りかさん (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4438
レビュー : 487
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101253343

感想・レビュー・書評

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  • からくりからくさの前と後のお話
    ミケルの話はヤな感じにどきどき(´`:)

  • 人形が主人公なみに活躍した話だったけど、のんか人形物ってやっぱり怖い。
    ほのぼのとか感動とかとは、程遠い感じでした。

  • 読み始めは
    なんだか暗そうだなあという印象を抱いて
    読み進めていくうちに
    登場人物(登場人形?)の言葉が古めかしくて解読困難に陥り(笑)
    この本はきっと
    「不思議だったけどおもしろくなかった」に分類されるんだろうなって
    漠然と思いながら訪れた中盤から終盤にかけて。
    梨木さんの世界観とメッセージ性に
    ずるずるっと引きずりこまれて憑かれちゃいました。

    リカちゃんが欲しかった主人公ようこに
    おばあちゃんから送られてきたのは日本人形の”りかさん”。
    最初こそ落ち込んだようこですが
    実はりかさん、おしゃべりのできるとても気立てのいい人形で・・・。
    ひな人形やフランス人形などが抱く慕情や遺恨などと真摯に向き合い
    『昇華』というものを肌で感じながら
    ひとりの少女が成長していくファンタジーです。
    おばあちゃんとのやりとりもすごく魅力的。
    あたしは植物や草木染めなどにも興味があるので特に惹かれました。

    女の子は小さい頃に
    お人形遊びをしたほうがいいそうです。
    ひとつの身体に収まりきらない情や想いを
    人形たちが吸収して整えてくれるんだそうですよ。
    ふふ。

  • 271.2010.9.10

  • 梨木香歩さんの 西の魔女が死んだ が好きで読んでみたが。挫折。
    やっぱり私 ファンタジーが好きではないのだと思う。
    雛人形が話出したあたりで進まなくなった。
    また旅に出るときに読みたいなあ。
    図書館で借りていたのでとりあえず返却。

  • ステキな話。この人の話はとてもスピリチュアル。人形がもつ、ちょっとしたおどろおどろしさ、懐かしさ、温かみ。幼い頃に人形に対して抱いていた気持ちを思い出した。子供向けに書かれているけれど実は大人のための童話な気がする。それぐらい深〜い話。続編のミケルの庭は、自分の子供のことを思って正直読み進めるのが辛かったけれど、最後には希望があり心が落ち着いた。幼児の視点で描かれた不思議な文体。梨木さんのお話はいつも、「祈り」を感じさせる。この話を読んでいて、特にそう思った。

  • 全く僕が住んでる世界とは違うけど、こういう世界で生きてる人もいるんだなと新鮮です。大人の少女マンガというか。

  • Amazonの評価が高かったので読んでみたのですが、うーん・・・
    どちらの話も全く心に残りませんでした。
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    ■ りかさん
    ストーリーに抑揚がなく、やたらと説教臭い。
    ■ ミケルの庭
    下らないママゴト話。

  • 「彼女」と一緒なら、きっと大丈夫。書下ろし「ミケルの庭」併録。

    リカちゃんが欲しいと頼んだようこに、おばあちゃんから贈られたのは黒髪の市松人形で、名前がりか。こんなはずじゃ。確かに。だってこの人形、人と心を通わせる術を持っていたのだ。りかさんに導かれたようこが、古い人形たちの心を見つめ、かつての持ち主たちの思いに触れた時……。成長したようことその仲間たちの、愛と憎しみと「母性」をめぐる書下ろし「ミケルの庭」併録。

  • 「からくりからくさ」の番外編。主人公の幼いときの話と、本編の1年後くらいの話。読めば、本編をさらに深く味わえる内容になっています。
    ときどき読み返すように、購入しようかな。「裏庭」もそうですが、淡いグリーンを基調にした表紙も、魅力です。

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著者プロフィール

梨木 香歩(なしき かほ)
1959年、鹿児島県生まれの小説家、児童文学作家、絵本作家。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。映画化もされたこの受賞作が最も著名な代表作となる。
ほかに新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞、『渡りの足跡』で読売文学賞随筆・紀行部門をそれぞれ受賞。
受賞作以外の代表作として、『家守綺譚』、『沼地のある森を抜けて』、『ぐるりのこと』などがある。

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