オーデュボンの祈り (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 33600
レビュー : 3601
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250212

感想・レビュー・書評

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  • 伊坂さんのデビュー作とは知りませんでした。
    時代から取り残された島。不思議な風習、人びと。
    とにかく不思議な世界。
    小説本の裏表紙に書かれた内容紹介(案山子)につられて買いました。

  • 終始、伊坂幸太郎がすごい作品だった。
    (いい意味のつもり)

    伊坂幸太郎は正直そんなに好きじゃないけれど、会社の先輩に紹介されて読んでみた。

    設定好きな私としては「他の作家には感じ得ない、独特な設定と世界観だな〜」としみじみ。
    伊坂幸太郎が苦手なのはこの唐突な世界観かも…
    (西尾維新信者が何を言うんだと言うかもしれないが、西尾維新と決定的に違うのは「世界観」。世界のあらゆるモノの見方、感じ方が違うんだなって思う……伝えづらいw)

    文章自体はそんなに難しくないのに、入り込みづらさがある。でもその感覚自体が、この作品の肝で、交流が断絶された閉鎖的な島の世界が表現されつくされている。

    こういう設定考えられるの、すごいな〜…!

    そして、島にはないものを持っている主人公は、最後にちゃんと、その島にないものを持ってくる^_^
    それが当てられなかったのは悔しかった(※ミステリーではないw)けど、何より素敵なラストで読了後はなんかさっぱりすっきり。

    途中の「よくわからないなー……ウーン?」はどーーーでもよくなって、終わり良ければすべて良し。


  • 「名言」の多い小説
    ミステリーの中にファンタジー要素が散りばめられていて面白かった。
    また読みたい。

  • そうかデビュー作なんですね。安定感のある文書と十分に練られた構成。読んでいる間はデビュー作であることに全く気づかなかった。一方で伊坂さんの他の小説とは、ちょっとだけ違う感じ。何だろう!
    デビュー作の瑞々しさなのか。それとも当方の勘違い?次に伊坂さんの別の本を読む時の楽しみが増えました!

  • 何年かに一度読んで、この世界観に浸る。大好きな本。

  • 不思議な世界観 怖いような爽やかなような

  •  殺人事件が起こるミステリー小説なのだが、設定があまりにも変わっている。普通の仙台の街からなぜか隔絶された島に入り込んでしまった若者が主人公。未来のことが分かるかかしや反対のことしか言わない画家、殺人が許されている若者など、なんだかオズの魔法使いの世界を思わせるような奇天烈な世界。あるいはティムバートンの映画のような世界かもしれない。今までに読んだことがないようなミステリー小説だった。

  • しゃべる案山子の優午は未来を知ることができる。人の幸福とは?

  • 不思議な世界観だが、先が気になり読んでしまう。
    伏線の回収はさすが。

  • 読み終わった時に何だか心がほっこりします。
    日々の生活にちょっと疲れた時、読んでほしい作品です。
    伊坂幸太郎さんの作品の中でも特に好きな一冊です。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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