縦糸横糸 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101252278

感想・レビュー・書評

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  • 13088

  • 心の専門家から困難な時代を生きる私たちへの提言と、カバーに書かれている。1996から2003年までの産経新聞のコラムなので、世相を反映していて、取り上げられた事件を読むとあの頃がまざまざと思い出される。

  • 河合隼雄が産経新聞に連載をもっていたなんて。リアルタイムに読むことができたらよかったなあ、としみじみ思います。私は、河合隼雄が文化庁長官になってからのファンなので、文化庁長官を引き受けることにしたくだりはたいへん興味深く読みました。

  • 時事的な話題のコラムは似合わない。心理臨床家らしい冗長さが感じられ鋭さがないのだ。司馬遼太郎や柳田邦男のそれとは違う。だからいいのかも。2015.7.20

  • そこに書かれてある内容は少し前の話なのだが、今でも充分通用すると、読んでいて感じた。
    章によって話が変わるので、どこから読んでも大丈夫な一冊。

  • 96年から03年にかけての連載

    10年前の話だけれど、
    取れ挙げられている事件や話題は、
    今も通用する話ばかり

    ●ある事件を取りあげて、
    その対策を論じているが、
    事件の原因を個人に結びつけるのでなく、個人がそんな風に生きざるを得なかった環境を、どう改善すればよいのかが述べられているところに、前向きな印象を受けた

    ●科学や事実だけでは、
    人は時に救われない、
    という話が印象的だった
    確かに、人生をどんな風に生きるかや、大切な人の死をどう乗り越えるかは、科学的事実だけでは答えは出ない

    自分の価値観を育むためにも、
    「歴史の流れ」を知ったり、
    「事実に対する自分の考え」を形成して、流れるストーリーの中でどう考え、どう動くのかが大切だと感じる

  • 内容が広義過ぎていまいち自分の中でまとまらなかった。高校生が小論文対策にちょこっとずつ読むのに適してるかも。
    新聞掲載のものなので時事が古いものもあるが、現在にも通じる「中心」へのアプローチは非常に面白い。

  • 電車で気楽に読めるのに、書いてあることはいちいち最も。

  • 産経新聞に掲載されたコラムをまとめたものなので、興味のあるコラムから読むことも出来、読み終わったあとも手にとって再び目次からたどることも出来るのが非常に魅力的。新聞のコラムだったこともあり、短くて非常に読みやすい。
    神戸連続児童殺傷事件やオウム真理教関連事件などについて河合隼雄氏がどの様に考えていたのかに興味があり購入した一冊。晩年、彼がどのようなことを考え、どのようなことに従事していたのかがよく分かり、ますます興味の幅が広がった。


  • 学校での、みんなと一緒になれない人を排除する環境や、
    受験での、度の過ぎた競争に疲れて、なんとなく手に取った本。

    「こうすれば、君の悩みはなくなるよ!」なんて、カンタンなことは、
    河合さんは言わない。
    そんなに単純じゃない。

    やわらかく、悩み続けようよ。そんなかんじ。

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