りかさん (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4426
レビュー : 487
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101253343

感想・レビュー・書評

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  • 人形「りかさん」と、持ち主ようこと、おばあちゃんと、周りの人形と。
    はっきりすっきり、というよりは、少し曖昧というか読者に委ねる部分もある、そんな話でした。
    梨木さんは初でした。あまり合わないかも?

    処世術というか、指針にしたい言葉がいくつもありました。

  • 対象をどのくらいの年齢に設定してるんだろうなあ、これ。
    あまりに幼稚でまったく入り込めなかった。
    が、最後半あたりは結構「文学」って感じだったし、ターゲットが不明。

  • 最初読み始めたとき、めっちゃおもしろいわこれーと思ったけど
    人形の話が入り込めなくて結果的に普通。
    でも、おばあちゃんと孫の関係とか
    なんか素敵でほっこりした。
    こんなおもしろい題材なのにもうちょっとおもしろくできたやろー!と思う
    どこをどうしたらとか、具体的には分からんけど。笑

  • リカちゃん人形がほしかった女の子にプレゼントされた、しゃべる日本人形りかさん。
    人形たちの秘密を、苦悩を救っていくようなお話。
    人形好きにはたまらない、のかな?

  • 出だしが、最高。
    リカちゃん人形だと思って開けたら真っ黒な髪の市松人形が登場したら、ものすごい衝撃だろう。トラウマになりそうだ。
    途中、テンポが早すぎて世界観についていけないところがあった。映像だったら分かりやすいかもしれない。
    この本だけだとなんだか消化不良で終わるが、からくりからくさの伏線を張っていると考えると、悪くない。
    りかさんのお世話を通して、他者を慈しむ気持ちが芽生えるというのは、とても素敵だと思った。

  • 「リカちゃん」人形が欲しかったようこにおばあちゃんが贈ってきたのは、「りかさん」という名の市松人形。

    かなりベタな入り方である。

    しかもその「りかさん」、人間と喋るわ、他の人形の悩み事を解決するわの大活躍。

    おばあちゃんの知恵を借りながら、少女が成長していく過程は、
    “西の魔女が死んだ”のエッセンスを感じる。

  • 『ようこは自分の部屋に戻り、箱を見た。お人形のおいてあった下には、着替えが幾組かたたんであり、さらにその下のほうにもう一つ、箱のようなものが入っている。開けると、和紙にくるまれた、小さな食器がいくつか、出てきた。「説明書」と書かれた封筒も出てきた。中には便せんに、おばあちゃんの字で、つぎのようなことが書いてあった。『ようこちゃん、りかは縁あって、ようこちゃんにもらわれることになりました。りかは、元の持ち主の私がいうのもなんですが、とてもいいお人形です。それはりかの今までの持ち主たちが、りかを大事に慈しんできたからです。ようこちゃんにも、りかを幸せにしてあげる責任があります。』…人形を幸せにする?…どういうことだろう、ってようこは思った。どういうふうに?梨木香歩・最新ファンタジー。』

  • 人形が話しをする。一見ファンタジーのようだか、そうじゃない。
    りかさんを通して知った人形たちの思い。人形たちの前のご主人のこと。
    ビクトールとスーザン。アビゲイルと比佐子。重たくて悲しくてやせない話。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-47.html

  • 積書だったけど、ようやく読み終わった。
    とりあえず、人形がくっちゃべる話。

  • 教訓的な怪異譚。児童文学。

著者プロフィール

梨木 香歩(なしき かほ)
1959年、鹿児島県生まれの小説家、児童文学作家、絵本作家。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。映画化もされたこの受賞作が最も著名な代表作となる。
ほかに新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞、『渡りの足跡』で読売文学賞随筆・紀行部門をそれぞれ受賞。
受賞作以外の代表作として、『家守綺譚』、『沼地のある森を抜けて』、『ぐるりのこと』などがある。

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