重力ピエロ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 39864
レビュー : 3641
  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250236

感想・レビュー・書評

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  • 映画化されていたのは知っていたのでようやく読んでみました。
    それなりに重いテーマではありますが家族みんなが絆を信じあっけらかんとしているのでさくさくと読めました。遺伝子の話は正直小難しくてわからないところも多かったですが、お父さんの「俺に似て嘘が下手だ」という言葉でその小難しさも吹っ飛び、泉水と春も救われたのだと思いました。

  • オシャレね。

  • 久し振りの伊坂作品。まだ10冊にも届いていないが、相変わらずの軽妙なタッチと言葉遊びが面白い。重いテーマではあるが、登場人物に様々な特性を巧みに与え、現実っぽさと非現実を紡いでいく。過去作からの挿話もニヤッとさせる。
    何が正しくて何が間違いなのか。正解はない。そこに辿り着くためのプロセスが成解へと導くのだろう。

  • 記録

  • 面白かった。が、何だろう。この人の作品には、リアリティと非現実の狭間の浮遊感のようなものを感じる。友人に勧められて3作読んだが、私はハマらなかった。

  • 随分前に読みました。
    個人的に犯罪を許す訳にはいかないので高評価は付けません。
    ただこの小説の魅力は、お父さんがハルに言う台詞です。
    「お前は俺に似て嘘が下手だな。」
    これに感動し、家族がいるリビングで一人で泣いた記憶があります。

  • "春が二階から落ちてきた。"
    締めくくりの1文でおお、となった。

    泉水と春とその家族の背景には
    とても重いものがあるのに、
    "本当に深刻なことは陽気に伝えるべき"だからか
    さらさらと書かれている印象。

    何が正解なのか分からなくなるなあ。。

    話の展開は読めたけど、
    春の不思議な行動の理由には
    ほっとできた。

  • この人のほかの作品の登場人物もちょっとでてくる。
    両親から生まれた兄と、母親が強姦された末生まれた弟と、その弟を生む決断をした父との話し。
    お兄ちゃんはちょっとヘタレで、弟はそれでもお兄ちゃんが大好きで、それは大人になっても変わらない感じが微笑ましいと思いつつ、薄ら寒いものも感じる。

  • 兄弟って素敵だなぁ。
    血が繋がっているか、繋がっていないか。
    それって難しい問題。

    私だったら、堕胎だと思う。
    人によって違う。

    さらっと読めるのに、考えさせられる一冊ですね。

    犯罪=悪じゃない
    ってのには共感出来なかったけども。

  • 重たい話を重たく感じさせない不思議な作品。

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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