三人と暮らす著者。健全な価値観を家庭内に醸成するためには、父親の大局的認識と母親の現実的発想との激論はぜひ必要と考えるのに、正直、三人の部下を従えた女房の権勢は強まるばかり・・・父、夫、そして数学者としての奮戦模様を描いた随筆集。

    相も変わらぬ筆者のユーモア溢れる文章に、爆笑しきりだった。
    この文庫に収められている随筆のうち、もっとも胸に迫ったのはラストに収録されている「苦い勝利」というもので、筆者が息子の学校を相手に徹底的に闘う様子が描かれている。
    息子のためを想ゆがゆえに、どこまでもまっすぐに学校にぶつかる筆者と、息子のためを想えばこそ、学校側の言い分も聞き入れなければならない時もあると感じる奥さんとの考えの違い。自分たちの正しさを信じて、後味は悪いながらもついに勝ち取った勝利には、大きな意味があるものと思う。
    深く考えさせられる内容だった。

  • 新田次郎さんと藤原ていさんご夫婦の日常などが書いてあっておもしろかった。

  • ここにレビューを記入してください

  • 「国家の品格」で知名度が跳ね上がった藤原先生ですが、エッセイの方が私は好きです。「若き数学者のアメリカ」「遥かなるケンブリッジ」もGOOD。

  • 文章全体ににじんでるまっすぐな人柄に好感。まったくきどってなく、カッコをつけずに言葉を綴れるのってすごい。


  •  本当にいい人

  • 国家の品格でヒットを飛ばした藤原正彦氏のエッセイ集。彼のちょっとオカシオモシロイ性格が良く現れているエピソードが詰まっている。平均値が高い日本の教育か、自由度が高く出来不出来にばらつきがでるようなイギリス式教育がいいのか、そんな行が面白かった。後の国家の品格に通じる想いもあちこちに垣間見られる。

  • ふ-12-5 2冊

  • パパからもらい、未読

  • おむすび頭の頑固おやじ風イラスト(表紙)を見ただけでこの本の雰囲気が分かるというものです。藤原さんの本はどれをとっても独特のユーモアがちりばめられ、芯のしっかり通った日本男児の心意気が感じられます。やわに成り下がった日本人に喝!

全23件中 11 - 20件を表示

父の威厳 数学者の意地 (新潮文庫)のその他の作品

藤原正彦の作品

ツイートする