オー!ファーザー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9057
レビュー : 757
  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250274

感想・レビュー・書評

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  • 父親が4人とゆう日本じゃなかなか有り得ない設定を、まぁそんな家もあるかもね。ぐらいのテイストで物語が始まっていくところが、伊坂幸太郎らしいなぁと思いながら読んだ。楽しさも寂しさも厄介事も4倍、素敵。

  • 伏線回収が心地よい本作。
    物語の収束していくところも大好きだが、なんてったって、父親四人のキャラクターが魅力的。
    ギャンブラーお父さん、スポーツマンお父さん、インテリお父さん、ジゴロお父さんと中々どうして濃い四人。
    お母さんがどんな人か分からないところが、かえって良かったという感じ。彼女の魅力がどんなものなのか、想像する余地が大いにあった。

    息子の由紀夫は父親四人の良いところを受け継いだ子どもで、傍から見れば大体のことを卒なくこなす、全く以ていけすかない高校生といったところだが、由紀夫視点から描かれるや全くそうは見えないところが面白い。

    他の方も書いているが、多恵子ちゃんと鱒二のキャラクターが些か引っ掛かるところ。
    憎めないお騒がせキャラは難しい。

  • 小説

  • 伏線の回収が素晴らしく爽快だと聞いて読んだのですが、そこに行き着くまでが結構長かったかな。
    ラストに向かう現実離れし過ぎた都合良すぎる展開は好きです。
    父親4人が普段どんな会話をしてるか気になりました。

  • 四人の父親までは受け入れられる/ しかし、伏線を回収しているつもりで書いたんだろうがご都合要素が過ぎる/ 次作のゴールデンスランバーでもそう/ 野球選手のくだりも、脱走のくだりも、手旗信号も、クイズも、前半の挿入が不自然すぎて都合が良く見える/ それにだらだらと他人を批判してばかりの主人公と進まない展開が真ん中以降だるすぎる/ まあ、新聞連載と聞いて納得/ 最後に化物語のような文書にうんざり

  • 長いこと伏線がはられて、最後にやっと色々動くという感じ。クイズ番組のくだりはうまく行き過ぎでは…という気も。最後の母親登場についてはあんまりしっくりこなかった。

  • 常に干渉されていることに息苦しさを感じることはあれど、いざというとき助けてくれるのが親の存在

  • 私は超ファンタジーに感じた(笑)伊坂幸太郎作品はあとがきを読んだら自分の見つけられなかった面白さを発見できて楽しい。今回は、気持ちいいまでの伏線回収系では無かった気がするけれど、地方都市のヤンキー社会は上手く描いていて、富田林さんとかほんま、都会でしか暮らしたことのない人には、このキャラのイメージ掴みにくいのでは?ってくらいまさに 地方都市ならではの人(笑)

  • これだけ個性豊かな父親が4人もいて、有り余る愛情を注いでくれるなんて!
    思春期の男の子からしたら、鬱陶しいのかもしれないが、私からしたら羨ましいかぎりだ!
    父親が揃いも揃って個性的なのに対し、由紀夫がイマイチぱっとしないのは、なぜなんだ(笑)

    お騒がせな鱒二と多恵子に振り回されて、いろんな事件に巻き込まれていく。
    ドタバタコメディなので、長編だけど気軽に読めました。
    しかし。。。鱒二と多恵子には、私だったら絶対に関わり合いたくないな~(笑)

  • 面白いことは面白いが、なんか伏線と思われるものがたくさんあって、後半一気に回収しようとして、仕切れなかったような、消化不良感がありました。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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