沼地のある森を抜けて (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1943
レビュー : 231
  • Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101253398

感想・レビュー・書評

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  • 代々伝わるぬか床、という設定に記憶がある。割りと好きな作家でもあるし、読んだような気がするなー…と思いつつ、最後までストーリーは思い出せなかった。ここまで忘れるなんて、我ながら、読み方いい加減過ぎだと反省。
    負け犬アラフォーは、主人公に共感できる部分多い。カッサンドラのいやらしさも秀逸。

  • 糠床から湧き出た生命体というのがインパクト大。

    梨木さんらしい一冊。

  • 呻くぬかどこから始まる生命の物語。

    ぬかどこが卵を産んで、その卵から不思議な人物が生まれるところまではワクワクなのだが、途中で読む力が尽きそうになるくらい、壮大。

    気力と体力のあるときに読むべきだったな~
    梨木さんの世界観はとても好きなのだけれど、圧倒されてしまって。。

  • 先祖代々のぬか床から卵が出来、人が出てくる…ファンタジーともホラーとも哲学とも言える内容。最初はファンタジーホラーでどんどん読み進められたのだけど、途中から菌とか有性生殖、宗教というか科学的でもないし、哲学?みたいなよく理解できない内容だった。個人的に結末がはっきりせず、だから何?という感想。梨木さんとは相性が悪いみたいです;

  • 梨木さんの本だなぁとしみじみ思った1冊。
    でも菌類の話はついていけなかった(笑)
    ぬか床が一体何なのか、主人公の一族はなんなのか、は最後まで明確にされていないからこその読後感。
    家守奇譚もう一回読みたくなった。
    どこに仕舞ったけかな。

  • 220ページで断念。
    間違いなく話は面白いと思うが、タラタラタラタラ人と人が会話する場面が多く、私には文章を受け入れられなかった。文字を目で追うだけで、なかなか楽しんでは読めず...残念です。

  • およそそういうことを信じそうにない主人公が
    糠床の不思議を受け入れる妙。
    凄い設定なのにわたしも釣られて受け入れてしまう。

  • 壮大

  • ぬか床の管理を押し付けられる主人公。
    現実的なお話かと思えば、そのぬか床から何やら生まれ出てきて、いきなりホラーな要素が出てきたり。ホラーと言っていいのか?そこまで怖いお話ではありませんが。

    お話が進むにつれて、「ぬか床」からイメージされるのほほんとした生活感から、菌類だ微生物だといった専門的な話に変わって行き、また、生命の誕生だとか、今まで生きて死んでいった人たちの魂だとか、予想もつかないところまで、ぐんぐん世界が広がって、頭がなかなか追いつきません。
    でも、専門知識も何もないけど、それらが一体どこに行きつくのか、気になって最後まで読んでしまいました。

    途中でちょいちょいと挟まれたファンタジックなお話も、不思議な雰囲気があって、気に入りました。

  • 作者の発想力に脱帽。生命の起源、成立について、こんな考え方、表現ができる方がいることに驚きです。様々な知識を持ちながら、『オリジナル』な考えをもてる作者をただただすごいと思いました。男性、女性をやめる、と言う生き方の提示にも考えさせられました。でも、私には難解な部分もあるため、★4つで。また、読み返したいおすすめ本です(*^_^*)

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著者プロフィール

梨木 香歩(なしき かほ)
1959年、鹿児島県生まれの小説家、児童文学作家、絵本作家。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。映画化もされたこの受賞作が最も著名な代表作となる。
ほかに新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞、『渡りの足跡』で読売文学賞随筆・紀行部門をそれぞれ受賞。
受賞作以外の代表作として、『家守綺譚』、『沼地のある森を抜けて』、『ぐるりのこと』などがある。

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