オーデュボンの祈り (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 33615
レビュー : 3601
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250212

感想・レビュー・書評

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  • これがデビュー作なのは圧巻。
    やはり、法学部卒業という経歴が作品のテーマにも影響を与えているように感じる。

  • ちょっと読むのに時間かかっちゃいました
    著者のデビュー作
    主人公が目覚めるとそこは閉鎖された島
    いろんな個性的なキャラがでてきました
    未来を知ることができる案山子は印象深い
    読後感としては、それなりには収まった感じ
    かなというそんなものでした

  • 独特のキャラクターと物語で面白かった
    一瞬で読み終えた
    ここで中心的キャラを演じている案山子の優午は、いわゆるラプラスの魔物といえる。 複雑な装置として感情や思考を持つ物体を創造するのは面白い発想だが、虫が走り回るだけでは大雑把すぎるため、せめてよりミクロ的なスケールで細菌やウィルスがそういった中身を構成してもよいのかなって思ってしまった

  • 一番最初に読んだ伊坂本
    グロいけど伏線回収おもしろい

  • 図書館で単行本を借りて読んだ。
    独特な世界観だった。
    爽やかな読後感。

    オーデュボンという人物は実在の人物であり、読了後気になってネットで検索した。彼の人生はこんなにも波乱に満ちていたのかと驚くとともに、彼の描く鳥たちの繊細な美しさとそこから感じ取れる愛情に心打たれた。伊坂氏は、どういうきっかけで彼を知り、小説のモチーフにしようと思ったのだろう。
    リョコウバトの大群が空を覆うように飛ぶ場面は想像するとぞくぞくする。

  • ありえない世界の話なのに、各シーンが苦もなく思い浮かべられました。島の平和感と悪意の差が激しすぎて耳キーンなるわ。

  • 3分の2くらいで飽きてきた。が、その後に続々と続く伏線回収の展開にやられた。上手いなぁと感心した。

  • 作中の気になった言葉。

    ・人生ってのはエスカレーターでさ。自分はとまっていても、いつのまにか進んでるんだ。乗った時から進んでる。到着するところは決まっていてさ、勝手にそいつに向かっているんだ。だけど、みんな気がつかねえんだ。自分のいる場所だけはエスカレーターじゃないって思ってんだよ。
    ・エスカレーターなんてのは、どこで降りても大した違いはねえんだ。急いでいる人のためにエスカレーターの右端を空けておくってのは、ありゃ、何の常識だい?
    ・(歩行に難のある男性を見て)俺は普通に歩けている。あの男が、奇跡でも起きないかと祈っている願いが、俺にはすでにかなっている。どうだ、俺は十分マシじゃないか。そう思わないか?
    ・蟻の巣の中身は、中にいる蟻より、外から眺める人間の方がよく見えるんですよ
    ・(死にゆく人の手を握りながら見送る事について)彼らはきっと安心すると思いませんか。自分が消えてしまうのならば、それって、誰かに見ていてもらいたいじゃないですか。そうでなければ、自分がはじめからいなかったのと勘違いしちゃいますからね

    伊藤のおばあちゃんと桜が好き。
    城山の犯行を描ききらないので、読み手が想像を巡らせてしまう。この手法はヤバい。人間の想像力の怖さを思い知る。

  • 世界観がとてもいい

  • 不思議な感覚の本でした。終盤に向けて、何となく予想は出来たけど、一気に読めました。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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