オー!ファーザー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9054
レビュー : 757
  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250274

感想・レビュー・書評

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  • 4人も父親がいるという奇想天外な設定で、新聞連載を夢中で読んだ作品。あらためて文庫で読んだらやはり面白かった。 文句なしのエンターテイメント。クライマックスは笑えるし、また感動的だ。終盤で「ファミレス」をしみじみ語る父親たちがいい。本を読んだらまた映画を観たくなった。

  • まとめ方がすっきりとした爽快な話。
    不思議な設定だけどそれを違和感に感じさせない。
    セリフで良かったものがいくつかある。

  • 伊坂幸太郎の本を読むと、いつもどこかで胸にグッとくるセリフに出会う。今回は勲のセリフで「それでどうにもならなかったとしても、大丈夫だ。俺たちで、おまえと鱒二は守ってやるよ」あと、言葉遊びが無数に散りばめられていて、思わずくすりだとかニヤリだとかしてしまいます。
    実際に自分に4人も父親がいたら、ぜったいにウザいと思うけど、これは愛(家族愛)の物語。単純に由紀夫がうらやましいな〜と思った。こんな風に、いつも周りで見守り応援し、いちいち口を挟んでくる大人(両親に限らず)がちゃんといれば、現代の子供たちも、もっと生きやすいのにねぇ。将来子供を産んだら、育児本のひとつとして、こっそり本棚の奥に隠しておいて、育児に行き詰まったら、再読しよう!と思ったのでした。

  • まあ、キャラクター小説だね( ´ ▽ ` )ノ。
    宮部みゆき「ステップ・ファーザー・ステップ」ぽい( ´ ▽ ` )ノ。
    曲者ぞろいで魅力たっぷりの父親「たち」( ´ ▽ ` )ノ。
    多恵子ちゃんも可愛かった( ´ ▽ ` )ノ。読んでて「真田丸」のきり(長澤まさみ)の顔と声が、脳裏をチラチラ( ´ ▽ ` )ノ。

    お話の方は……まあ、ね(´ェ`)ン-…。
    あとがきを読んで「ああ」と思ったけど、やっぱり初期作だった……。「ギャング」なんかに近いテイスト。あれも、あんまり好きじゃないんだよなぁ……(´ェ`)ン-…。
    伏線貼りまくって先を読ませるけど、大筋じたいはありきたりでそんなに面白くは、ない(´ェ`)ン-…。
    ラストの展開の雑さ、悪い意味での現実離れ、ご都合主義……(´ェ`)ン-…。
    ドッグレース会場で××××に入った×××を狙って×を誤射とか、当日思い立ったクイズ番組の生放送に即出演とか、全体にツメが甘いんだよなあ……(´ェ`)ン-…。
    結局、富田林氏のオレオレ詐欺は未解決のまま終わっちゃったし……(´ェ`)ン-…。
    解説で微妙にあてこするというか皮肉られてるけど、会話の噛み合わなさも、決して作者の意図するものばかりじゃないと思う……(´ェ`)ン-…。
    やっぱり「ゴルスラ」「重ピ」でバケる前のコータローは、どうもイマイチだな(´ェ`)ン-…。

    続編あるのかな?
    その後の作家的成長を反映させた続きをぜひ読んだみたい( ´ ▽ ` )ノ。

    そういえば、珍しく「仙台」が出てこなかったなあ……河北新報連載だから、そこは逆に意識したのかな?

    2016/09/07





    私事ながら、本稿をもってブクログレビュー300本達成( ´ ▽ ` )ノ。
    3年くらいかかったかな?
    なんとか400本、500本までは行きたいものだ( ´ ▽ ` )ノ

  • 2016/8/27
    おもしろかった。
    お母さん1息子1お父さん4で同居ってとんでもない状況なのに大騒ぎせず淡々と進むのがいい。
    独特だなぁと思う。
    友達はちょっとめんどくさいけどお父さん4人が魅力的。
    私は悟さんが好みだな。
    最後のお母さんのセリフも素敵だった。
    なーんかかっこいいんだよな、こんちくしょう。
    映画化されてると知りキャストを見たけど全然違う!そうじゃない!!
    読み終わってから知ってよかった。

  • 3.5
    一人息子と母と4人の父親の物語。伊坂らしいポップな雰囲気で話が進んでいく。4人の父親は個性的でとても面白い。

  • 物語の根底を覆すようなどんでん返しがあるかなと思ったけどちょっと違った。

  • 伊坂幸太郎の作品というのは、とにかく気晴らししたかったり、肩の力を抜きたいと思ったときに手に取る傾向にありまして、たいがい満足して読み終えることができる。本書もそんな作品のひとつで、なんとも楽しめた一冊でした。
    どうやら著者自身、「第一期」を締めくくる作品とのことで、確かに、本書からは「ラッシュライフ」や「陽気なギャングが地球を回す」といった作品に近い構成(キャラクターや展開など)でなんだか懐かしい思いも感じたのでした。

  • 淡々としている男子高校生とその四人の父親が事件に巻き込まれていく話。父親が適当なようですごくそれぞれ頼もしい。映画化を知っていたので、その父親のイメージで読んだ。母親は電話でしか出てこなかったかな?とてもおもしろかった。

  • 楽しかった。

    うるさくてまったりした日常から、
    だんだんハラハラしていく感じ。

    最後のアクロバットが現実味がなくて、、残念

    2016.8.11

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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