フィッシュストーリー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 19266
レビュー : 1253
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250243

感想・レビュー・書評

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  • フィッシュストーリーが良かった。 思えば誰にでも その瞬間に流れていた曲や、選択の時 後押しする歌詞がある。 自分のとった行動が後の何かに影響してるかもって思うと面白い。

  • 面白かった!!
    続きが読みたくてよみたくて…。
    伊坂節というか、あー、ここに繋がってたんだーって言うのが楽しかった。
    私は特に表題になっているフィッシュストーリーが好き。
    あ、映画もあるんだと知って、この音楽が聴きたくなりました。
    登場人物もみんな好感もてましたー!

  • どれも楽しめる作品でしたが、僕はなかでも「ポテチ」がよかったです。ヒロインのさばさばしてユーモラスな物言いが魅力的なキャラクターにしている。空き巣という犯罪とヒューマンドラマが重ね合わされていて、伊坂幸太郎ならではのくだけた感じと相まって、読む楽しみを十分に感じながら、引き込まれる読書体験になります。こういうのを読むと、文章を読んでいても、漫画を読んでいるかのように文字の存在を忘れながらストーリーを追う感じになります。夢中、という状態ですね。また、「フィッシュストーリー」で語られる正義についての哲学は、僕も何度か「善」については考えていて、自作短編(素人短編です)で編み込んだこともありますから、目新しい考察とは感じ得ませんでしたが、当時の伊坂幸太郎の年齢でちゃんと考えて答えを出しているなと思考力の強さを感じました。彼は確か法学部卒業でしたから、余計、正義とか悪とか勉強し、考えてきているのでしょう。と、まあ、さきほども書きましたが、夢中、という状態になること。そう読者がなるには、言葉の言い回しや文体など、どうしたらいいのかを今度書くときにも考えてみようかなあと思います。言葉で語りすぎず、言葉になっていない状態の語るべきことを想像させる。そりゃ、ストーリーや描写などは読者の想像にまかせるわけにはいかないでしょうけれども、うまく読者の頭の中にできあがる言葉未満の空白を操作するというか、そんな技術も書き手は持てるんだろうなあと思いました。

  • 伊坂幸太郎さんの比較的初期の中編集。4つお話が入っています。『ホワイトラビット』の登場人物はこちらに出ておりましたか。こちらから先に読んでいればよかったなと思いました(当然ファンならそうされると思いますが……)。個人的には表題作の『フィッシュストーリー』がいちばん面白かったです。

  • 再読キャンペーン中につき再読。売れないロックバンドのラストソングが時空を超える表題作の他三編を収録。気付いたら収録作全て"時間"が共通項目。表題作は前述として「動物園のエンジン」は過ぎ去った過去と未来の不明確さを「サクリファイス」は古から続く風習を「ポテチ」は誕生と成長をそれぞれ描いている。全編、過去作品との繋がりが随所に見受けられるのでそれを楽しむのも面白い。表題作なんか正に本領発揮の伊坂ワールド。そういえば映画版は「週末のフール」ネタが組み込まれていましたね…。

  • 伊坂ワールド全開
    読んだあとスッキリする彼らしさ
    とてもおもしろい

  • 苦手な伊坂さん…
    短編でも私には読みづらい。
    ポテチは面白かった。

  • もう一度読む。

  • 大好きな黒澤さんも登場する短編集。表題のフィッシュストーリーは世代を超えた人類救済の物語で、伊坂節炸裂の面白さでした。映画にもなったようなので、いつか見てみたいです。黒澤さんが主役だったサクリファイスは残念ながら不完全燃焼。なぜだろう、この世ならぬ存在が見え隠れしてしまったからかも知れません。あの黒澤さんが幽霊見るわけないじゃん!みたいな違和感(笑)。黒澤さんって本当は割と普通のおじさんなんだろうけど、何故か読者の私も登場人物たちも、彼を偶像崇拝しすぎる傾向があるなあ。

  • 発売日にわざわざ
    買って読んだのに、後に映画を見るまで
    話の内容を思い出せなかったくらい印章が薄い

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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