ゴールデンスランバー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
4.11
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本棚登録 : 22856
レビュー : 1715
  • Amazon.co.jp ・本 (690ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250267

感想・レビュー・書評

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  • オチがどうなってしまうのかワクワクしながら読むことができ、とても面白い作品でした。

    (とても細かいのですが、七美ちゃんの一人称が基本的には「七美」のはずなのに一箇所だけ「わたし」になっていました。また、「思っていること声に出しちゃってるよ」など幼稚園生らしからぬ発言をしたと思いきや、反対に何度も警察の前で口を滑らせるなど、ストーリーを進める為の駒のような動きが気になってしまいました。)

  • 結局、犯人は捕まらないの?スッキリ終わった感じがしなかったけれど、逃げるのを手伝ってくれる仲間がなんか、よかったです。お父さんのセリフがよかったです。

  • 伊坂幸太郎さんの作品を読むのは
    オーデュボンの祈りが1つ目で
    アヒルと鴨のコインロッカーが2つ目、
    今回のゴールデンスランバー3つ目です。
    いやー、面白い。
    遅いけど、伊坂幸太郎さんにハマりだしました。

    主人公は冤罪をかけられ、
    どうやって逃げて行くんだろう。
    そして主人公に関わりのあった人たちの伏線回収も
    しっかりあって、後半は一気に読み終わりました。

    ちょっとした主人公たちの会話が面白かったり、
    主人公のお父さんがテレビに映って
    主人公に投げかけた言葉には感動したり、
    最後は顔を変えずに
    逃げ切る方法はなかったのかと思ったけど、
    大変よくできましたの判子をもらったりしたところは
    ジーンときて、読者を楽しませてくれる本でした。

    映画化されてるらしいので、
    DVD借りようと思います!

  • 終わり方があっけないようにも思うけれど、でも最後に「たいへんよく出来ました」のハンコを押してもらうシーンではちょっとジーンときました。姿形が変わってもそいつだってわかるだけの関係性のある同級生が自分にはどれだけいるのだろう?と考え込ませてくれました。

  • 勝手に第一期集大成だと思っていたので、実は挑戦作というのは意外だった。緊迫感で息苦しくなりがちな逃亡劇も、伊坂節のユーモラスな会話劇のおかげで良い意味で力が抜けており、時折挿入される回想シーンは愉快さと同時に郷愁も誘う。確かに広げた風呂敷は畳めていないが【事件のその後】を本編より前に配置することで、読者はある種の心構えと共に本編に臨めるからこそ、あの結末は際立つ。冗長さは否めなかったが、最後までハラハラドキドキ楽しめた。ルポライターの正体も小技が効いている。私事ですが、本作にて200冊達成です。(^-^)

  • 読み終わるまで意外と時間がかかった
    もし自分が青柳だったらどうだろうってずっと考えてた
    整形で顔も変えて違う人生を歩むんやけど自分は生きてるよってことを身内に知らせる方法が個人的にめちゃくちゃ好き

  • ラッシュライフの次に好き
    エンターテイメント作品
    伊坂幸太郎がちゃんと作り上げたらこうなるんやぞ!と見せつけられた。

  • 終始ハラハラ、傑作
    あまりに珍しい問題の終わり方も自分的には大満足、新鮮で楽しかった

  • 主人公が突然総理大臣殺しの犯人として仕立て上げられる。しかも国家レベルで。
    そのため物語は終始絶望的な状況でした。
    しかし主人公が必死に逃走をする中で起こる出来事に主人公の過去の話(主に大学生時代)がうまく絡まるようになっておりそこが大学青春もので読んでいて暗い気分になるばかりではなかったです。

    ラストも完全には救われず個人的にはどうにかなるんやないかなと思っていたのですが・・・
    満開の花畑ではなく一凛の綺麗なコスモスが咲いた!!
    という感じでこれはこれでありやなと思いました。
    特に一個一個回収していくラストは良かったです。

  • 「巨大な力」によって首相暗殺の犯人に仕立てあげられた、ごく普通の一般人がとにかく逃げ回る。巨大な組織からも警察からもマスコミからも世間の目からも。
    人は巨大な力を前にしたとき、逃げることしかできない。でも、逃げ切ったら勝ちだ。
    最後までハラハラしながらページをめくったが、結局「巨大な力」とは何だったのか、どうして青柳が偽の犯人に選ばれたのか、それが気になって読了感はいまイチ…。ま、今回の主題はそこではないのだろうけども。
    序盤から散りばめられていた伏線の回収はお見事。
    2017/11

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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