4TEEN (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9823
感想 : 928
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250519

作品紹介・あらすじ

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない-。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • H30.5.4 読了。

    ・東京の月島を舞台とした中学2年生の4人の男子が主人公の青春小説。一人一人が可愛らしく、頼りがあり、優しくて。ページをめくるのが楽しみになるようなワクワクした気持ちと自分の子供の頃の忘れたくない思いを思い出させてくれた小説だった。
     続編を早く読みたい。

    ・「たいていの中学生は将来に不安を持っている。。」
    ・「切なくなるほどの恋をしたいなあ。きれいとかきたないとかじゃなく、頭がいいとか悪いとかじゃなく、Hをするとかしないとかじゃなく。その人のことを思うと、自然にあたたかい気もちになったり、心がよじれて眠れなくなる、そんな恋がしたいなあ。」
    ・「誰かが自分を捨てて心から話す言葉には力があるのだとぼくは理解した。」
    ・「自分の1番弱いところをみんなのまえで話せただろ。強いって、ほんとうはそういうことじゃないか。」
    ・「ぼくたちはみんな年を取り、大人になっていくだろう。世のなかにでて、あれこれねじ曲げられて、こうしていることをバカにするときがくるかもしれない。あれは中学生の遊びだった。なにも知らないガキだった。でも、そんなときこそ、今の気もちを思いだそう。変わっていいことがあれば、変わらないほうがいいことだってある。」

  • 最初の3〜4編には退屈を感じて、このままいくのかなとガッカリな気持ちが滲んできた矢先、大華火の夜にから急展開。いっきに
    最後まで読了。読み終わってみたら、ホロリと涙が出てきていた。中学二年は私にとっても一番輝いていた時期で、感受性と好奇心のガソリンが行動力というエンジンを燃費関係なく回していた素晴らしい年代。よかったです!

  • 青春の真っ只中!
    中学2年生のお話。

    あの頃の一瞬で過ぎ去った青春時代を
    物語の中から感じられて
    あの頃に戻りたいとすら思わせてくれました。

    誰もが経験する14歳。
    みんなの14歳が素敵であれ☆ミ

  • 衣良さん作品が好きで読んでみた。
    14歳の青春が眩しかった。
    初期の作品ということもあって、タッチも結構今よりは違うな、と感じたが、こういうタッチもできる方なのか!と新たな一面だった。
    映画にもなってたのですね、次作も読んでみようと思います。
    私も一番14歳の頃の記憶が眩しかった気がする。
    いい意味で、力が入りすぎてない作品で、疾走感が心地よかった。

  • 石田氏の「美丘」、「約束」を読んだ事がありますが、どちらも好きな作品です。
    この「4 teen」は直木賞受賞作です。
    4 teenは14歳の4人の男子中学生の物語。
    一人はウェルナー症候群で早老症の少年です。
    4人がとってもいい関係で、本当の仲間という感じです。
    読後感もとてもよく、素敵な作品でした。

  • 三度目の読了。
    東京・月島の14歳。中二4人組の一年の物語。難病。不登校。空気を読めない同級生。不倫(!)。DV。花火と死。恋。家庭内暴力。そして小さな旅。
    甘酸っぱくてドロドロもしている中二。「びっくりプレゼント」と、「空色の自転車」が秀逸。
    また、何年かしたらまた読みたい。人にも薦めたい。
    直木賞受賞作。

  • この物語の4人の少年たちは、人との違いにとても寛容であると感じた。ウェルナー症候群を患うナオトに対しても、行き過ぎたダイエットにハマるルミナに対しても、気味悪がることなく自然に接する彼らの態度は、見習うべき所だと思う。

    中学時代を振り返ってみて、果たして私は彼らのような中学時代を過ごせたか、、、

  • あの頃は何もかもが精一杯で一生懸命で致命的だった。

  • 久しぶりに本読んで泣いた
    やっぱり短編集?が好きだ〜〜
    なんか全部いい方向に収束するし、4人組も全員いい子だから起伏がなかった気がする そういうもののほうがハラハラせず読めるから好きかも
    もう二度と中学生と同じ感情持つことはできないからさみしいな

  • 純粋で生き生きと突っ走っていく中学生4人に少し羨ましさを感じた。
    学生ならではのいろんな出来事に日々向かっていく姿がかつての自分と重なり懐かしみも感じた。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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