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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784101255408
作品紹介・あらすじ
銀座の地下を流れる水路で、絵本を読み聞かせる美女に出会った少年の日。あれは全部、夢だったのか? 本を人生の友とする男の芳しき幻想譚(「地下水路の夜」)。死んだ少女に捧げる奇妙な言辞。そのリフレインが巻き起こす摩訶不思議な出来事とは(「朗読者」)。源氏物語、ギリシャ神話、夢十夜。短編の名手が古今東西の名作と共に、あなたを不思議な世界へと誘う。全ての本好きに贈る12の物語。
感想・レビュー・書評
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薬指の秘密が好きでした
信仰は、信じることに一番の意味がある
と感じさせられました
神話や聖書など古くから語り継がれている物語の語り部である著者ならではの短編集でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初読み作家さん。お名前はよく見ていたけれどなかなか手を出すきっかけがなかった作家さんだけれど、ちょうどこの文庫が出たときに本屋さんで今だ!と。
短編集。
不思議な感触の文体に最初はゆっくり舌で味わっていたら、いつのまにかお話が不思議なところまで辿り着いていて、最後の“。”にはっとあたりを見回したら日常にもう帰ってきていて、なんだかきつねに摘ままれたような気持ちになる。というのを繰り返していたような気がする。
二回目がまた面白くなるだろう本なのだろうという気がする。
“たづたづし”“朗読者“”地下水路の夜”“言葉の力”が特に好きだった。 -
文也の心にのこった。
― 本は人間なのだ― (本文)
本は生きている。
常に何かを私に語りかけてくると思っています。 -
アレは夢だったっけ?と考えるような、または、ぼうっとしていて気づいたときのそれまでとか。あるいは、全部体験したこととといえばそれでも通ってしまいそうな、奇妙な読後感。
裏表紙にあった「不思議な世界」には、ストーリーだけでなくこの感覚もおおいに含まれてそう。
現実と、夢や空想のちょうど境目をとろとろと歩いてきたかのようだった。
5つの名前ゲーム、おもしろそうだな。 -
現実と想い出と妄想と往き来するような感覚になる、12の短編集。2018.6.12
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どの短編も、起承転結のハッキリしない、幽玄で淡い色彩のストーリー。
著者プロフィール
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