ジャイロスコープ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4413
レビュー : 534
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250304

感想・レビュー・書評

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  • 伊坂幸太郎の洒脱な会話やちょっと変わった世界観が凝縮されていたと思う。あとがきのインタビューでも言っていたように短編はただただ読者が楽しめるように設計してあると言っていたようにわかりやす面白さがあったと思う


  • 【ジャイロスコープ】軸を同じにしながら各々が驚きと意外性に満ちた個性豊かな短編小説集を指す。
    タイトルが示す通りの短編小説集。
    バタフライエフェクトとか、輪廻や業なんて言葉がしっくりくるかな。
    得てして、縁もゆかりもない人だけど、何かのきっかけがあったか無かったで、その後の人生が大きく転じたり影響されたりってのは、よくある。
    もし、あの時、ああしていれば、ああしなければ...
    他人は写し鏡。正しく。
    伊坂氏は短編集も良いけど、長編の方が個人的には好きですかね。

  • 短編集。
    久々に読んだ伊坂幸太郎作品。
    ユーモラスな会話と伏線回収の上手さは健在。気楽に楽しめる一冊。
    「彗星さんたち」がベスト。

    「浜田青年ホントスカ」
    東京創元社の蝦蟇倉市シリーズもの。緊張感のない会話と伏線回収が著者らしい。
    「ギア」
    怪獣もの。巻末のインタビューにある通り、著者らしくない。ニガテ。
    「二月下旬から三月上旬」
    不思議系。幻想。ちょっとニガテ。
    「if」
    パラレルワールドもの…と思ったら、騙された。良いショート・ショート。少し『フィッシュストーリー』を思い出した。
    「一人では無理がある」
    ファンタジー。サンタクロース。これも伏線回収もの。まずまず。
    「彗星さんたち」
    群像劇。新幹線清掃。各車両ごとの出来事を話すだけの展開。それをこう繋げるのか…。いい話でした。好き。
    「後ろの声がうるさい」
    ボーナストラック。おまけ的な。

  • 著者の作品は私には全く合わなくて、何を読んでも理解が出来ず、何を楽しめばいいのかわからず、時間の無駄だったという感想しか持てません。

    夫も著者の作品は苦手なはずなのに、なぜか図書館で衝動借りしてきたので、私も何年かぶりにチャレンジしてみました。
    が、やはり同じ感想・・・
    意味が分からない上に、ほっこりさせたいのかなー、シュールでかっこよくキメたいのかなー、と著者の意図を想像して鼻白むばかりです。
    ファンの方、ごめんなさい。

  • 好きな短編=浜田青年ホントスカ、
    伊坂さんの作品は短編よりやっぱり長編が好き!短編だと伏線もなく、少し物足りない作品の印象になってしまう。

  • 「浜田青年ホントスカ」「ギア」「二月下旬から三月上旬」「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」「後ろの声がうるさい」の七編収録。
    「ギア」のセミンゴ、「二月下旬から三月上旬」の時間軸など謎な部分がありますが、それも含めて伊坂作品だと思える短編集でした。「一人では無理がある」が特に好き。結果オーライの松田さん、これからも間違えて下さい。

  • 短編集?なのも。「彗星さんたち」はやっぱりよい

  • 9/29読了
    最初それぞれの話がよくわからなくてポカーンとしてしまった。伊坂幸太郎によくある短編集同士の繋がりが最初はよくわからなかった。
    一人では無理がある あたりからだんだんと あーー伊坂幸太郎らしい!と思えるようになってきて最後はあるいみスッキリした形で読み終えることができた。
    それにしても発想力がすごいし、短編集それぞれに登場するキャラクターがみんな個性がある。
    短編集とおもいきや一冊全部読んで自分の記憶の中でアレとアレが繋がってたのか!と整理するのが楽しい

  • 作者特有の世界観がこの短編でも存在する。短編で少々物足りないが楽しめる。「浜田少年ホントスカ」は意外な結末と何気ない伏線の回収で味わい深い読後感がある。「ギア」は非日常の原因に興味がそそり読み進められます。「彗星さんたち」は不思議ではなくこじつけだけど、なんかジワリとくる感じ。
    たまに読みたくなる伊坂作品です。

  • 久しぶりの伊坂幸太郎さん。
    短編を読むのは初めてかと思う。
    短編でもちゃんと様々なパーツが凝縮されていく、「一人では無理がある」とかは伊坂さんらしさがあって好みです。「彗星さんたち」も面白かった。でもやはり最後の「後ろの声がうるさい」はさすがって感じでした。
    前半はうーんって思ってたたけど、読み終わって、読んでよかったと思わせる本でした。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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