フィッシュストーリー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 19269
レビュー : 1253
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250243

感想・レビュー・書評

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  • 黒澤の圧倒的な存在感。「ポテチ」の伏線回収にウルっとして頁を戻る...。ホラ話の表題作もスカッとさせてくれる。映画化されているようだが、本で十分かな。
    「俺、どうすりゃいいんですかね?」「何もしないでいいんじゃないのか」

  • ポテチを電車の中で読んで泣きそうになってしまった。ただボールが遠くに飛んだだけだけれど、何かすっきりした。

  • ふふふってなるところがあった。

  • 短編集。
    その中でもフィッシュストーリーが一番好きな話。
    誰かの行動が誰かの運命を変えていく。人間版ピタゴラスイッチ的な話は読んでいて面白い。

  • 伊坂幸太郎による四部作で構成される短編小説集。内容もメルヒェン調な『動物園のエンジン』、昭和初期のミステリー風味『サクリファイス』、SF感を匂わせる設定の表題作『フィッシュ・ストーリー』、メロドラマ的な展開の『ポテチ』。全く異なるジャンルでありながらキャラクターによる会話のテンポ、言葉遊びならぬ文字遊びは「伊坂テイスト」バリバリで、それぞれ氏独特なアクロバティックな展開と着地感は愉快な漫画のよう。中でも『フィッシュ・ストーリー』は時間と空間の展開をもっとSF寄りにしたならば星新一か小松左京が描きそうなお話

  • 昔読んだ作品の登場人物がちらほらでてきて、それがわかった自分にびっくり。
    たいしておもしろいと思った作品じゃなかったのに残ってるってのがすごい。
    伊坂作品は麻薬なのかな?(笑)

    表題作の「フィッシュストーリー」が一番おもしろかった。
    そうつながるのかー、と。
    欲を言えばハイジャックに居合わせた男女も、その後つきあった…みたいな展開期待したけど、そうなるとありきたりで伊坂作品のよさがなくなっちゃうのかな?

    でも最後の「ポテチ」はそういう意味で伊坂作品らしくなかったのかも。

    てか、短編集って評価つけにくいなー。ってことで、無難な評価にしちゃいました。

  • 中編集。伊坂作品3作目。
    解説を読んでからわかったことだけど、伊坂作品の長編と繋がる、一応「スピンオフ」みたいな感じなのだろうか?といっても、単独で読めるのは読める。表題作が一番面白いと思う。ありがちな話だけど、「僕の孤独が魚だとしたら~」のフレーズの時間をさかのぼってのつながりが面白かった。

  • 映画になるくらいだから長編かと思ったら、短編だった。
    すっかり騙された。

    四つの短編。
    動物園。
    村の生贄。
    フィッシュストーリー。
    泥棒。
    の話。

    四つ目の泥棒の話は肩の力が抜けた会話が楽しい。
    是非ともキリンで街を闊歩してもらいたいものだ。

  • おおしろいか 否か と聞かれれば、面白いという他ない。
    だけど 爽快感がない。
    胃が ぐんにゃりと曲がるような感じ。
    高熱が出たとき、天井がぐるぐる回る感じ。
    そんな感じ。

  • ポテチも悪くないが、表題作がいいかな。
    何がどう繋がっているかはわからないから一生懸命生きよう。

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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