砂漠 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 18911
レビュー : 1757
  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250250

作品紹介・あらすじ

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 「目の前で困っている人がいたらばんばん助けりゃいいんですよ」が、すき。西島すき。

  • 同僚に借りた本。
    大学生が社会に出たら、砂漠のような世界に住まなければいけないのだ、そんな話。
    春夏秋冬、のパートに分かれていて、それぞれ、そんなに事件起こるか?くらいのペースで何か起こり、個性的な登場人物たちの友情というか、絆を感じる。

  • 中盤からの展開がファンタジーすぎたけど、「大学生」故のぬるさみたいなのが一貫してたお陰で最後まで読めた。キャラがすごく良くて流石だと思った。西嶋は最高にパンクだし、なんだかんだドライな北村も良い。麻雀かじっててよかった。ピンフ!

  • ユーモアと軽快さと知的さ、だけど中身がない。売れる小説の条件だそうです。
    自虐っぽく、しかも二回も出てくるなんて、何かお悩みの時期だったのかなと勘ぐって読み返しました。
    いやいや、毎回、心を温かく、時には痛く、心地よい気持ちにさせてもらってます。
    今回も良かった。西嶋さん最高。恐らくもう学生ではない今だからこその感慨もあるかも。

    春から始まる。また重力ピエロを読みたくなりました。

  • 東北の大学生5人組を主人公にすえた青春小説。いつもの伊坂幸太郎らしい驚きの伏線回収、というのは実はそれほどないが、大学生のいきいきかつぬるぬるとした生活の描写が、少しノスタルジックなうらやましさ、まぶしさを伴って心に入ってきた。特に西嶋というアクの強い登場人物の描き方は秀逸で、どこかにいそうでいない、それでいて妙に近しさを感じる、不思議な存在。また伏線回収も前述のように驚きレベルではないが納得のいく形でいくつかの事件、出来事が収斂されていって、お見事。こうした、いつもより毒のうすい、爽やかさのある伊坂作品もなかなかいい。

  • 俯瞰型人間の北村が仲間たちとの出来事を通して成長していく物語。西嶋の「前進前進また前進」の精神が痛快だった。

  • これぞ、青春群像劇。
    砂漠という社会に出る前の大学生活を送る5人の大学生。
    ボウリング対決、プレジデントマン、泥棒集団との対峙、西嶋と東堂の恋。
    と彼らの大学生活は、ユーモアと刺激に満ちたもの。
    何より、西嶋のキャラが抜群でそればかりに目がいってしまうが、それ以外の登場人物も素晴らしく、こんな仲間と大学生活を送れるときっと楽しく、もう一度、自分自身もオアシスに戻りたいと思ってしまう。
    西嶋のキャラ、語録、行動。そして西嶋が起こす小さな奇跡が大好きで、この本が大好きです。

  • おもしろく読める!パンクロック西嶋のキャラクターや、言い回し、お、と思うような一言が大好き。
    参考文献に出てたサン・テグジュペリの人間の土地も読んでみようと思う。
    麻雀のことがわかればもっと面白いのかなと思った私は、この本をキッカケに麻雀を猛勉強し、雀士として活躍することになる。
    なんてことは、まるでない。

  • 何回読んでも面白い!

  • なんか惹かれるものがなくて、途中で読む気が無くなり、数ヶ月放置してたが、なんとなく続きを読んだら、後半はそれなりに読めた。
    現実感のない会話のやり取りが、感情移入できない原因か?

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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