僕は9歳のときから死と向きあってきた (新潮文庫 や 8-25)

著者 :
  • 新潮社
3.79
  • (3)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101249254

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 柳田邦男「僕は9歳のときから死と向きあってきた」

    内容については、5月12日付のFUTANさん日記を読んでいただけましたらご理解いただけます。素晴らしい内容でした。

    さて、70年代半ば、高校生の時、文藝春秋だか中央公論だかに、この柳田邦男さんが「ノンフィクション作家」として投稿をしていました。
    で、高校の現代国語の授業で民俗学者の柳田國男が出てきたので、授業後に先生のところにいき、ノンフィクション作家の柳田邦男とは関係があるのかと質問しました。
    先生は、柳田邦男をご存じありませんでした。
    先生は、「その人は成城大学を拠点にしているのか?ならば関係あるのかもしれん」と。

    柳田くにお、というと、それを思い出します。

  • 80歳近くになった著者のやってきたことの振り返り、繰り返しの書。近年、ホスピスや緩和ケア内科も目にし出した。著者がいう2.5人称の実践の場なのだろう。目をそむけずに死について考えることは、いかに生きるかにつながること。身体の衰えとは反比例的に精神の成長が図れれば充実した老後も送れる。2019.5.22

  • 幼少期、記者時代から数多くの「死」に立ち会ってきたことが、著者の死生観に大きな影響を与えている。彼の人生がこんなにも苛酷だったのか、を考えると、まさに心がつぶれる思いです。奥さんの精神病、息子の自死と、壮絶な人生だったのだと思います。辛くて読み通せてないけれど。

著者プロフィール

講談社ノンフィクション賞受賞作『ガン回廊の朝』(講談社文庫)

「2017年 『人の心に贈り物を残していく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳田邦男の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
サン テグジュペ...
西 加奈子
米澤 穂信
村上 春樹
遠藤 周作
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×