オーデュボンの祈り (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 33617
レビュー : 3601
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250212

感想・レビュー・書評

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  • 初読書作品

  • 高校の国語の先生から、夏の課題図書として紹介された。今まで海外ファンタジーばかり読んでいた私の、読書観を変えた一冊。

  • 伊坂幸太郎の中で一番好きな作品

  • あとがきにもあるけれど、とてもシュールな世界観だった。城山が最後伊藤と対峙することもなしに死ぬのが最高にすかっとした。ラスボス感出してたのが一転、主人公に認識されるまでもなく超脇役で終わって行く感じ。
    日比野がとても良いキャラだった。

    伊坂幸太郎のデビュー作だったのは驚いた。

  • 以前学生の頃読み、伊坂幸太郎氏の本はよくわからないな。という感想だったが、先日カカシの神様がいるとの本を読み、その事前情報が有ればまた違った楽しみ方が出来るかな?以前読んだのはだいぶ昔だしと再度読んでみる事に。
    島外とは関わりがない鎖国の島、しゃべるカカシ、安易なコンビニ強盗、殺し屋、悪徳警官とまあ伊坂氏らしくシュチュエーションから突飛。楽しくは読める。以前よりかは訳わからない感は減っているがやはり娯楽小説の域をでず物足りなさを感じる。デビュー作だったとは。

  • 語る登場人物が変わる所を、イラストで表現したり、主人公伊藤のクールさ、まさに伊坂ワールド。150年間、気づかれずに鎖国状態にあったという発想も面白い。その中で、人が何か足りないと考えている様。その答えも、ユーモアと伏線が。多数の登場人物にやや疲労しつつも、まとめあげていく疾走感はさすが。優午の存在が異彩。未来を見渡せるのに、何故、自分の死を予期できないのか、していたのか。伏線だらけの展開に、その小説の作り方に興味がいく。

  • 第9回毎週ビブリオバトル

  • 伊坂幸太郎 著
    かなりシュールな作品
    デビュー作とは驚きです 時空を超えた話のような気もするのに 作者のユーモアも垣間見える
    何より 僕は、勧善懲悪の物語が好きだ
    「天網恢恢疎にして漏らさず」という諺だって好きだ。
    なぜなら、現実はそうじゃないからだ。
    天網恢恢疎にして漏らさずとは、天罰を逃れることは決してできないということのたとえだと思う。
    作者の心が、意気込みが そこから伝わってくるし だからこそ、何を伝えてたいのか自分にも感じられて
    現実を切ってくれるような清々しさと爽快感が生まれてくる。伊坂幸太郎さんの物語が 本当に好きだって思う。

  • 伊坂幸太郎さんのデビュー作。
    どんどん惹きこまれ、あっという間に読み終わった。

    コンビニ強盗に失敗し、逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。人語を操り「未来が見える」カカシと公的に殺人を認められている桜、他にも島には妙な人間ばかりが住んでいる。
    「島には何か欠けているものがある」
    「未来が見えるはずのカカシが、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか」
    それがだんだんわかっていくのが面白かった。

  • 2018.3.9 再読了
    伊坂作品にハマったきっかけの本。
    ミステリーのような、おとぎ話の様な不思議な印象を受け、特に好きな作品。
    再び読みたくなり、読み返したが、やはり好きな一冊。
    おとぎ話ののどかな雰囲気も感じつつ、毒気があるのも何とも好み。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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