西の魔女が死んだ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 33325
レビュー : 4311
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101253329

感想・レビュー・書評

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  • 魔女になるって、「生きる基本を取り戻す」ことだったのか、そう感じさせてくれる作品でした。魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、というところにおばあちゃんの厳しさと愛情を感じます。
    自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はない、その理由がユーモアに描かれており、妙に納得しました。
    本書のカバーもデザインした、早川さんが解説を書いており、そちらも良かったです。

  • 初めて読んだのはいつだったろう。
    中学生か、高校生か。
    自分のことが嫌いで嫌いでたまらなくなると、助けてくれる。

    絶望を知ってるからこそ、
    もがく苦しさを知っているからこそ、
    描かれる温もり、希望が身に沁みる。

    苦しむこと、耐え抜くことが、正しいんだ、という思い込みから、上手に目線を逸らしてくれた。

  • 自然の中で自立して暖かさにあふれているおばあちゃん、尊敬します。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「暖かさにあふれているおばあちゃん」
      良いなぁ~
      評判を聞いて読もうと思っているのですが、その前にDVD借りて映画を観ます。。。
      「暖かさにあふれているおばあちゃん」
      良いなぁ~
      評判を聞いて読もうと思っているのですが、その前にDVD借りて映画を観ます。。。
      2013/03/06
    • rei50xさん
      他の方もレビューに書かれているように、読み終わったとき、心がじんわりあたたかく感じるお話でした。
      nyancomaruさんにとっても良いお話...
      他の方もレビューに書かれているように、読み終わったとき、心がじんわりあたたかく感じるお話でした。
      nyancomaruさんにとっても良いお話であったらいいなと思います(^^)
      2013/03/12
  • 素敵なおばあちゃん。魅力的な田舎の風景。最後は涙が自然に溢れてきた。私も西の魔女から色々なものを貰った気がする。

    • まろんさん
      はじめまして。フォローしていただいて、ありがとうございます!まろんです。

      この『西の魔女が死んだ』のおばあちゃん、私が尊敬する三大おばあち...
      はじめまして。フォローしていただいて、ありがとうございます!まろんです。

      この『西の魔女が死んだ』のおばあちゃん、私が尊敬する三大おばあちゃんのひとりです!
      日々の暮らしを丁寧に楽しんで生きる中で
      押し付けがましくなく、人生に本当に必要なことを伝えてくれる
      まさに理想のおばあちゃん!
      こんなふうに歳を取れたらいいなぁ、と思います。

      taaaさんはお花にまつわるお仕事をされているとのこと、
      きっとこの本に描かれているような、自然を慈しむ日々を送られているのでしょうね。素敵です!
      「本に囲まれて暮らしたい」仲間として、
      これからもお気に入りの本のレビューを楽しみに読ませていただきたいと思っています。
      どうぞよろしくお願いします(*^_^*)
      2013/01/28
  • 面白かった。初めの一文は、題名と同じ「西の魔女が死んだ。」だった。

    しかし、簡潔にいえばラストがよくわからない。
    かなりの偏読家の私は、読み終えても疑問点が多々。

    でも、内容は中身は充実して感動しました。

    後日談、いるかな・・・?と、正直思ったが。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「面白かった」
      けど、★二つなんですね、、、
      DVD借りて映画を観てから読もうかな?と思っています。
      「面白かった」
      けど、★二つなんですね、、、
      DVD借りて映画を観てから読もうかな?と思っています。
      2012/09/14
    • しをん。さん
      結構本屋さんでもお勧めされている本ですので、その分期待したからでしょうかね?
      何故そこまでお勧めするかがあまり分からなくて…。
      映画もあるの...
      結構本屋さんでもお勧めされている本ですので、その分期待したからでしょうかね?
      何故そこまでお勧めするかがあまり分からなくて…。
      映画もあるのですか!!それなら、それを見てからもう一度読んでみます♪
      2012/09/14
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「何故そこまでお勧めするかが」
      映画で別の何かが掴めるかも知れませんね。
      長崎俊一監督作品で、サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高...
      「何故そこまでお勧めするかが」
      映画で別の何かが掴めるかも知れませんね。
      長崎俊一監督作品で、サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実と言うような方が出られているようです。
      高橋克実しか知らない、、、
      2012/09/19
  • 大人になった今、読んで良かった本だった。魔女修行とは、自分の生きる道を自分で切り拓く力をつける修行。その力を付けた『まい』は素敵な人生を送っていた。嬉しかった。西の魔女からの最後のメッセージに、泣きそうになりながらも笑顔になる描写。姿、形は時間の力で変化させられるが、意思は全てを突き抜ける力がある。そう教えてもらいました。読んでいる最中から自分が変われる本でした。素敵!

  • ラスト3ページ、涙が溢れて止まりません――。
    そんな本の帯に惹かれて買った本。
    帯の言葉なんて、実は全然信じてなかったのに、きっちりラスト3ページで泣いてしまった。

    おばあちゃんの生き方や言葉は、とてもあたたかく強くて。
    心に染みてくる。
    人生は、なかなか思うようには進めないものだけれど、
    意思の力や丁寧な暮らしが、人間の本質というものをつくっていくんだと感じた。

    まだまだ修行の途中だから、うまくはいかなくて当たり前。
    でも昨日よりは今日、今日よりは明日、ちょっと頑張った自分になろう。

  • おばあちゃんがイイなー

    私も「アイノウ」って言ってほしい。
    人間って誰かに理解してもらってるって感じることってとても大切だと最近、思う。

  • 2019.04.28完読

    思春期の頃の自分を思い出しながら、自分におばあちゃんが居たらどんな感じだったんだろうなんて考える、ホッコリとした物語だった。
    どことなく自分に似た感覚や、自分とは違うところに苛立ってしまう感じが楽しくもありました。

  • 久しぶりに読んだ。
    これ、今になって気づくけど、外的な刺激に圧倒されやすかったり、
    一般的には気付かれないような、些細なことを感じ取り過ぎたりして疲れてしまう体質の人たちが、地に足をどっしりと付けて、生きていくための指南書として、うってつけなんだ。
    全身がアンテナのような人たちが、どう生きていけばいいか、教えてくれている。

    決して強くなれ、なんて言わない。「シロクマはハワイで生きる必要はない。」
    でも、それでいながら私たちの魂は、痛みだらけのはずの『この世で』成長をしたがっているのだ。

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著者プロフィール

梨木 香歩(なしき かほ)
1959年、鹿児島県生まれの小説家、児童文学作家、絵本作家。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。映画化もされたこの受賞作が最も著名な代表作となる。
ほかに新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞、『渡りの足跡』で読売文学賞随筆・紀行部門をそれぞれ受賞。
受賞作以外の代表作として、『家守綺譚』、『沼地のある森を抜けて』、『ぐるりのこと』などがある。

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