ジャイロスコープ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.27
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本棚登録 : 4413
レビュー : 534
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250304

作品紹介・あらすじ

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件を巡る“もし、あの時……”を描く「if」。文学的挑戦を孕んだ「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。

感想・レビュー・書評

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  • デビュー15周年を迎えた伊坂幸太郎からの「文庫のおくりもの」。バリエーションに富んだ色んなタイプの作品を集めた短編集。

    「浜田青年ホントスカ」
    1番伊坂さんらしい作品だった。困った事があっても稲垣さんには相談したくない。

    「ギア」
    1番よくわからない作品。「セミンゴって何だ、本当にいるのか…。」同じ世界観で続編があるらしい。読みたくないような、読みたいような。

    「ニ月下旬から三月上旬」
    これもちょっとわからない作品。インタビューを読んでわかったような、やっぱりわからないような。

    「if」
    こういう作品は好き。誰だってあの時をやり直せたらって思う。もしも、をうまく描いた作品。

    「一人では無理がある」
    この作品は素敵やぁ。夢がある。この会社が世界のどこかにあるといいなぁ。12月に読めてよかった。

    「彗星さんたち」
    1番好きな作品。素敵な言葉がいっぱいで心が温かくなった。少しの不思議が入っているのもいい。これ伊坂さんの作品?って思ったけど、働く女性のためのアンソロジーに書いた作品らしい。メリーポピンズのところ好きだな。「スプーンひとさじの砂糖」を見つけながら私も頑張っていきたい。

    「後ろの声がうるさい」
    色んなところで書かれた作品達を伊坂さんが上手くまとめてくれました。色んな人が出てきて楽しかった。

    • 杜のうさこさん
      こちらでもこんばんは~♪

      祝!読了だね。
      またまた好きなツボが似ていて、とっても嬉しい♪

      うん!メリーポピンズのところ、良かっ...
      こちらでもこんばんは~♪

      祝!読了だね。
      またまた好きなツボが似ていて、とっても嬉しい♪

      うん!メリーポピンズのところ、良かったよね!
      サンタさんのお話も大好き♪

      好きな伊坂さんと、よくわからない伊坂さん、よりどりみどり~。
      伊坂さんの思わずふふっと笑ってしまうふざけた会話が好きです。

      今ようやくゴンママ読んでるの。
      すごくいい!
      教えてくれてありがとう(*^-^*)
      2016/01/25
    • koshoujiさん
      けいたんさん、こんにちは。これ面白そうですね。
      地元の仙台では大人気の伊坂さんなのですが、私は彼の作品が苦手なのです。
      でも、これは読ん...
      けいたんさん、こんにちは。これ面白そうですね。
      地元の仙台では大人気の伊坂さんなのですが、私は彼の作品が苦手なのです。
      でも、これは読んでみようかな。
      2016/01/30
    • けいたんさん
      koshoujiさん、こんばんは(^-^)/
      コメントありがとうございます♪

      この本は好きな作品とわからない作品があってオススメ度...
      koshoujiさん、こんばんは(^-^)/
      コメントありがとうございます♪

      この本は好きな作品とわからない作品があってオススメ度はどうなんだろう(笑)

      わかります、伊坂さんの作品苦手という人私の周りにもいますよ。
      そんなkoshoujiさんがこの作品にどんな感想を持つのか楽しみです〜♪

      ただ仙台の方ならもったいない気がします(^-^)
      仙台が舞台の話ありますよね。
      ゴールデンスランバーとかアヒルと鴨〜もそうだったかな。



      2016/01/31
  • いろんな伊坂さんが読めて面白かったです。
    なかでも、
    #一人では無理がある
    優しくて夢があってすごく好き♪
    十二月に入ったころから自分で体重調整をするトナカイ。ツボです。

    #彗星さんたち
    新幹線清掃のお仕事小説。
    彼らが出会った乗客を同僚の人生にあてはめて
    空想するところはわくわく。
    パウエル氏の言葉は、ひとつひとつが教訓。
    「常にベストを尽くせ。見る人は見ている」
    日々家事に追われる身にも、勇気づけられる一言です。

    #後ろの声がうるさい
    最後はほろり。
    つながりのない短編も、こうして回収してくれるとなんか安心します。

    巻末のインタビューも良かったです。
    今まで数多く読んだ伊坂さん作品の中には、残念ながら合わないものもあって、
    このグループ分けを見て納得しました。

    読者が求めているであろう「伏線とその回収」「変わった登場人物」「楽しい会話」
    ああ、確かに。

    • けいたんさん
      こんばんは(^-^)/

      杜のうさこさ〜ん、とても心配したよ( ˃ ⌑ ˂ഃ )
      杜のうさこさんがいないと寂しいわぁ。
      体調が悪か...
      こんばんは(^-^)/

      杜のうさこさ〜ん、とても心配したよ( ˃ ⌑ ˂ഃ )
      杜のうさこさんがいないと寂しいわぁ。
      体調が悪かったとはまた心配。無理しないでね。

      そうブクログ私も不具合と思って何度も再起動したよ(〃∀〃)ゞ
      リニューアルだったんだね、また慣れるまで時間かかりそう。

      「ジャイロスコープ」ありがとう(^-^)/
      よくわかんない伊坂さん読みたいわ!
      とても楽しみ♪

      でも、ちょっと待ってね。
      私図書館の「ナオミとカナコ」の順番が回ってきてね。来週の土曜日に取りに行くの。
      来週からは「ナオミとカナコ」に命かけないと2週間で読み終わらないわ〜
      すごく分厚いよね。

      杜のうさこさんも読んでいるんだね!
      ネタばれになっているので、読み終わってからお邪魔します。
      読み終えることができるかなぁ。ドキドキ。

      では、コメントありがとう♪またね〜
      2015/11/28
    • けいたんさん
      こんにちは(^-^)/

      「ジャイロスコープ」にコメントありがとう♪

      この本を読んでいる時ちょうど図書館の本がバタバタきて年末年...
      こんにちは(^-^)/

      「ジャイロスコープ」にコメントありがとう♪

      この本を読んでいる時ちょうど図書館の本がバタバタきて年末年始にも入って大変だったんだ。
      そんな時この本にクリスマスの話があるって杜のうさこさんが教えてくれて嬉しかった(*≧艸≦)
      浜田青年を読んで次にすぐその作品を読みました!
      私、その季節に読むの好きなので。
      今年のクリスマスはいつもよりドキドキしたよ♪

      好きなツボがまたまた一緒で嬉しいヽ(*´∀`)人(´∀`*)ノ
      メリーポピンズは頑張ろうって気持ちにさせてくれるよね!
      相変わらずのんびりだけど(笑)
      2016/01/26
    • 杜のうさこさん
      けいたんさん、こんばんは~♪

      そうか、この前この本のお話したときは『ナオミとカナコ』の時だったんだね~。
      今、ドラマやってるよね。
      ...
      けいたんさん、こんばんは~♪

      そうか、この前この本のお話したときは『ナオミとカナコ』の時だったんだね~。
      今、ドラマやってるよね。
      一応録ってるんだけど、面白いといいな♪

      うん、わかる!
      ”願わくば~”じゃないけど、その季節に読みたいよね~。
      そうだ!積読山を季節っぽく分けておくのも手かも(#^^#)
      また、整理しちゃう?(笑)

      のんびり屋同志、積読山の標高を少しでも低くできるようにがんばろうね(*^-^*)
      2016/01/26
  • 短編集、心躍る伊坂ワールド!

    雑誌やアンソロジー掲載で読めてないものばかりだったので、とても嬉しかったです。

    「一人では無理がある」
    「彗星さんたち」
    「後ろの声がうるさい」
    がお気に入りです。
    特に書き下ろしの「後ろの声がうるさい」は短編集のエンディングのような感じのお話でとてもほっこりしました。
    「一人では無理がある」のような辛い現実に対する優しいシステム、舞台設定が好きです。「鉄板」て…!笑

    「ギア」はセミンゴ怖すぎる…。スパムメールが実話だったら…発想がさすがです。「ブギ」、「ギブ」読んでみたいー!

    いろいろな伊坂さんがつまった一冊!

    • 杜のうさこさん
      yamatamiさん、はじめまして。杜のうさこです。

      先日はフォローと花丸をありがとうございました。

      この本最近読み終わったんで...
      yamatamiさん、はじめまして。杜のうさこです。

      先日はフォローと花丸をありがとうございました。

      この本最近読み終わったんですが、
      好きなお話がyamatamiさんと全部一緒なんです!
      サンタさんたちの会社のお話、よかったですよね~♪
      好きなものが似ている。
      それだけでとても嬉しくなります。

      これからもよろしくお願いします!
      2015/11/14
  • こんなに短いのに、やはり騙される。
    伊坂さんの思考とは、ほど遠い所に置き去りにされていた。

    アイデアに富んだ短編集7編。

    「一人では無理がある」「彗星さんたち」が大好き。
    この世に無駄なものはないと信じていても
    面倒なことの連続がどんどん暗い顔にしてしまう。

    この2作を読んで、ちゃんとしようと思いなおします。
    特に「彗星さんたち」の国務長官の言葉に
    かなり励まされましたね。
    (本当に本が出ているみたいですし、読まないと)

    不運つづきだとばかり思っていたのに、
    時が過ぎて気が付いてみると、かえってその方がよかったって思えることもあるものね。
    誰かは見ていてくれる、大丈夫いけるいけると
    少し明るくなった一冊です。

    ひとつ、あっ!と思ったことが…。
    「ギア」に出てきた、敵とたたかいに行くアリの話。
    私も、知ってました!
    以前にアリの本を読んだことがあったので☆
    伊坂さんに1つでも追いついたことが、
    何よりもうれしいです。

    これからも昆虫の本は、チェックしないといけませんね。

  • ななつの短篇集。

    久々の伊坂さん。

    最初の2~3つめあたりを読んでいて
    「このままこの空気の作品が短編で続いてたら
     最後まで読めないかも…」と思いました。苦笑

    たぶん、いま訳分からない理不尽を突き付けられても
    ついていけない!NO!っていう精神状態でした。苦笑
    あほなんです、たぶん。苦笑

    「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」は
    読んだ後、なんか元気になれる、そんな作品たちでした。

    ただただ、何も考えずに言葉をそのまま受け取って、
    最後まで運んでもらいたい、という時にぴったりです。
    ついでに、もし落ち込んでるときだったら、
    読んだら必ず少しだけ元気になりたい、なんて時もぴったりです。笑

    • Sayakaさん
      始めの2話辺りで、私には合わないかも、と思って迷って、読むのやめようか迷い
      pa-yanさんのレビューをみて、読み進むことにしました。
      ...
      始めの2話辺りで、私には合わないかも、と思って迷って、読むのやめようか迷い
      pa-yanさんのレビューをみて、読み進むことにしました。
      後半の話を読まないままにならなくて良かったです。
      ありがとうございました。
      2015/11/18
    • pa-yanさん
      Sayakaさん
      前半は、SFとか仮想現実で
      デビュー当初の伏線回収でドキドキする伊坂さんではないですよね。
      あの理解に苦しむ感じも好...
      Sayakaさん
      前半は、SFとか仮想現実で
      デビュー当初の伏線回収でドキドキする伊坂さんではないですよね。
      あの理解に苦しむ感じも好きなんですが、
      気分じゃないときは
      「あー、なんか疲れる...」ってなっちゃうんですよね。

      後半は伊坂さんの爽やかな読後感とか、
      なんかちょっとわくわくするような気持ちを
      思い起こさせてくれる短編になってます。
      あとがきは私的には不要でしたが。苦笑

      ぜひ、最後まで読んでみてください!
      2015/11/19
  • 文庫本「ジャイロスコープ」をふりかえって
    読者インタビュー

    ー「浜田青年ホントスカ」について述べてください
    読者 これって浜田青年って、絶対、濱田岳を想定して描いているよね。

    ー「ギア」について
    読者 スパムメールって、初期の頃は確かにここに書いているように物語があって、それに乗っかって付き合ったら、なんか壮大な物語に入れるかもしれないという面白さがあったよね。したことないけど。

    ー「二月下旬から三月上旬」について
    読者 どの時代のどの日も、「戦前」で、「増税前」だ。ーという記述がまるで「今の時代」に被るようだね。

    ー「if」について
    読者 「A」と「B」の関係って、前作「二月下旬から」と同じ叙述トリックだよね。そういえば、「砂漠」でも使っていたっけ。

    ー「一人では無理がある」について
    読者 くそ。あとがきを見ていたのに、だいたいの話の構成は分かっていたのに、最後の文節までオチが分からんかった。

    ー「彗星さんたち」について
    読者 この短編書くのに、わざわざ直に新幹線清掃の会社に取材に行ったらしい。不思議な話は、あるにはあるが、珍しく直球お仕事小説になっていた。

    ー「後ろの声がうるさい」について
    読者 伊坂幸太郎らしく短編集の受け皿として書き下ろしで短編を書いたらしい。全ての短編を俎上に乗せながら、尚且つ新しいほっこりするエピソードを入れている、この優しさこそが伊坂幸太郎なのである。

    ー「十五年を振り返って 伊坂幸太郎インタビュー」について
    読者 最初は、あとがきの代わりに編集者が付け足したインタビューだと思った。でもこれって、絶対、伊坂本人の書き下ろしだよね。このサービス精神こそが、伊坂幸太郎なのである。

    2015年10月11日読了

  • 「彗星さん」が好き。
    こうだったら面白い、を日常で掬い取ることができて共有できる人がいるのは幸せなこと。今回はたとえ話だったけど、本当に電車でたどる人生の物語を伊坂さんで読んでみたい。

  • 好きなセリフ。

    ・誰だってそうだ。みんな自分の命が、人生が心配で、一番大事に決まってる。どんな事故や事件が起きても、人が真っ先に思うのは、「それって私に関係するかしら」だ。

    ・誰の話が正しいのかは定かではないですよ。何が真実かは分からないというか、それぞれの真実があるというか。

    ・サインをもらいたいものだと考えたところで、自分はそこまで佐藤三条子のファンではないことを思い出す。なのにサインが欲しくなる心理は何であるのか。誰かに自慢するためなのだろうか。この世の中に、サインを見せびらかす相手が一人もいなかったとして、私は佐藤三条子のサインを欲しがるだろうか。いや、いらない。

    「if」は面白かった。「ギア」は伊坂作品っぽくないけど、こんなのもアリかと僕は思います。世界観は好きです。「後ろの声がうるさい」でそれまでの話をきっちりと締めてるのが伊坂さんらしいです。

  • 伊坂さんが過去に発表した短編を集めたもの。
    サンタクロースの話が面白かった。

  • 今までは連作短編集の皮を被った長編小説ばかりだったが、本作はそれぞれが完全に独立した短編になっている著者初の短編集である。それぞれのストーリーはミステリであったり、SFであったり、人情モノであったりとジャンルはバラバラであるものの、趣向を凝らした仕掛けが随所に施されており、一本一本の完成度は非常に高い。特筆すべきは独特なシチュエーションによる語り口と、それと相反する小市民的な日常性の妙であり、この感覚を両立できるのが著者の類まれな才覚の一つだろう。個人的に一番面白かったのは「彗星さんたち」で、新幹線の車両が小説の構成にダイレクトに繋がっており、そこに一人の人生が連続してつめ込まれている「かもしれない」という突飛で飛躍したアイディアが非常に魅力的である。この「かもしれない」の塩梅が非常によく、「まさか」と一笑に付す可能性を残しているため、その余韻が素晴らしかった。また主人公がシングルマザーというのもよく、夫に対する緩やかな失望や人生の諦観、一人娘の成長を見守るというささやかな希望がほんの短いセンテンスの中に詰め込まれている。生活臭を出しつつも、最大公約数の幸せや苦労を描ける筆致はまさに現代のO・ヘンリーであろう。他にも軽妙洒脱なタイトルセンスとミステリ的な小話である「浜田青年ホントスカ」や、著者「らしくない」SF短編である「ギア」。文学的な趣と、著者特有の構成による時系列トリックが仕込まれた「二月下旬から三月上旬」。バスジャックというワンアイデアを即興で綴った掌編小説「if」。とある奇妙な職業の小さな奇跡「一人では無理がある」。前述の「彗星さんたち」全ての短編の受け皿となるエピローグめいた短編「後ろの声がうるさい」など、すっとぼけたタイトルがどれも魅力的な珠玉の短編集である。

  • ほっこりから謎の話まで
    最後に伏線回収するかんじ、好き

  • ●浜田青年ホントスカ
     しょっぱなからすごい展開です。こんな恐ろしい出会いもあるんですか?最後はどちらとも取れるんだけど、二人して新天地に向かったんだよね?

    ●ギア
     しずくの形、銀色、体調3メートル、一匹居れば10匹居る。セミンゴ怖い((( ;゚Д゚))) 逃げても逃げても追い付かれる!!怖いよ!

    ●2月下旬から3月上旬
     坂本ジョンは実在するのか?という疑問だったり、あれ?これはかなりの時間が経ってたのか?とか、もう一回読みたくなる。

    ●if
     『それでは時を戻そう』かと思いきや、時は進んでおり、あの日あの時動けなかった男達が後悔を挽回する。

    ●一人では無理がある
     サンタさん会社のお話。始まりは鬼気迫るものだが、最後にはスッキリ!松田さんのミスした『鉄板』『プラスドライバー』が、結果的に功を奏すグッジョブ!!

    ●彗星さんたち
     鶴田さんの人生が新幹線に乗ってやってきた。ファンタジーのような人生訓のような素敵なお話。

    ●後ろの声がうるさい(書き下ろし)
     すべてが終結する、さすがの井坂さんワールド。

    読み終わったあとにもう一度最初から読みたくなるというのが、井坂さん作品だなぁと思います。
    それにしても、セミンゴはキョーレツだったな((( ;゚Д゚)))

  • 久しぶりの伊坂幸太郎。面白い。

  • 初伊坂幸太郎氏。「世にも奇妙な物語」を読書している気分になりました(´艸`*)ときどき時系列が分からなくて少し混乱してしまいましたが、面白かったです。最後のまとめのような短編が特に読んでいて楽しかったです。

  • 久しぶりの再読。
    SF色、ファンタジー色のある短編集。
    サンタクロースの話はなかなか好きだった。こういうオチがあるから伊坂さんは止められない。
    中にはオチがあるのかなんなのか、というものもあったが、気楽に読むには良い。
    文庫版のみの書き下ろしは、収録された作品とのリンクが楽しめる。

  • 7つの短編。7つ目は割と強引に詰め込まれている感じがする。
    いつもの伊坂作品と比べるとパンチが弱いというか。
    「浜田青年ホントスカ」はラストがはっきりしなくてモヤモヤ。「ギア」はセミンゴはすごく気になるが、結局どういうことなのか謎。
    「2月下旬から3月上旬」と「if」が好み。

  • 短編集。伊坂さんは、短編集も面白いんだよな。他の短編集でも読んだことある話もあったけど。
    「彗星さんたち」、「一人では無理がある」が好きかな。
    伊坂さんの作品は、ユーモラスで洒脱なキャラクターたちとウエットの利いたフレーズの数々がなんといっても魅力だけど、作品によっては殺し屋が出てきたり、拷問があったり、死が多かったり。。。と必要かな?という悪も出てきたりするんだけど、私はそっちの方向はあまり好きじゃない。でも、ホロリ笑わせてくれて、最後は鮮やかに散りばめられた伏線が見事回収され、ハッピーエンドで終わるような話も多く、私はそっちの方がやっぱり好きだな。

  • いくつもの物語が最後は一つにつながる伊坂さんらしい作品。
    驚愕の展開に本当におもしろい!その一言につきる。

  • 短編集。
    「浜田青年ほんとスカ」…だまされたwよみかえした

    「ギア」…むずかしい。よくわからなかった。。

    「二月下旬から三月下旬」…難しい

    「if」…これもまた最後に「あ、そういうこと!」てなった。スカッと。

    「一人では無理がある」…とてもすき。ほんとに役立つプレゼント

    「彗星さんたち」…働くうえの学びとか、真似したい考え方たくさん。  
             お話もとてもおもしろかった。読み返したくなる

    「後ろの声がうるさい」…これまでの短編がつながるかんじがうれしい

  • 浜田青年ホントスカ、でわー!ってなって、その後はんー??とか、なんか全然よくわからん、ってなったりしたけれど最後まで読むとぐっと来ました。
    あとがきのインタビューを読むと、それぞれの短編が収められたアンソロジーもとても読みたくなりました。

  • 伊坂幸太郎の洒脱な会話やちょっと変わった世界観が凝縮されていたと思う。あとがきのインタビューでも言っていたように短編はただただ読者が楽しめるように設計してあると言っていたようにわかりやす面白さがあったと思う


  • 【ジャイロスコープ】軸を同じにしながら各々が驚きと意外性に満ちた個性豊かな短編小説集を指す。
    タイトルが示す通りの短編小説集。
    バタフライエフェクトとか、輪廻や業なんて言葉がしっくりくるかな。
    得てして、縁もゆかりもない人だけど、何かのきっかけがあったか無かったで、その後の人生が大きく転じたり影響されたりってのは、よくある。
    もし、あの時、ああしていれば、ああしなければ...
    他人は写し鏡。正しく。
    伊坂氏は短編集も良いけど、長編の方が個人的には好きですかね。

  • 短編集。
    久々に読んだ伊坂幸太郎作品。
    ユーモラスな会話と伏線回収の上手さは健在。気楽に楽しめる一冊。
    「彗星さんたち」がベスト。

    「浜田青年ホントスカ」
    東京創元社の蝦蟇倉市シリーズもの。緊張感のない会話と伏線回収が著者らしい。
    「ギア」
    怪獣もの。巻末のインタビューにある通り、著者らしくない。ニガテ。
    「二月下旬から三月上旬」
    不思議系。幻想。ちょっとニガテ。
    「if」
    パラレルワールドもの…と思ったら、騙された。良いショート・ショート。少し『フィッシュストーリー』を思い出した。
    「一人では無理がある」
    ファンタジー。サンタクロース。これも伏線回収もの。まずまず。
    「彗星さんたち」
    群像劇。新幹線清掃。各車両ごとの出来事を話すだけの展開。それをこう繋げるのか…。いい話でした。好き。
    「後ろの声がうるさい」
    ボーナストラック。おまけ的な。

  • 著者の作品は私には全く合わなくて、何を読んでも理解が出来ず、何を楽しめばいいのかわからず、時間の無駄だったという感想しか持てません。

    夫も著者の作品は苦手なはずなのに、なぜか図書館で衝動借りしてきたので、私も何年かぶりにチャレンジしてみました。
    が、やはり同じ感想・・・
    意味が分からない上に、ほっこりさせたいのかなー、シュールでかっこよくキメたいのかなー、と著者の意図を想像して鼻白むばかりです。
    ファンの方、ごめんなさい。

  • 好きな短編=浜田青年ホントスカ、
    伊坂さんの作品は短編よりやっぱり長編が好き!短編だと伏線もなく、少し物足りない作品の印象になってしまう。

  • 「浜田青年ホントスカ」「ギア」「二月下旬から三月上旬」「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」「後ろの声がうるさい」の七編収録。
    「ギア」のセミンゴ、「二月下旬から三月上旬」の時間軸など謎な部分がありますが、それも含めて伊坂作品だと思える短編集でした。「一人では無理がある」が特に好き。結果オーライの松田さん、これからも間違えて下さい。

  • 短編集?なのも。「彗星さんたち」はやっぱりよい

  • 9/29読了
    最初それぞれの話がよくわからなくてポカーンとしてしまった。伊坂幸太郎によくある短編集同士の繋がりが最初はよくわからなかった。
    一人では無理がある あたりからだんだんと あーー伊坂幸太郎らしい!と思えるようになってきて最後はあるいみスッキリした形で読み終えることができた。
    それにしても発想力がすごいし、短編集それぞれに登場するキャラクターがみんな個性がある。
    短編集とおもいきや一冊全部読んで自分の記憶の中でアレとアレが繋がってたのか!と整理するのが楽しい

  • 作者特有の世界観がこの短編でも存在する。短編で少々物足りないが楽しめる。「浜田少年ホントスカ」は意外な結末と何気ない伏線の回収で味わい深い読後感がある。「ギア」は非日常の原因に興味がそそり読み進められます。「彗星さんたち」は不思議ではなくこじつけだけど、なんかジワリとくる感じ。
    たまに読みたくなる伊坂作品です。

  • 久しぶりの伊坂幸太郎さん。
    短編を読むのは初めてかと思う。
    短編でもちゃんと様々なパーツが凝縮されていく、「一人では無理がある」とかは伊坂さんらしさがあって好みです。「彗星さんたち」も面白かった。でもやはり最後の「後ろの声がうるさい」はさすがって感じでした。
    前半はうーんって思ってたたけど、読み終わって、読んでよかったと思わせる本でした。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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