首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)

著者 : 伊坂幸太郎
  • 新潮社 (2016年11月28日発売)
3.28
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  • 本棚登録 :1890
  • レビュー :180
  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250311

作品紹介

被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う高校生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。

首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 勝手に長編だと思っていたので、
    読み終わった時はあれ?と驚きましたが、
    短編集でなんとなく繋がりを持たせてみた…
    って感じの作りだったのですね。
    それだと納得(^-^)

    殺人鬼なのか泥棒なのか、
    良い人なのか悪い人なのか、
    そんな男・黒澤がそれぞれの話に出てきます。
    「僕の舟」と「合コンの話」が特に気に入ってます。
    伊坂さんの話の登場人物は、特に個性的という程ではなく
    普通にその辺にいそうなキャラなのに、
    何故か印象深く残る人が多いような気がします。
    この本も、また少ししたら登場人物達に
    無償に会いたくなって読み返しそうな予感。

    ところで、山家清兵衛さんって
    実在の人物だったのですね!
    知らなかった〜

  • 連作短編集かと匂わせながら、つながっていなかったり、つながっていたり。
    レビューで多く拝見する登場人物の黒澤さんとはどこに出てくる人なんだろう。気になる人物だ……
    件の黒澤さんが活躍する月曜日から逃げろの演出が好きです。読み終わった時に、帯の煽り通りアーッと言いたいほどでした。

  • H30.2.9 読了。

    ・短編集。「首折り男の周辺」「合コンの話」は、面白かった。

  • 評価難しい。
    完全な連作短編だと思って、突入してしまった
    自分もいけないが・・・。

    次の短編をすぐ読みたい!!となる訳でなく、
    かと言って面白くない訳ではない。

    読後のページ
    「作者の達成感と読者の楽しさとは
    一致しないかもしれませんが。」

    というのがまさに言い当てているような本・・・。

  • タイトルは不気味だが、「僕の船」「人間らしく」など内容はほほえましいものが多い。「相談役の話」だけ気味が悪かったが。特に「人間らしく」と「月曜日から逃げろ」は伊坂さんの発想がおもしろい。神の視点からみた人間と、人間からみたクワガタは似ている。月曜日→火曜日。曜日だけ書いてもそれが過去へ戻ったのか、未来へ進んだのか分からない。「合コンの話」は結末が伊坂スタイルだった。伏線たっぷり含んでて、読者に「やられた」と言わせる感じがたまらない。

  • 短編集と知らずに読んだ。
    面白いものもあり、普通のものもあり、でも伊坂作品はやっぱり読後感がいい。

  • 首折り男と黒澤の短編集。最初の首折り男の話は別の短編集で既読。印象に残った短編は「僕の舟」「人間らしく」「相談役の話」。

  • 小説はあまり多く読んでなかかったころから、伊坂幸太郎さんの著書は、結構読んだと思う。
    コミカルでテンポ良く進んでいく、読みやすさと登場人物が繋がっていたり、繋がりそうで繋がっていなかったりと、毎回伊坂幸太郎ワールドに魅了される。

    首を折って人を殺す殺し屋が登場するのだが、その殺し屋の周辺で暮らす一般市民の生活、いじめにあっている中学生と、事故で殺された息子の復讐を遂げた父親は、殺し屋がふいに思い立つ人助けによって助けられる、隣人を殺人犯ではないかと疑う老夫婦、首折り殺人があったころ同じ街で、首折り殺人を話題にしながら合コンに励む若者たちと、場面は違えど首折り殺人犯が関わった話で進んでいく。

    ただ今回の作品は、後になるほど登場人物が繋がっていくということがなく、あーあのときのあれがこれに繋がるんだとスッキリするような展開はなかった。短編集ではあるが、いささか不完全燃焼を感じた。

  • 『首折り男の周辺』『濡れ衣の話』『僕の舟』『人間らしく』『月曜日から逃げろ』『相談役の話』『合コンの話』
    全7話の連作(?)短編。
    共通の登場人物がいるので、微妙につながっているようないないような(加筆修正により変わっている部分もあるらしいので余計にね)。
    ちょっと不思議な、意外だったり、ゾッとしたりするお話。
    "時空のねじれ"については、あまり深く考えてはいけないのかも(笑)。
    個人的には、『僕の舟』が好きかも。平凡なようでいて、実はね、っていう。

  • 伊坂幸太郎の首折り男のための協奏曲を読みました。
    オムニバス短編集Story Sellerに掲載された短編2編をふくむ8編の短編を収録した短編集でした。

    気に入ったのは「僕の舟」という短編でした。
    若い頃に「水平リーベ僕の舟」という元素周期表の言葉が気に入っていつも口ずさんでいたという女性の物語でした。
    お見合いで結婚した夫と平凡な一生をおくり、老境に入った彼女は初恋の男性が今どうしているか知りたくなって探偵に調査を依頼するのですが...
    若い時も老境に入ってもかわいい性格のその女性の物語が気に入りました。

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