旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784101255194

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  • 旧約聖書を理解するにはいくつかの道筋がある。初心者向きはアブラハム事績から辿ってゆくことだろう。
    アブラハムの子がイサク、イサクの子がヤコブ。ヤコブの子がヨセフ。
    それでは胸いっぱいに空気を吸い込み「アイヤー、ヨッ」と彼らの頭文字を叫んで旧約聖書山を登ってゆこうではないか。

    …というような書き出しで始まり、最後までこの調子(笑)
    西洋文化や芸術、現在の世界情勢をある程度理解するためには、聖書が分からないと難しい。とりあえずちょっとずつ。
    阿刀田高は中高生の頃結構読んでいて、この「知っていますか」シリーズも読んでいた。
    しかし改めて読んでも面白くてわかりやすい。
    聖書の流れを分かり易く解説し、現在にも通じる人間心理を読み取ってゆく。
    聖書の話を「なんか昔の超人が行ったすごいお話で、現代の自分とは関係ない」と受け取ってしまうとつまらない。「現代だとストレス過労死だな」「彼はノンキャリアから若くして抜擢された遣り手社員だな」などと考えると十分身近に感じる。

    神は依怙贔屓であり、理由を求めてはいけない。神は“在って、在り続ける者”であり、絶対的に存在して名前さえ聞いてよいものではない。人間の為したことは人間の意思と力のみでなく神様のお陰で成し遂げることができたのだ。
    旧約聖書とは「古い約束」であり、ユダヤ教、イスラム教にとっては旧約を付けずにただ「聖書」と呼ばれる。
    新約聖書はイエスの福音を伝えるもの。

    以下自分メモでとにかく長いです。。

    ❐アブラハム
    まずはアブラハム。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、世界三大宗教の開祖。
    ある日アブラハムは“唯一絶対神”のお告げを聞き、「約束の地カナン」を目指す。
    アブラハムと異教徒ハガルとの間に生まれた子供がイシュマイル。アラブ人開祖でマホメッドの祖先となった。
    正妻サラが生んだ7人の子供、長男がイサクで、サラの死後の後妻が6人の弟たちが生まれている。
    キャンプファイアーの「アブラハムには七人の子♪一人はノッポであとはチビ♪」…の、ノッポが長男イサク、ず~~っと年下の六人の弟がチビたち、という意味だったのか(笑)

    アブアハム時代の有名エピソードが「罪の町ソドムとゴモラ崩壊」「塩の柱となったロトの妻」「割礼の始まり」「イサク生贄未遂」など。

    ❐イサク→ヤコブ
    イサクの時代はあまり波乱万丈はない。子供の頃生贄にされかけたんだからもう良いか(笑)
    イサクの息子が、荒々しいエサウと、思索的なヤコブ。
    ヤコブがうまく立ち回りイサクの跡継ぎとなった。
    家族制度の強いこの時代、誰が相続するかは神の意思であり重要ごとだったのだ。

    ヤコブは親戚の姉妹、レアとラケルを娶る。
    ヤコブは妻たち(レアとラケルの他にも数人)との間に男児12人を設け、彼らが イスラエル十二部族の開祖となる。
    そんなヤコブの元に神が現れる。そしてヤコブは「神と戦って不屈なる者」という意味の“イスラエル”と改名する。
    なお、ヤコブの兄エサウは、長男でありながら長子権を失ったわけだが、彼は草原を駆け巡る方が性に合っている…と、ヤコブとあっさり和解。聖書には争う兄弟やら皆殺しやらの話は沢山あるが、エサウの場合は財産も権力も必要ない自分の生き方を(かなりヤクザで乱暴な生き方なので周りは相当迷惑したと思うが)手に入れたので、適材適所がうまく利いた稀有な例だろう。

    ❐ヨセフ
    イスラエル(旧ヤコブ)の息子たちの中でも知恵が回ったのはヨセフ。幼い頃から機転も口も回る生意気小僧で、長じてはエジプトの王の側近となり政治的にも力を発揮する。
    スッタモンダの末、ヨセフの一族(父イスラエルと兄弟たち)はエジプトで暮らすことになる。
    カナンは「神から与えられた約束の地」だが、エジプト移住については「それも良かろう。いつか時が来たらお前たちをカナンに呼び戻そう」ということで許可を出したらしい。
    そう、何かというと「神の御神託」を戴き、その御神託がどんなに理不尽でも依怙贔屓でも、人間はただただ神を信じて従うのが彼らの生き方だ。

    ❐モーセ
    ヤコブの四代あとに生まれたのがモーセ。
    このころイスラエル人はエジプト王から迫害されていた。
    そんななかで、モーセは本当はイスラエル人だが諸事情により身元を隠しエジプト王宮で成長していた。
    ある日モーセの前に神が顕われて告げる「イスラエル人の苦しみの声を聞いた。おまえはイスラエル人をエジプトから救いだし、約束の土地カナンへ行け」この後は有名な「モーセの出エジプト」になる。多くの奇跡、多くの厄災、長年の放浪、「十戒」を受け取ったり、海を割ったり。
    カナンに入る前にモーセは死ぬ。
    阿刀田高が参考文献的にあげている、チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー共演映画は見ましたよ。モーセが手を挙げる紅海が割れ、イスラエル人が海を渡ると海が戻りエジプト王の軍隊が飲まれてゆく…まさに大スペクタル映画。

    ❐ヨシュア
    モーセの後を継いだのはヨシュア。指導力も、戦いも、知能も、宣伝も、人心盛り上げ方も、かなり遣り手。
    有名エピソード「エリコ(ジェリコ)の壁の崩壊」はこの時ですね。
    まあ彼の指導により、イスラエル人はカナンの地に入る。

    旧約聖書はあくまでもイスラエル人の神だから「カナンは神から与えられた土地だから、自分たちに所有権はある!」としているが、しかしヤコブの時代から100年は経て、カナンにはすでに別民族が住んでいる。
    結局このころからの争いが、現代中東戦争にいまだに続いている。

    ❐士師たち
    聖書では、モーセとヨシュアによりイスラエル人がカナンに戻った後は、「士師記」の記述に入る。
    士師とは裁判官みたいなもので、大衆の指導に当たった人たち。
    イスラエル人が神への敬いを忘れると、神からの罰が当たり、イスラエル人は気持ちを引き締める、それを伝えるのが士師。
    有名なのが「サムソンとデリラ」のサムソン。
    「サムソンとデリラ」はオペラでの曲が有名ですね。昔映画でも見たような気がする。聖書の中でも数ページのエピソードがオペラや映画になるのはやはり美女で悪女のデリラが映画で映えるからだろうか(笑)

    ❐サウル王→ダビデ王→ソロモン王
    また年月が経ち、イスラエルには「王」が必要となった。
    預言により選ばれたイスラエル最初の王はサウル。最初は戦いで力を発揮したが、徐々に権力と疑心に溺れる。
    次に王に選ばれたのはかのダビデ王。
    ダビデを主題とした美術品いろいろあり。
     シャガールは、サウルからダビデの流れを連作で描いていた。
     ミケランジェロが彫ったのは巨人ゴリアテに石打を持って挑むダビデの銅像。
     巨人ゴリアテの首を持つダビデは、ルーベンス、カラヴァッジョを始めとして多くの画家たちが描いてきた。

    ダビデ王は施政としても人心は悪としても特出していたようだ。しかしその人生は栄光もあったが犠牲も多かった。多くの息子たちのうち、跡を継いだのはソロモン。彼も知力体力に優れ統率力があり経済力を持ち近隣諸国との交易も盛んに広げて神の加護もあり…。
    有名エピソードは「ソロモン王の指輪」(動物と話ができるというのは誤訳)、「シバの女王」など。

    ❐イスラエル分裂
    しかしソロモン王の後、イスラエルは乱れる。
    ヤコブの十二人の息子たちを開祖とする、イスラエル十二部族も分裂する。
    イスラエルの南側は、エルサレムを首都としたユダ族の土地。北イスラエル王国の首都サマリアは他の部族たちの土地。
    しかし強大な勢力を持つ周辺諸国に常に脅かされ、北イスラエルは完全に陥落して歴史から消え、南イスラエルはバビロニアに攻められ崩壊する。大勢のイスラエル人がバビロンにつれていかれたのが「バビロン捕囚」であり、この五十年後にいったんは帰国を許されたが、結局イスラエル人の土地は分裂を繰り返して完全に拠り所となる国を失ってしまう。
    聖書のサブエピソード的な「黙示録」ではこの「バビロン捕囚」の恨みを晴らすがごとき記述がある。イスラエル人にとってはまさに忘れられない酷い歴史だったのだろう。

    再びイスラエル人が国を持ったのは、1948年のイスラエル国建設。ほとんど二千年の間、イスラエル人は各地に散らばらざるを得なかった。
    中東紛争は「ここはイスラエル人が神に与えられた国」という主張と、「それは二千年前の話であって今はアラブの領土だ」という主張のぶつかり合い。

    ❐実存主義と神
    ここで聖書の始まり「天地創造」に話は戻る。
    神が天地、生命を作った。人間も、モラルも、社会の掟も、全て神が創った。人間とは神の意思により神の意思を実現するためにこの世に存在したものだ。
    しかし最初に逆らったのが「知恵の木」を勝手に食べたことで、「失楽園」となる。

    さて、ここでサルトルの「実存主義」が語られる。(実存主義とは何かとは初めて読んだので間違えていたらゴメンナサイ)
    何のためにあるかの本質、定義が先に決まり、その後に作られて存在している。という「本質主義」に対して、
    「人間とは、個人が偶然にこの世に存在し、その本質や定義は人間自らによって選ばれ決定している→人間においては実存が本質に役立つ」としたのが実存主義。ある意味神に逆らっている。
    宗教という物の多くは「人間はこういう物で、こうならなければならない」という思想の出発で、
    それに対して「もともとの本質は関係ない。人源が選んでゆくものだ」とした実存主義は、当時には営利で斬新で挑戦的な主張だったのだ…

    この後は、カインとアベル→ノアの方舟→バベルの塔へと旧約聖書の話を辿ってゆく。

    ❐逃亡者ヨナ
    神のお告げを嫌がって逃げ出したヨナは、大魚に呑みこまれて神からは逃げ出せないと知り、結局そのお告げに従うことにした、というお話。

    ❐試されたヨブ
    敬虔に神を信じるヨブに対して、神と悪魔が「ヨブからすべてを奪ってもそれでもまだ信心を捨てないのか?」を実験することに。
    財産、家族、健康、全てを喪い、友人と思っていた人たちから「このような目に合うのは君に信心が足りないのだろう」と責められるヨブ。このヨブ記では、神への信心とは何か!というやり取りがメインと言うことらしい。
    さて、ヨブはそれでも神への敬意を持ち続けたために、喪ったと同じ数の家族、財産をまた与えられる。
    …現代感覚からすると、「息子のA君、B君、C君を殺しちゃったけど、代わりにD君、E君、F君が生まれたからいいよね」と言われても、死んだABCという個人はどうなるんだ…と思うんだけど、
    この当時の「失って当たり前」であり死ぬことが身近であった頃ならば「神が与えてくれた運命は人間が選べない。ただただ存在に感謝。与えてくださったものに感謝」として納得するのか。。

    ❐預言者
    旧約聖書に当たっての「預言者」は、神の言葉を預かって伝える者。

  • 著者の少し口が悪いところが私好みで、読みやすい。今までほぼ全く知らなかった旧約聖書について、基礎の基礎程度の知識は得られたと思う。出てくる人物が100歳を優に超える点や、なぜそのように判断し、行動したのか等、著者の解説がなければ予測もつかないことばかりだ。特に面白かったのは、旧約聖書に出てくる初期の者たちは、なにかまずいことが起こるたびに、嫁探しや訓練のため等もっともらしい理由を付けて別の土地へ逃げるという点。旧約聖書と新約聖書はまったく異なる物であるということも知ることができて、旧約聖書についてさらに勉強したいと思えた。

  • これは面白かった
    教養として読もうと思って読み出したので、「面白い」をあまり期待していなかったことも正直あったからそのギャップのせいもあるだろうけど
    エッセイ的な小話をはさみながら物語として旧約聖書を読めました

    ギリシア神話を知っていますかを先に読んだけど、それよりも読みやすく面白かったです
    新約聖書の方も読みます

  • 2015.8.26旧約聖書に書かれていることをダイジェストにまとめたエッセイ。前半は旧約聖書の歴史的部分、カナンを目指したアブラハム、その息子で殺されかけたイサク、またその息子で兄とトラブったヤコブ、またその息子でエジプトにとばされエジプトで偉くなったヨセフ、海を割ってエジプトから脱したモーセ、その片腕であり、アブラハムからの念願のカナン入りを果たしたヨシュア、イスラエルの国の王となるダビデ、その息子でありイスラエル全盛期の王となるソロモンについて。後半は神話的部分で、神の生んだ初めての人間であるアダムとイブ、その息子兄妹であり神の愛の贔屓の象徴であるカインとアベル、人類滅亡計画のノアの方舟、神に辿り着こうとしたバベルの塔などについて。そしてあとはイザヤとかダニエルとかバビロン捕囚あたりの預言者の話や、信仰や試練の思想を読み取れるヨブの話、神に逆らい嵐にあうヨナ、日本の古事記でいうスサノヲ的な匂いを感じるサムソンなど、様々な説話が解説されている。エピローグでこの旧約聖書の構造がするめに似てるというのは何ともわかりやすいなと思った。聖書は、世界で一番読まれている本ではあるが私には信仰もないし古典で読みづらいしでとにかく取っ付きにくい。でも聖書の世界、一神教を理解することが教養にもなるし西洋文明による近代化のベースでもあるしこの旧約聖書=ユダヤ教の世界とイスラム教の世界の対立は現代のリアルタイムでも起こっていることであり、世界を理解する上で絶対に欠かせない世界観である。興味はある、でも取っ付きにくくて、、、そんな人にはこれ以上に勧められる本はないだろう。わかりやすく、おもしろく、信仰のない小説家の著者が、信仰もなく小説のように聖書の世界を知りたい人のために書いた、聖書物語である。

  • あらゆる意味での西欧の原点「旧約聖書」の世界を、枝葉末節は切り捨てエッセンスのみを抽出して解説している

    今まで離れ小島のようになってた知識がつながった…!
    聖書ってこんなに面白かったんだ

    信仰をもたない著者が解説しているので、フラットな立場で読めて良かった
    もちろん信仰をもつ方が書かれた本を読むことにも意味はあると思うけど

    西欧の文化や中東問題も、聖書の知識があったほうがいいというのは本当にその通りだと思った
    パレスチナ問題の本質も遡るとここまでたどり着くのね

    キリスト教が新約聖書に重きを置いているのに対して
    ユダヤ教は旧約聖書のみを聖典としている(新約を聖典として認めてないので、旧も新もないのだけど)

    ちなみに、旧約聖書は大きく分けて以下のように構成されている

    ☆神話的記述
    天地創造
    アダムとエバ
    アベルとカイン
    ノアの箱舟
    バベルの塔

    ☆歴史的記述(イスラエル最盛期)
    アブラハム
    (→イサク、ヤコブ、モーセ、ヨシュア、ダビデ)
    →ソロモン

    ☆歴史的記述(イスラエル分裂後)と預言書
    北イスラエル王国と南ユダ王国の分裂
    バビロン捕囚
    ヨブ記
    イザヤ書、ダニエル書
    救世主(イエス・キリスト)の到来

  • 読みやすい!!

  • 旧約聖書の構成やそれぞれの物語がわかりやすく描かれている。特に、信仰者ではない観点から説明されているので、スッと入ってきて面白かった。新約聖書やギリシア神話版もぜひ読んでみたい。

  • 旧約聖書の物語を、噛み砕いて軽妙に紹介されている本。作者も言うように、とにかく名前が覚えられなくなる。
    グローバル化が進む中、世界の色々な人とのコミュニケーションを楽しむためには、相手の国のことそして自分の国のことをやはり知っておきたい。
    なかなか名前は覚えられないけど、2回目3回目と必要な時に読み返したい。

  • まんがみたいな本。
    そう思うのは最初の数ページを読んだだけでも
    感じずにはいられない。

    でも、
    非常にわかりやすく書かれた本。



    「アイヤー、ヨッ」
    アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの頭文字


    聖書は新旧2つある。
    旧約はユダヤ教の聖典。タナクとも。

    キリスト教はイエスの福音を伝える
    新約に重きを置くが

    旧約を決して無視せず
    充分な感心を保っている。




    ・アブラハム
    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神。

    ある日、アブラハムは神の啓示を受けて
    妻サラ、甥のロトとその妻子を連れて
    カナンへ行く(現在のイスラエルのあたり)



    ロトたちはソドムで暮らすことになった。


    アブラハムに子どもがいなかったのめ、
    召使いのハガルをサラは差し出し、
    身籠もりイシュマエルを生む。



    一方、
    ソドムの街の乱れようは
    あまりにもひどかった。


    ある日、旅人2人がロトの家を訪れ
    家に迎え入れた。

    男色の町ソドムは旅人を差し出せ
    という人もいたが、
    旅人は自分のことはいいから
    家族を連れて逃げ出すよう言う。

    ところが
    振り向いてはいけないと言われていたのに
    ロトの妻は後ろを見て、たちまち潮の柱に。

    子孫を残すために
    ロトの娘たちは父を酔わせ
    肌を重ねて身籠る。
    それぞれ男の子がうまれ
    モアブ人とアンモン人の祖先になる。



    また、
    サラは神のお告げ通り身籠もり
    イサクを生む。

    アブラハムは神の声を聞いて
    子どもイサクをいけにえにしようとする。

    その直前で
    神に試されたことを知る。

  • 齋藤孝さんの本で、紹介していたので読んでみた。宗教関係のことはほとんど無知に近いので、教養を増やすために読んでみた。
    著者のおやじギャグや体験談などを交えて、フランクに書かれているためとても読みやすかった。登場人物が多いので、混乱することもあり、戻ったりしないといけないところもある。読みやすく書かれているこの本でこそ、そんな風なのであるから、旧約聖書の原書を読むのは相当な労力がいるんだろうなと、思った。
    アダムとイブ、モーセ、ソロモン、バベルの塔など「名前は聞いたことあるが詳しくは知らない」みたいな話しが、こんな話だったんだと知ることができた。これだけでも、教養を少し獲得できたのかなと思う。この著者の、他の知っていますかシリーズも挑戦したいと思う。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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