オー!ファーザー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.82
  • (549)
  • (1185)
  • (732)
  • (116)
  • (14)
本棚登録 : 9059
レビュー : 757
  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250274

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 1607 久しぶりの伊坂作品。相変わらずの会話のリズム感で進み、伏線の回収もあざやか。4人の親父もキャラが立ってて面白かった!

  • 男子高校生とその4人の父親が事件に巻き込まれるも、強力な信頼関係と発想で解決していくストーリー。テンポ良く進む話で読みやすいし、4人の父親の個性が読んでいてとても楽しい。親子関係を見ても心温まるストーリーでした。ドキドキハラハラというタイプのストーリーではないですが、面白いです。

  • ちょっと適当なところもあるけど、息子を愛していていざという時に頼りになる父親たちがかっこいい

  • 個性あふれる素晴らしい父親たち。
    由紀夫君の将来が楽しみに思える。

    というよりも、こういう父親たちに育てられたかった。
    由紀夫君がうらやましいな。

  • 伊坂幸太郎らしい作品。
    主人公には父親が4人いる。

  • 面白かった!
    お父さん4人、由紀夫、多恵子、キャラがみんな個性的でいい。
    会話のテンポもよくて楽しい。
    いろんな伏線が最後まとまっていく。さすが。

  • 父親が4人いる、そんな不思議な家族の中で育てられた主人公。とある人物がカバンをすり替えたことを目撃してしまい、そこから事件に巻き込まれてしまう。その中で描かれている父親たちとの絆はなにか心を掴まれるものがある作品。

  • 伊坂幸太郎にハマるきっかけになった一冊。

  • 由紀夫は6人家族だ。
    母と自分、そして4人の父親。
    高校の中間試験が迫る中、由紀夫はまったく自分は悪くないのに、ややこしい事件に巻き込まれてしまう。
    友人鱒二がチンピラに絡まれ、うっかり由紀夫を巻き込む。出かければ女性が男性の鞄を盗むところを見てしまう。同級生の多恵子に無理やり不登校の生徒の家に連れて行かれる。家には不審な男が侵入する…。
    4人の父親がまったくタイプが違うように、ややこしい事件にそれぞれの父親がそれぞれ個性的に関わってくる。
    ギャンブラーで人を丸め込むのが上手い鷹。女性を口説くのが上手い葵。知識が豊富で冷静な悟。中学教師でスポーツマンの勲。
    中間テストを前に振り回される不憫な主人公由紀夫は彼らの哲学をうまく吸収し、学校では成績がよく、女子に優しく、スポーツも出来てマージャン出来る非の打ち所がない少年に育った。
    しかしこのさまざまな事件で彼は学校の、守られた中ではどうにか出来ても世の中はもっと怖いものだということを知っていく。
    そしてもちろん父親たちの愛も。
    ほんとすてきなファミリーストーリーだと思う。
    伏線や事件が一見無造作にばら撒かれているが、それが最終的に回収されていく様はまさに「伊坂幸太郎」というべき。すっきりするし、なにより温かい。

    学生のころ、私たちは大人を馬鹿にし、なんでも出来るように思っていた。社会に出るとそんなに世の中は上手くいかないし、砂漠ばかりだと気付く。その砂漠に踏み入れる前に是非この作品を読むべきだった。世の中の心構えになると思う。(そういえば解説の島田雅彦氏も同じ事を書かれていた)

    年齢設定もいいと思う。高校生、という年頃は世の中の理不尽さが見えるようになる時期なのかもしれない。ついでにさわやかだし。

    伊坂幸太郎氏の「砂漠」にも似た、青春小説と言ってもいいのではないかな。
    相変わらず伊坂幸太郎大好きです。

  • ほのぼのしつつ。
    途中からスピーディに。
    ありえない家族設定だったけど、何故かすんなり受け入れ、面白く読めた。

全757件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

オー!ファーザー (新潮文庫)のその他の作品

オー!ファーザー 単行本 オー!ファーザー 伊坂幸太郎
オー!ファーザー Kindle版 オー!ファーザー 伊坂幸太郎

伊坂幸太郎の作品

ツイートする