- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101254289
作品紹介・あらすじ
痛恨のインド眼鏡〜謎の宮沢りえ思春膏〜闇鍋ならぬ闇天丼〜ディズニーグッズに「可愛いーッ」連発の女の子にへそを曲げ〜台北ではおばさんパワーに圧倒されて一万円の漢方薬を買わされた。気まぐれで購入したTVゲームソフトにハマり自己嫌悪に陥ったかと思えば、アチチ〜、オイル・ライターで指先を燃やすアクシデントに見舞われる…。爆笑秘話満載の買い物エッセイ大売出し。
感想・レビュー・書評
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読書録「買った買った買った」3
著者 原田宗典
出版 新潮社
p184より引用
“人間にとって食物というのは、すごくナイーブなものなのであ
る。一粒にステーキ一枚分の栄養を含んだカプセルを飲んでも、
何だか満足できない宇宙飛行士の気分ー誰にでも想像できるでし
ょう?”
コピーライター、エッセイスト、小説家、劇作家と多方面で活
躍する著者による、自らの買い物遍歴を記したエッセイ集。
夜食用エビグラタンから海外のお土産まで、面白おかしく書か
れています。
上記の引用は、特定の栄養が強化された食品について書かれた
一文。見た目、匂い、味、噛みごたえ、舌触りなど、あらゆる感
覚を使ってこその食事なのではないでしょうか。そんな贅沢を言
っていられず、総合栄養カプセルと水だけで生きなければならな
い時代が来たとしたら、内臓が退化して結局滅びてしまうような
気がします。
今でも簡単に手に入るモノについては、著者の体験を追いかけ
ることが出来るのですが、入手が難しいものの話を読むと、物欲
に悶々と悩まされるかもしれません。
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とても読みやすかったです。
本の中の「買った」ものがほしくなるわけではなかった! -
電車の向かい側に座っている小学生の男の子がこの本を読んで爆笑しています。そ、そんなに面白いの?!てくらいに。気になる。
わたしも今度読んでみよっと。 -
原田氏のエッセイは面白いんだけども少しもったりする。
B級グルメ的な。 -
1999年3月30日読了。
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「こんなものを買った」の続編。
前の「買った」に比べると、強烈なものが少ないかも。
あと後半は「買った感」があまり無かった。
それでも面白いのがハラダのすごいところ。 -
原田さんの本はやっぱり初期のエッセイが好き。
これは本屋でぱらぱらめくって思わず噴き出した覚えが…
原田さんや仲間たちのやりとりもなんだかほほえましく感じます。 -
09.12.31
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今まで買ったものについて語られたエッセイ。
肩が凝らずに気楽に読めるし、1節1節短いので睡眠のお供に丁度良かった。
後に残るわけではないが、途中「ふっ」と笑いたくなるような話も多く、ある意味脱力系かな??(笑) -
なるほどね〜。