殺し文句の研究 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2004年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784101255286

感想・レビュー・書評

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  • 著者によるエッセー集。
    特に「花」のある人の「花」について考察が印象的だった。 とびきり絢爛な魅力はいらない、土壁に映える一輪でいいのである。

  • 40代、50代のエッセイ集。時代的には、昭和の終わりから平成の始めくらいでしょう。なかなか今でも読み応えのある部分はある。いい時間を過ごせました。

  • タカシ節ってあるとおもいます。

  • ひさびさに阿刀田さんの本を読んだけど、相変わらず読みやすい。著者四、五十代のときにかかれたエッセイを集めたもの。

  • 殺し文句というより名言集。面白い。

  • 阿刀田氏の本。2004年。ショートショート、エッセイ集である。
    非常に短い話を独特の丸い感覚でまとめている。読んでいるときは面白く心地よい。読後は内容をすっかり忘れてしまう。リラックスに最適。

  • 阿刀田高のエッセーは敷居が低い。気軽に読める。
    だが、その文章は知識の広さと深さ、そして角度をもった視点を持つ者だけが書けるものだ。

    この本は複数のテーマを扱ったエッセー。
    なかでも表題の「殺し文句の研究」は秀逸。
    ボールペンで線を引きながら読むのだが、つぎつぎ飛び出す「殺し文句」の数々に線を引きっぱなしだった。
    いつか使いたい文句や自分では使いこなせない文句が満載。
    また文筆業に憧れている人は「作家の企業秘密」を読んでみて欲しい。
    大いに参考になるのでは?

  • 小説家の生活や事情を綴ったエッセイ。
    表題の“殺し文句”とは、男女間におけるものだけでなくて、広告や小説、映画など、人を惹き付ける文句のこと。文章に関わる方以外でも、興味深く読めると思います。実際に使えるかどうかは別として、とても面白かった!

  • この本で初めてオリジナルの小説も書く作家なんだと知りました。ギリシャ神話とか新約聖書とか旧約聖書とかをわかりやすく小説で紹介する人だとばかり思っていたのに。軽妙な語り口で重くならずに軽ーく読めました。「顔がきらいだ」が面白かった。

  • 学校の図書室で題名に惹かれて、そして何故か自分で購入(借りろよ)ぶっちゃけあんまり内容覚えてないんですが、行方不明で確かめようがないとか……さ、探してきます!取り敢えず覚えてるのは、一番最初の話は自伝っぽかったって所。

  • エッセイ。

    色んなネタが詰まってます。超おもしろかった。笑うところもあれば、神妙に頷いてしまうところもあって。

    阿刀田さんの本読むと毎回話に出てくる本とか、映画とか見たくなるんだよね〜。阿刀田さんは私の読書の幅を広げてくれる数少ない作家さん。感謝感激雨あられ?(笑)

    阿刀田さんのすごいところは、これらのセリフを発展させて、さらにおもしろい味付けをするところ。阿刀田さんって、文学的センスとか詩的な表現とかが巧みなうえ、論理的思考も持ち合わせてる。文理のセンスを兼ね備えてんだよね。

    慧眼鋭いし、物事を多角的にみられるところにいつも感心させられる。

    他には、刀田さんが作品をつくるまでにどういう過程があって、どんなことにヒントを得てるのかっていうネタばらし的な章もあって。「あ〜あれはこうやって出来たのね」って知ることが出来て、もう一回その作品読みたくなっちゃったよ★

    一番好きだった章は、「男と女の物語」の後半部分にある男女の会話。老獪な男も大勢いるけど、概ねやっぱり男より女の方が一枚上手なんだなと思った(笑)すごく心理描写が巧みで、思わず「その通り!!」って心の中で叫んでしまいました(笑)

    阿刀田さんって、エッセイもおもしろいなぁ。

  • お洒落で粋な大人。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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